Home> EEデンタル NEWS > | EEデンタル こだわり > 医療と宗教

医療と宗教

EEデンタルブログやYou tubeなどをやっているせいか、

受診の約9割はネット経由での来院患者さんになります。

 

ネットの良い所は自分に合いそうな歯科医院、先生をある程度事前に知ることが出来るという所だと思います。

 

ただ、患者さんの中にはネットで振り回されるケースも見られます。

    

特にネットに力を入れている歯科医院の患者さんにはよく見られる傾向があると感じています。

 

たまにいる患者さんの例が、

病気かもしれない⇒ネット検索を行う

⇒ネガティブな情報に出会い⇒不安になる

更にネガティブ情報を検索⇒更に不安になる

まさに【Google病】

 

そして、最後に宗教に近い医療にたどり着く場合もあります。

 

      

先日、こんな患者さんがおられました。

「先生○○○法って知っています?」

『知りません』

「どう思います!?」

『いや、分からないから・・・』

「私、それで虫歯や根尖病変を治したいんですが」

『その治療をしている先生の所へ受診して話を聞いてもらった方が。。。』

 

夜にネットで【○○○法】を調べてみると

『チャクラって・・・』(-ω-;)ゞ

 

ナルト(漫画)か!ヾ(・ω・;) 

*私には非常に理解しがたいだってばよ!

 

 

ネットで深く情報収集すると、

非科学的なことに書かれているHPに出会い嘘に近い情報に振り回される場合もあります。。。

   

まず、知っておいた方がいいのはネットは嘘も多く書かれています。

正しいことだけが上位検索される訳ではありませんのでね。

*フェイク医療情報です。

   

正しい知識と間違った知識を見分けれなければ、不安だけを拾ってしまいます。

 

また都合のいいキーワードに釣られる場合も

「削らず虫歯が治せる」

「神経を必ず残せる」

「金属を外すと原因不明の問題が解決する」 

「成功率99%」

「咬み合わせから体調不良が治る」

 

 

ホントに!?

 

 

先日テレビで見ましたが、

アフリカのある部族の若者が頭が痛くなりました、

神に伝える祈祷師が火を起こし木の棒で若者の頭をポコスカ殴り痛みを体の外に出す。

 

日本でテレビを見ていれば99.999%の誰もが非科学的に思えます。

  

また、違う日

ある宗教がこの封筒にお布施を行えば花粉症が治る

 

スポークスマンは真顔で「治ります」と答えていました。

 

「医療」と「宗教」は非常に近い場所にあります。

(困った人を救済するというていの不安ビジネス的な。。。)

  

私からすれば先のアフリカの祈祷師も後の宗教も同列であり、私はそれにはすがろうと思いません。

 

何にすがるか!?

 

私は現段階で人類が培った一般的な教科書に従います。

ただし、これも宗教の1つだと思いますし、将来になってある部分は否定される部分も出てきます。

  

私はこれにすがった方が病気を治す為には今の所効率的であると考えるからです。

  

 

そもそもなんですが、歯科治療とは元の歯・感覚には完全に戻せれません。

やっていることは全てリペアで、当面問題なく使える程度にしているものです。

  

例えれば、

「20年乗った20万キロの車を町工場に持って行って新車に戻してくれ!」

 

戻ると思いますか!?

 
「町工場の修理は、とりあえず直しておいたからしばらくこのまま乗っておいて」

が今の平均的な歯科医療だと私は解釈します。

 

当然町工場に上手い・下手は存在しますが、新車に戻すような治療をを求める患者さんが遠くから受診されるもの事実です。

  

 

ネットにどっぷりはまらない方がいいですよ。 

「この先生に任してみようかな」という目的でネット検索してもらって、直接その先生と話し合った方がいいと思います( ・з・)ノ

Index of all entries

Home> EEデンタル NEWS > | EEデンタル こだわり > 医療と宗教

購読
Powerd By

Return to page top