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臼歯部レジンの色合わせ

レジンのレシピ(詰めるレジン)の話をさせて頂きましたが、

2023 REZIN.jpg 

スライドは今のレシピになります。

基本4色(ステイン入れると6色)でA系、B計、D系の色に対応できます。 

C系は100%色が合わないです。 

 

私のレジンのベースは高橋先生のプレミスA3.5ベースの+プレミスA1築層というレシピでした。

ただこのレシピ通りに行うとどうしても色がマットになり、高橋先生に会った際に

「あのレシピだとどうしても色がマットになるのでもう少し透明感をだしたいのですが、どうすればいいでしょうか!?」と聞いたのですが、

答えは衝撃の『自分で考えなさい!』でした。(高橋先生にもある程度認められていたので突き放されました。 と思っています)  

   

当時は自分的にレジンブームで医院には買いに買いそろえた100色近いレジンがありました。

この中から高橋先生のコンセプト「2色で色を合わせ」を行うを継承し万能レシピを作る。

  

この当時のメーカーのレシピは、

5色のベース色の中から1色を選び、その色味から上に置くレジンをまた5色の中から選ぶというものが多かったのですが、これまず歯の色を適正に見れる目が必要となります。

つまり歯1本にレジンを詰めるのに、25通りの中から選ぶ必要がありました。(ただし、A系統の色のみに対応)

歯の色を見るに関しては色々やりましたよ、彩色機やステルスフィルターなど歯の色の識別は

  

ただ、性格上そんなメンドクサイこと毎回したくない。

  

決まった2色を使えば、「あら不思議!色合っている!」←ここを目指す!

まず最初に詰めるベース色 象牙質の色は患者さんにより白っぽい黄色~オレンジっぽい色まで様々です。

不均一な象牙質色の遮断を行いベース色の均一化をしよう!

  

こういう時にアナログ世代は過去の経験が生きてくるんですよね!

思い起こすとガンプラ塗装、いきなりガンプラに色をいれるのではなく、最初に下地でサーフェイサーを拭いて下地を作っておくと次の色の発色がよくなるんですよね。

しかも下地の色を一定にできるので、ガンダムのような白いプラスチック、ジムのような青味のある白色、下地のプラスチックの色の違いは考えずにすみます。

 

で、マスキング効果のあるオペークを色々試しマジェスティーLVのOA3に決定!

 

次にこの上におくレジン 当然透明感が出したいのでクリアー系のレジンを持ってくるのですが、

今一しっくりこない、この理由は透明感があり過ぎてしまい周りの残っているエナメル質に合わない。

   

で、プレミスのクリアーを入れてみると、結構良い感じで合う!

プレミスクリアーはクリアーなんですが、クリアーという割には白っぽさもあり透明感が強くなく、そこが良い!

またベタベタ系の扱いにくいレジンの中で唯一凹凸を与えやすいタイプのレジンでした。

 

ステインは高橋先生に教えて頂いた、オークルとブラウンのミックス。 

 

と言うことで2008年ぐらいにはこのレシピでやっていました。

正月休みのお知らせ - EE DENTAL_Blog ←こんな感じ

 

で、ここから数年経つと、やっぱりこのレシピに限界を感じ、もう1色エッセンス的な色を足そうと思い

マジェスティーLVの乳歯色を追加(青島先生も、このレジンの色いいね!と言っていたので興味のある先生は買ってみてください)

世界の青島先生 - EE DENTAL_Blog

  

プレミスクリアー1色では咬合面にここに詰めましたよ感が出てしまい、この理由は本来あるべきの明度の差がなく1色のレジンではやはり歯の色は表現できない。

 

透明感のあるレジンに対し明度の低い白色を持ってくると、あら不思議馴染むんです。

また歯の隆線などの高い部分(山でいう尾根)は明度が低く透明感が弱く見えます。

マットで真っ白の乳歯色を入れることで、勝手に高さの表現まで出来るという代物

お勧めレジン治療 レジンの色の話 - EE DENTAL_Blog

(一時、LVの乳歯色 終売と聞いていた時期もありました) 

と言うことで、レシピの改定を行いました。

  

  

またしばらくすると、「ん~、プレミスクリアーの修正をもっと楽にしたい」

と言うことで、チョイスしたのがマジェステーESのXW この色はプレミスのクリアーに色味が似ており、

プレミス(固形レジン)にもう少し足したい、丸みを付けたいという所にピンポイントで量を追加することが出来るようになりました!

*マジェスティーLVに対し、マジェスティーESの方が後発商品で研磨性も上がっています。

   

で、更に言うと、マジェステーLVの乳歯色、マジェステーESのXW この中間色が欲しい・・・

ということでチョイスしたのがマジェスティーES 乳歯色

(*この色は無くてもいいです。 マニアな先生にはオススメ!) 

  

現在はこのシェードで殆ど対応できています。

前のように彩色機などで歯の色を確認するようなことは一切していません。

理由は、自分の作った味の素のようなレシピ「色の素」が万能だから(笑)

 

 

青島先生にも言われましたが、「プレミス(アメリカ)のクリアーってメチャクチャ昔のレジンだよね!?」

そうなんです、もう発売から20年近く経つ材料なのですが、未だに日本では販売しております。

その前にあった「ポイント4」も良いレジンで使っていたのですが、次のプレミスが出て販売が終わってしまいました。

  

自分でいうのもなんですが、20年前のプレミスクリアーが終売にならずに売れ続ける理由の1つに、講演で言いまくって、興味の出た先生方が購入してくれたという部分もあると思います。(売れないと終売がこの業界の常ですから)

ただ、Keerからが1円も貰っていません(笑)

*Keerにはレジンセミナーはサポートして頂き感謝しております。

 

たぶんKeer(アメリカ)も「何で日本だけ未だにプレミス売れてんの!?」でしょうね。 

 

プレミスクリアーが終売になるとまたレシピ考えなくていけないので、末永く販売を続けて欲しいです。

 

販売が終わったらクラレに同じようなレジン作ってもらおうか!

その際は、クラレさんよろしくお願いしますm(_ _ )m

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