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テトラ系C色は難しい~!

小さい頃にテトラサイクリン系の抗生剤を飲んでいた40代、50代の患者さんは歯の色が白よりの黄色ではなく、グレー、紫ベースの歯の色になります。

  

このテトラ歯の色のバリエーションも多く、難しいケースだと茶色から紫そしてグレーな白に移行する歯の色もあります。

材料メーカーもこのC色の歯の色には対応しておらず色合わせがほぼ不可能です・・・( ̄  ̄;)

 

私も術前時には必ず

「色はまず合わないですからね、虫歯はきちんと取ってきちんとレジンを詰めることはしますので」

と話して治療スタートします。

 

と言ってもいつものレシピを使用する訳ではなく、可能な限り色合わせは行います( ̄ω ̄;)

 

術前⇒術後 

2017 EEdental K (1).jpg

側面

2017 EEdental K (2).jpg

レシピ:

1層目:象牙質は濃いオレンジ色だったので、まずはサービカル色でマスキング

2層目:エナメルはグレークリアー

3層目:ラベンダー(紫)で色付け+XWで白さを出しつつコーティング

 

今ある技術で可能な限り合わせてみました。

自分では綺麗に行った方だと思いますが、C色は難しいです!( ・ω・)ノ

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