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2012年 歯内療法学会

朝4時に起きたのですが・・・

雨が降っていたので、

 

「はい、今日は波乗り止め!」

 

と言うことで朝7:00の新幹線に乗り一路東京へ

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AKBに

 

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いや、ガンダムカフェ

 

 

を素通りで(;´・д・)

 

 

『歯内療法学会』に行ってきました。

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須田教授の話が私的に面白かったです。

・『排膿の為の根管開放は行ってはならない』 Cohen S 2006

 アメリカの先生らしい発言で

・『根尖の形成を小さめにして、垂直加圧がよいとされる』 Whitworth.J

 安心しました、私も今はこう考えていますヾ( ̄∇ ̄=ノ

 

年間の抜髄、感染根管の数もお話になられていましたが、

メモするの忘れたのでネットで調べてみると、

http://www.niph.go.jp/soshiki/koku/oralhealth/juq/jyukyu/docu22/docu22_1.pdf#search='

社会 診療保険データー

平成17年の月あたりの歯科診療行為回数は、抜髄処置73.4 万件、感染根管処置99.2 万件、計172.6 万件であり、年換算すると2,072万件と推計された。治療充足率は87 〜 93%であり、推計上、年間158 〜 312 万本の根尖透過像保有歯が要治療であっても処置されていないことが示された。

*須田教授のH21年のデーターはネットで見つかりませんでした(5分しか調べてないけどね)

 

やっぱり、抜髄処置より感染根管処置の方が多いですね。

日本の根管治療の成功率って(汗)

 

推定50~60%。。。(; ̄д ̄)ハァ↓↓

 

もっと抜髄処置時にを細菌が入らないような配慮をして行えば、感染根管処置の割合ってもっと減ると思うんですが・・・

 

現状:【抜髄⇒失敗⇒感染根管処置⇒失敗⇒感染根管処置⇒失敗⇒抜歯】

 

大臼歯部のラバーダム義務化しちゃって、

【抜髄⇒成功】 の割合が増えれば、

感染根管×2、クラウン×2、抜歯の医療費は必要なくなるので「医療費の削減」が出来ると思うんですよ。

 

その削減出来た医療費は抜髄の費用に半分でも上乗してもらえれば、

・患者さんもハッピー(痛い思いもせず、歯も残り、来院回数も減る)

・歯科医師もハッピー(収入が増える!?  インプラントの先生は減収かも・・・

・国もハッピー(保険医療は国が25%を負担しているので)

良いことずくしなのにねぇ〜q(^-^q) q(^0^)p (p^-^)p

 

 

今回の一番の目的

私の好きな先生の一人の清水先生の治療動画を見ましたが、

「マヂで!」と思うぐらいアグレッシブエンド!

 あんなに根尖を突いて出血させているとは(笑)

 

 講演も非常に面白かったです。

・0.4%ぐらいに近心頬側根が2根見られる

MM根は1%との報告があるが、清水先生の臨床では36%にMM根か見られた。

・湾曲根管では#25以上のハンドファイルではトランスポーテーションを起こしている。

・Ni-Tiファイルでは贅沢品ではなく必需品

・アピカルストップは作らなくて良い

(私もわざわざ作る必要はないと思っています、怒られそうですが「過去の産物」のような・・・)

 

2週前のペン大の先生とエンドの幹は大きくは変らないのですが、枝の部分は多々違う所がありそうな感じでした

ホント、エンドは細かな枝の部分はいくつもに分れ、どの枝が正解なのか・・・

またゴールデンルールはどこにあるのか・・・(= ̄ω ̄=)

 

まぁ、卑怯者の私は各先生の良いとこ取りで、なるべくエラーが少なくなるような臨床をこなして行こうかと(笑) 

 

 清水先生の一番参考になったスライドが(無許可m(_ _)m

 DSC04367.jpg

「THINK OUTSIDE THE BOX」 

なるほど! こう考えればいいのか! 

 

色々勉強になる1日でしたd(ゝc_,・)

 

 

でも、会場で1つショックなことが・・・

波情報見ていたら、今日は結構波良かったみたいなのです。。。Σ( ̄ロ ̄lll)

 

私もよくよく運のない男だな。(byシャア)

 

 

 あっ、でも、その代わりに、昼休みにガンダムカフェ寄って

「マグカップ」買ってきました(≧∇≦)/

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「ザクをシャアに渡さにゃならんのだ」 (byガデム)

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