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たかが6年 されど6年?

昔治療させて頂いた大阪の患者さんが全顎検査でいらっしゃいました。

2017 EEdental KY.jpg

患者さんの歯ブラシ能力が高く、汚れは殆どなく特にやり代える修復物もありませんでした。

 

実は、嬉しくなるぐらい綺麗に行っているケースです(・ω・)ノ 

 

 

ホント歯科治療は10年トラブルなく経過させるのが難しいと感じます。

今回の患者さんのケースは上手く行き過ぎのケースで、はやり

患者さんがきちんと歯を磨ける

夜間の歯ぎしりがない

というのが修復物を長く維持できるポイントではないかなと感じます。

 

一応私が治療した歯には5年の修復物保障を付けていますが、

大体1割ぐらいは何らかのトラブルが起き再診査・再治療になっている感じがします。

   

ただし、自分ではこの1割という数字はかなりうまく出来ている方かと思います。 

  

 

因みにこんなデーターもあります。

https://www.ha-channel-88.com/kiso/tiryouwosita.html 

レジンの平均使用年数が5.2年であれば5年内で半数以上は再製となるかと思います。

 

5年おきに治療をしていては、40年後には大きな入れ歯をいれていることは間違いありません。

 

歯科治療の宿命でもありますが、「一度削った歯は必ずやり直しの時期が来る」

 

このやり直しの時期を5年後にするのか10年後、15年後にするのかは、きちんと治療した後は患者さんの歯磨き能力に大きく依存していると思います!(・∀・)ノ 

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