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EEデンタル こだわり: 2024年11月アーカイブ
歯を長く使う為の基礎治療
- 2024年11月 2日 09:00
- 歯内療法日記 | EEデンタル こだわり
患者さんは40代女性
過去に治療した所が悪くなってしまい、痛みが出たり引いたりしている。
一度きちんと治しておきたいとのこと
レントゲンを撮ると、
多くの歯が治療してあり、銀歯の下の大きな虫歯(骨の辺りまで穴が空いています)
根尖病変など・・・
基本的にこれらの疾患はレントゲンを撮らないと分かりませんが、
このようになった原因ははっきり言ってしまえば、過去の治療の質
歯の治療は難しいのでこうなってしまいがちですが、このような状態になると「再治療が必要です」の繰り返しで抜歯が近づいてきます。
個人的にはですが、歯を失う最大の理由は歯科医師の治療だと思っているので、なるべくなら1回できちんと治療を仕上げた方がいいと思います。
患者さんと話し合い治療をさせてもらいました。
第1小臼歯:歯茎の下に大きな虫歯があり骨の辺りまで顕微鏡下で処理してクラウンに
第2小臼歯:銀歯の下の大きな虫歯を取り神経を保存してレジン充填
第1大臼歯:根管治療+レジンコア+仮歯
第2大臼歯:クラウンの下の虫歯の治療+仮歯
他の歯の治療もさせてもらい1年経過して問題無いのを確認して、仮歯を本歯に替えていきます。
セラミッククラウンSet時 のシェード確認
*写真内に2本セラミッククラウンを入れています。
最終的な治療後のレントゲン
根尖病変はなく、セメントの取り残しもなく、クラウンの適合も問題ありません!
歯の治療は手間と時間をかけないと、すぐに再治療となり歯を失う原因になります。
なるべく1回できちんと治療を終わらせ、毎日の歯磨きで長持ちさせることをお勧めします。
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