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歯内療法日記: 2013年4月アーカイブ

2013 AAEが終わりました。

ホテルの部屋から、サーフポイントが見えます!(〃⌒ー⌒)/
DSC01429.jpg

今年のAAEはCBCTと、再生医療とソーシャルネット対策(患者さんをどう集めるか)が多かったですね。

今年はネタ切れ感が。。。



今年はハワイで行われ、アメリカ本土で学会を行っていないので、今一盛り上がりにかける会でした


特に聞きたいものがない暇な時間、
ソーシャルネット対策のセッションに行きましたが、
アメリカはGoogle検索、FBが多いみたいで、ネットはそこの対策をするべきとのことでした。
(↑全く日本では意味ない。。。  暇だったから興味本位で
(´∀`)

あと、割合は少ないですが、アメリカでもYou Tube見て来院される方がおられるそうです。

EEデンタルでも・・・、


結構いますね

たまに全部見てきたという人もいるのが驚きです
ヾ(-_-;)


個人的には歯内療法の成功率(1960〜2010年までまとめられたセッションが一番おもしろかったです)

結局、顕微鏡、CBCTが出た所で成功率に大きな変化はない。。。
(後、当たり前ですが、どんな基準で統計を取っているのかも非常に大切です)


後、超がっかりしたのが、

CBCTを撮って、根管形態を把握して根管治療を行うと言うライブ治療

前々から思っていたんですが、普通の根管治療でCBCTっているか?


前半1時間講義を聞いて、

後半のライブ治療スタート

DSC01303.jpg
(全て顕微鏡見ながら治療を行う先生みたいでした)
40分経過、まだガッタパチャー取っています。


治療1時間経過、まだまだガッタパチャー取っています。

おいおい、CBCT全然関係ないじゃんかよ!


と言うかもう完全に飽きた!
ヾ(-_-;)


ということで、講義中に夜食べに行く飯屋をiPhoneで検索


1時間15分 目の前ではまだまだまだ、ガッタパチャーと格闘中

よし、ホテル帰ってビールでも飲もう!


まだ、16時前だけど
(*´・ノω・) コソッ

で帰ってきてしまいました(笑)


ホント、日本の先生の方が手先は絶対器用だし、不器用の先生の割合も海外に比べると段違いで少ないはず・・・

なのに治療費は海外の方が数十倍高い!


それと、今回色々なセッションでレントゲンを見て気がついたのは、
・C2はレジン充填が多い
・コアはレジンコアでポストなしが多い(ファイバー入れてあるものもありましたが)

この辺りはどうにかならないんですかね、
もうメタルコアの時代って完全に終りのような気がします
。。。( ̄∠  ̄ )

ほんと、口の中にこれだけ金鉱脈を持っているのは日本ぐらいではないでしょうか
( ̄ω ̄;)

日本も財源がないのですから、わざわざ材料費が高く使わなくてもよい金属使用しなくてもいいと思うのですが。


どうにかならないんでしょうか、
保険のルールを決める偉い人?





DSC01265.jpg
ホテルからの夜景が綺麗でよかったです。
(酔って寝るだけでしたけど
(*´・ノω・)

と言うAAEinハワイ報告でした。


因みにキム教授の外科的歯内療法も去年聞いた話と同じでした。。。
(。 。;)
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第一大臼歯の外科的歯内療法

神経を取った歯が腫れたとのことで、

3年前に私が感染根管処置(再治療)をさせてもらった歯

EEdental Mi.jpg

でしたが。。。

 

赤丸の部分がなかなか治らず1年経過して、

 

また おもいっきり腫れてきました。。。

(感染根管治療の成功率は大体70〜80%ぐらいと言われています)

 

これは外科的歯内療法で治さないと無理だねハァ━(-д-;)━ァ...

 

ということで患者さんを話し合い、外科処置をすることに

EEdental Mi (1).jpg

赤丸の部分の根の先と病変(膿の袋)を除去しました。

青丸の黒い部分が手術によって骨が無くなった所

 

手術から半年後のレントゲン撮影

EEdental Mi (2).jpg

あれから痛み・腫れは全くなく、生活に何の支障もなく食べれるとのこと!

 

だいぶ良い感じで骨が出来てきてくれています!(・ω・)v

 

後半年後の1年予後を見て終了です。

 

 

外科的歯内療法

奥歯の外科的歯内療法は簡単な治療ではないですけど、

最後の最後に歯を残す為に持っておくと非常に心強いオプションの1つです(>∀<)v

 

細菌感染が起こってしまった歯の中の治療には限界あります。

歯をなるべく残したい人は虫歯が神経に達する前までにきちんと治療された方がいいですよ。

 

腫れたり、痛んだりするのは決まって神経を取った歯ですから。

 

また神経を取らないといけなくなってしまった場合は1回目の抜髄処置を誰にしてもらうのかが非常に重要になります。

最初の根の処置で感染してトラブルと抜歯がぐっと近寄ってきますよ=(。・`ω´・。)

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わざわざ愛媛県から1本の根管治療に

気が付くとかなり広範囲に患者さんに来院して頂いており、

開業時には想定していなかったような県からも来院があります。

 

かなり特殊な歯医者であることを実感します(´-ω-`;)ゞ

http://eedental.jp/eeblog/2012/12/2012enn.html

 

土曜は特に、

1人目:広島県

2人目:長野県

3人目:埼玉県

4人目:鹿児島県

5人目:神奈川県

 

何県の歯医者だんだよ!(・д・)σ

 

という状態

 

 

先週もわざわざ飛行機で愛媛県から。。。

H24年 7月に抜髄スタート

なかなか治らず、

H24年 11月に再根管治療

それでも治らずに

H25年 2月に再々根管治療でEEデンタル(わざわざ)来院

 

術前のレントゲン

EEdental Ir (3).jpg

「はぁ〜〜、また水酸化カルシューム押しだしてある。。。」

『根管治療の水酸化カルシュームの使い方』http://eedental.jp/eeblog/2012/12/post-659.html

 

雑誌にも水酸化Ca押しだし続ければ治るみたいなこと書いてあったけど、

水酸化Ca出しても治らないと私は思います。

 

と言うか、この水酸化カルシューム上顎洞に飛び出していないか!?

 

飛び出した水酸化Caが原因であれば、入院して抜歯して大手術ですよヽ(´Д`ヽ) 

(歯1本治す為に大手術。。。) 

 

今回の歯の問題点

・水酸化Caがかなり押しだしてある →どうしようもないので放置(経過観察)

・削りやすい神経管だけ極端に削られている →化学的洗浄中心で根管内を綺麗にする

・削りやすい根の先端が大きく破壊されている →根の先から洗浄液が漏れださないように化学的洗浄

iNPニードルを使用して変法(我流です)で

 

 

治療2回目のレントゲン

EEdental Ir (4).jpg

 上顎洞内にあるであろう水酸化カルシュームが下の方へ移動していますヽ(゚ロ゚;)

 

1回目 2回目

EEdental Ir (5).jpg

 

押しだされた水酸化カルシュームはどうしようもないのです。

 

ただ、幸い痛みは取れていたので、歯の中を洗浄し直して根管充填

EEdental Ir (6).jpg

治療期間1ヶ月 

治療回数2回

 

これから3ヶ月、1年後で経過観察していきます(*`・з・)ノ

 

そもそも原因は元々歯の中にあるのですから、中の問題さえクリアーに出来れば、水酸化Caを歯の外に押しださなくても治るものは治ると思うんですけどね。

 

関連:根管貼薬 FC VS 水酸化カルシューム ⇒ http://eedental.jp/eeblog/2012/03/-vs.html

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2013 AAE(American Association of Endodontists)

AAE inハワイ

 

AAE学会<<波乗り、食べ歩き、観光

 

の割合ですヽ( ´¬`)ノ

 

 

 

上手いロコモコ食べたいですねヽ( ´¬`)ノ

http://www.hawaii-arukikata.com/gourmet/index_b.html

 

波乗りもしたいですねヽ( ´¬`)ノ

http://www7a.biglobe.ne.jp/~hawaiinoumi/sukejyul.html

 

やっぱり、

a 6'8 x 19 18 x 2 34.jpg

この板で行こうかなヽ( ´¬`)ノ

 

 

一応。。。

 

 

アメリカ歯内療法学会

どれ、聞きに行こうかな!?(´-ω-`;)ゞ

プログラム:

http://www.aae.org/uploadedFiles/Continuing_Education/Annual_Session/2013ASProgram_web.pdf

 

今年のAAEはホント聞きたいセッションが少ない。。。

 

でも、

ペン大のキム教授の外科的歯内療法は聞きに行きたいですねΣ(-`Д´-;)

 

 

 

仕事で行ってきます!

m(_ _;)m

 

4月16日〜26日までお休みさせて頂きます。

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なかなか、ええんじゃないですか!?(根管治療後のレジン治療)

根管治療(神経を取る治療)後2年 近く経過しました。

2013 4.jpg 

 

どこを!?

 

 

と思われた方、ありがとうございますm(_ _)m

 

期待通りの反応ですヾ( ´∀`)ノ

  

 

 

 

 

実は、

67.jpg

向かって左の青丸の歯

EEdental Na (1).jpg

向かって右の赤丸の歯

EEdental Na.jpg

 

過去のブログ

「根管治療+レジンは!?」 

http://eedental.jp/eeblog/2011/09/post-355.html

 

青丸の歯

『親知らずの悪影響 抜髄からレジン充填』 

http://eedental.jp/eeblog/2011/06/post-318.html

「MM根(ミドル・メジアル) (抜髄根管)」

http://eedental.jp/eeblog/2011/06/post-300.html

 

 赤丸の歯

http://eedental.jp/eeblog/2011/02/post-255.html

 

 いい感じで保存できています\(>∀<)/

 

 

 ふと思ったのですが、

セラミックってどれだけ本物に似せても全面歯と同じ色調には作れないので、

歯医者なら一発で

「はい、これ人工の歯ね!」

と分ります。

 

このケースも

http://eedental.jp/eeblog/2013/03/post-744.html

前から見ると誰も分りませんが裏側は

真っ白なジルコニアが出ているので直にセラミックの歯だと分ります(´-ω-`;)ゞ

 

 

今回のようにレジンが上手く詰めれたケースって、歯医者でもレントゲンを撮らない限り

「どこを!?」

となりますね(・∀・)

 

 

まぁ、ブログは、

たまたま上手く行ったケース

しか出しませんけどね(笑) 

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