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AAE(アメリカ歯内療法学会) 内部吸収
- 2010年4月24日 19:37
- 歯内療法日記
いや、素晴らしい発表でした。
最近聞いた講演の中では最もインパクトを受けた内容でした。
演者のUnii Endal先生もベオネッタ(セガのゲーム)の主人公にそっくりで(笑)
クリアーせずに放置したまま・・・
内部吸収のケース分け、それに対する治療アプローチ
内部吸収に分類があることすら知りませんでした(*´-ω-`)
左からⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度、Ⅳ度
各歯でアプローチは異なるらしいのですが、MTAの出現でかなり治療出来る適応症範囲も増え成績も上がったようです。
また演者の先生はホワイトタイプよりグレータイプのMTAが好きと言っておりました。
ここまで吸収してても治療出来るの!?(内部吸収によってパフォレーションを起こした状態)
というレベルのものを沢山見てきました。
で、そんな歯が20年近く持っているケースも。。。
不思議だ(; ̄д ̄)
内部吸収が大きくて歯に穴が開いていても専門的なアプローチで歯は残せるようです。
大体治療の仕方はイメージ出来ているので今度内部吸収の患者さんが来られたら、トライケースでも治してくれと言われれば喜んでトライさせて頂きます。
半年前ぐらいに来られた内部吸収の患者さんのケース
講演であれだけ凄いケースを見せられ、講演が聞き終わると
残せるような気も。。。^^;
任侠映画見た後のような感じでしょうか┐( ̄ヘ ̄)┌
でも、やはり「内部吸収の原因」までは分っていないようです。
原因は「ミステリアス」だそうです。
ただ、ウォーキングブリーチが原因で起こるという報告はあるそうなのでウォーキングブリーチは避けられた方が良いかと・・( _ _ ).........
つい数年前まで保険適応できたけどねウォーキングブリーチ
後、収穫だったのが、
内部吸収がいきなり出来てしまい、1年で根の殆どが無くなるぐらいスピードが速いケースもあるそうで、2症例出ていましたが、自分の歯がああなると思うと・・・
こ、怖い!!
また外部吸収と内部吸収が重なり起ることも稀にあるそうです。
怖いな内部吸収(・ω・、)
最近、師匠も内部吸収のケースを治療をしたとのことなので、私の歯がもし・・・
その時はお願いしますm(_ _;)m
来週も続くかも。。。
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