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歯内療法日記: 2013年10月アーカイブ
世界的にも珍しい『根管治療』と『レジン』専門の歯科医院が治療をすると
- 2013年10月 4日 13:55
- 歯内療法日記
たぶん世界的に見ても例のないスタイルの歯科医院だと言われたEEデンタルです(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=H1H9-siYp2g&feature=c4-overview&list=UUQBUKK7Hk605dpm3D9yUYdg
の動画でやった、『小さな穴からの根管治療後にレジン充填』
これを実際の臨床でもするケースがあったので、その一例を
一番奥歯に大きな虫歯が・・・
レントゲンを撮ってみると、ぎりぎりレジンでいけるかな!?という所
で、実際削ってみると、
虫歯を取っている最中に見事に神経が出てきてしまいましたヾ(・_・;)
歯の中のピンク色に見える所が神経部分です。
『歯の神経を残されたい方へ注意事項』
http://eedental.jp/ee_diary/2010/10/post-166.html
でも書きましたが、虫歯が神経に達しているケースは神経の保存を行ってもまず失敗するので
私は神経を取る処置へとスムーズに移行します。
神経を触るなら必ずラバーダムを!( `・з・)ノ
約3.5mmの穴から根管治療
根管充填後
その後、3.5mmの穴にレジン充填を行うと、
元の形に近い修復に!\(>∀<)/
一般的には神経を取った歯には被せ物でという流れなんですが、
私は健康な歯を削るのに抵抗があるので、あえて手間をかけてチマチマこのような治し方をします。
you tubeの動画の最後に出てきますが、
こんな感じで神経を取った後にレジン充填(^ω^ )/'''
治し方というのは色々な方法があります。
セラミッククラウンのように大きく削って、費用がかかる方法を取られるのか
レジン充填のように小さく削って、費用を抑えた方法にするのかは患者さんが決めればいいと思います。
(個人的には大きく削らずきちんと治療する所に技術があるのに、そちらの方が治療費が安いって・・・)
歯科は大きく削るほど費用をたくさん頂くという悪しき文化が(´・ω・`;)
先日の講演後にもある先生に
「先生の歯科医院は2つ専門があるので独自性が出せるね」
と言われましたが・・・、
「両方とも三流なんですけどねぇ~」(笑)
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