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第一大臼歯の外科的歯内療法

神経を取った歯が腫れたとのことで、

3年前に私が感染根管処置(再治療)をさせてもらった歯

EEdental Mi.jpg

でしたが。。。

 

赤丸の部分がなかなか治らず1年経過して、

 

また おもいっきり腫れてきました。。。

(感染根管治療の成功率は大体70〜80%ぐらいと言われています)

 

これは外科的歯内療法で治さないと無理だねハァ━(-д-;)━ァ...

 

ということで患者さんを話し合い、外科処置をすることに

EEdental Mi (1).jpg

赤丸の部分の根の先と病変(膿の袋)を除去しました。

青丸の黒い部分が手術によって骨が無くなった所

 

手術から半年後のレントゲン撮影

EEdental Mi (2).jpg

あれから痛み・腫れは全くなく、生活に何の支障もなく食べれるとのこと!

 

だいぶ良い感じで骨が出来てきてくれています!(・ω・)v

 

後半年後の1年予後を見て終了です。

 

 

外科的歯内療法

奥歯の外科的歯内療法は簡単な治療ではないですけど、

最後の最後に歯を残す為に持っておくと非常に心強いオプションの1つです(>∀<)v

 

細菌感染が起こってしまった歯の中の治療には限界あります。

歯をなるべく残したい人は虫歯が神経に達する前までにきちんと治療された方がいいですよ。

 

腫れたり、痛んだりするのは決まって神経を取った歯ですから。

 

また神経を取らないといけなくなってしまった場合は1回目の抜髄処置を誰にしてもらうのかが非常に重要になります。

最初の根の処置で感染してトラブルと抜歯がぐっと近寄ってきますよ=(。・`ω´・。)

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