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2012年12月アーカイブ

1年間ありがとうございました。

__.JPG

パーフェクトチューブに入っていた、まこと君

 

1年の納め日でした。 

 

 

 来年もよろしくお願いしますm(_ _)m 

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今年の休み・・・

今年のEEデンタルのお休み日数139日でした。

2012年の抱負⇒http://eedental.jp/eeblog/2012/01/post-420.html 

多いなぁ〜と思ったのですが、

実際私としては今年もあまり休み無かったな・・・    

sya a.jpg 

 と言うのが感想です。

 

カレンダーを調べてみました。

今年の休みに仕事をした日 ◎講演・セミナーの講師

1月

7日 ◎隠れハンズオンセミナー

15日 石井先生の講演(名古屋)

16日 吉岡先生のセミナー

22日 ホスダル(岐阜)

25日 1歳半健診

2月

5日 歯科研鑽会(東京)

11日 ◎隠れハンズオンセミナー

12日 ホスダル(岐阜)

18日 ◎神戸で勉強会(神戸)

19日 デンタルショ―(名古屋)

3月

8日 3歳児検診

12日 吉岡先生セミナー

18日 ホスダル

20日 GC南先生のハンズオンセミナー

26日 ◎恵那市で講演(発表)

4月

1日 宮下先生&西山先生の講演(東京)

8日 ホスダル(岐阜)

14日 顕微鏡学会(新潟)

15日 顕微鏡学会(新潟)

5月

6日 歯科緊急当番

25日 歯科緊急当番 

26日 ペンエンド(東京)

27日 ペンエンド(東京)

6月

10日  忘れました(東京)

17日 歯内療法学会(東京)

30日 ◎隠れハンズオンセミナー

7月

8日  歯内療法学会支部会(大阪)

14日 ◎隠れハンズオンセミナー

22日 オクダ先生ハンズオンセミナー(東京)

8月

9月

2日 ◎ペントロンハンズオンセミナー(名古屋)

9日 吉岡先生駄目だし症例検討会 (東京)

20日 ブキャナンハンズオンセミナー(横浜)

22日 ブキャナン講演(東京)

10月

7日 宮下・石井先生ジョイント講演(東京)

8日 ◎ワタナベ歯科講演(横浜)

14日 高橋先生講演(名古屋)

21日 ◎顕微鏡についての講演(静岡)

22日 歯科緊急当番

11月

26日 石井先生の歯科医院見学

12月

2日 石川・船戸先生講演(名古屋)

16日 ◎レジンハンズオンセミナー(名古屋)

 

139日-41日=98日

 (ここには書いていませんが、発表の為のスライドを作る為に何日休みを潰したか・・・)

 

今年の抱負

達成できず。。。

 

 

来年こそは・・・

 

来年こそは・・・

ao.jpg

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歯が折れた! 自費レジンによるダイレクトベニア(CR)

どうも全く外傷専門でない歯医者です。

なぜか、当院外傷の患者さんが多いのですが・・・(´-ω-`;)ゞ

 

わざわざ群馬県からの来院して頂いた患者さんにの帰りの口元

http://eedental.jp/eeblog/assets_c/2012/12/EEdental%20ISI%20(5).html

( 先に見たい人だけクリック(^。^))

 

 

今回も外傷で歯が折れそれを接着剤でくっ付けたケースの患者さんなんです、

EEdental ISI.jpg

上の真ん中の歯は出来るだけ左右対称が綺麗に見えるポイントなんですが、

 

真上から見てみると

1a.jpg

左右で歯の軸のズレが存在しています。

この問題をどう解決するか?(ごまかすか?) 

ここがポイントになりそうです( ̄ー ̄;)

 

一度接着剤含め削ってしまいます

EEdental ISI (2).jpg

半分ちょっと歯が残りましたね!

 

治療後(治療時間:2時間) 5シェード

EEdental ISI (3).jpg

  真正面から見て可能な限り左右対称感を出してみました。

 

でも上から見ると実は・・・

3a.jpg

そらぁ〜、歯の位置は矯正しないと左右対称にはなりませんよ(笑)

 

 

EEdental ISI (5).jpg

口を軽く閉じてもらうとこんな感じ、

 

自然感どうでしょう!?(・ω・ )

 

目の錯覚を使っているというか・・・、

前歯の治療頻度ってそこまで多くないですが・・・

なかなか上手く充填できました!

 

次回最終研磨してお終いです( `・з・)ノ

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今年1番の

今年1番の面白落書き!

pika.jpg

みうらじゅん大先生の影響で、

落書きとか、神社の絵馬を見るのが好きになりました(笑)

 

 

人にわたす土産(ミヤゲ)は、

たいてい嫌下物(イヤケモノ)ですしね。

 

最近は少し仏像に興味を持ち始め・・・ (・ω・;)

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大人の虫歯と子供の虫歯の違い

 発表も一段落して久々に時間が取れたのでようつべ用の動画を編集してみました。

小・中・高校生の虫歯は非常に進行が早く、注意が必要です。

今回の動画のように0.1mmの入り口から中に入られ、中でビックリするほど広がっているケースが多々あります。

 

逆に大人の虫歯は子供に比べるとゆっくりなのですが、歯と歯の隙間などの目では判断しにくい場所に虫歯が出来る時が多いです。

http://eedental.jp/eeblog/2012/01/post-423.html

 

 

今回の動画なんとか神経を残すことはできましたが・・・

 

実は反対側も同じような虫歯になっており、そちらは神経まで虫歯が進行してしまった為神経の治療を行いました(> <;)

ただ、まだ高校生ということもあり、神経を取っても大きく削らず足りない部分にレジンを詰めて終わる治療で仕上げました。

どこの歯だか分りますか!?

【術後】

EEdental Mo.jpg

 

 

答え、

写真の右上の赤丸の歯が今回の動画の歯

写真の左上の青丸の歯が虫歯が大きく神経を取った歯

EEdental MO.jpg 

 

術後のレントゲン

CI9.jpg

 

小・中・高校生のお子さんをお持ちのお母さんは気を付けてあげてくださいね

 

因みにEEデンタルは小学生・中学生の治療は行っていませんのでm(_ _;)m

 

乳歯の治療が出来ないので・・・

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年末年始のお知らせと2013年の新規患者さん受け入れ状況

12月27〜1月3日までお休みさせて頂きます。

来年の診療は1月4日午後より診療の方を行います。

 

現在の新規患者さんの予約状況ですが、

新規患者さんのご予約は2013年の3月となっております。

 

また土曜日は遠方の患者さんが多い為、

土曜日希望の初診患者さんは2013年4月以降のご予約となってしまいます。

 

来年は海外の学会(AAE)に出席する予定ですので、

患者さんにご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。

 

 

 

追記:12月26日現在

3月、4月の新規患者さん枠が2〜3人となってしまいました。

今の所、5月以降のご予約はお受けしておりませんのでご了承ください。

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Vortex Blue Rotary Files 「今のボルテックスブルーの勘所」 抜髄根管治療

初めに:追記

最新:2013年版ボルテックスブルーの使い方はこちらを

X-スマートを用いたボルテックスブルー操作(Vortex Blue Rotary Files ) 2013年版 穿通・根管拡大

http://eedental.jp/ee_diary/2013/06/-vortex-blue-rotary-files.html

 

 

 

2012年版

ブログにボルテックスブルー」のことを書いたら4人の先生から問い合わせがあったので今の私なりの考えを

EEdental T.jpg

1、術前

2、ボルテックスブルー形成後

3、正放線投影(正面)

4、遠心投影(横から)

 

神経を取る道具のことをファイルと言い、

K.jpg

こんな感じの色とりどりの道具を『ファイル』と言い根管治療の際に使用します。

(私はレジン治療でも使用していますが・・・)

 

写真は治療した歯の難易度が高く、24本のファイルを使用しました。

この写真だけでだいたい1万3千円。。。

 

ファイルは消耗品で数回〜10回ぐらい使用すると捨ててしまいます。 

(海外の専門医の先生は1回使用して廃棄する先生もおられるとのこと、私が再利用するから「くれ!」とも思ってしまいますが・・・) 

 

このファイルステンレス製のもので100〜250円ぐらいニッケルチタンと言う形状記憶のもので1000〜2000円ぐらいと結構なお値段なのです。

例えば保険の根管治療は2回目以降300円ですから、医院側としては、出来るだけ 少ない本数で治療出来た方がコストもかからずありがたい訳です( ・▽・)

 

患者さんサイドから見ても、できるだけ少ない本数で仕上げれた方が時間もかからずすみます。

 

では写真のように24本使用していたケースが最近は何本になったか!?

 

大体4〜5本!

 

いや、いやそれはないでしょう!

 

いやいやそれが・・・

根管形成に至っては2本で出来ます(^-^)

 

ニッケル・チタン2本+ステンレスのファイル2本で形成ができました。

CI25.jpg 

なかなか良い感じの形成ができました!(一番右の白い部分が削った所)

 

最初

ボルテックスブルー 06テーパー #15

を入れ、入る所まで形成をします。

その後・#08Kファイルを押し込み(*)穿通させます。

*「Kファイル押し込みの法則」ですペントロンセミナーで解説します、

知ってしまえば誰でも簡単に出来きます。   ねぇ、大尉!

 

その後、

・ボルテックスブルー 06テーパー #15

を入れると、あら不思議根の先端まで穿通・拡大が!

 

その後、#15の根尖は拡大不足なので、

ボルテックスブルー 06テーパー #25

で歯の中をもう少し削り、最後にKファイルの#30で根の先の形を整え

 

はい、形成終了〜!( ̄∀ ̄)

(その後、歯の中の洗浄をチマチマ20分近くするんですけどね・・・) 

 

 

第2大臼歯の3根管形成で、大体7〜8分

*太い根管の場合はもう1本ニッケルチタンを使用します。 

 

まぢでラク!°+( ´∀`)b°+

 

本来 ニッケルチタンファイルと言う道具を使用する前には

最初に細いファイルを一度通してから行うというのが大原則でした。

 

ただ、この細いファイルを一度通すと言うのが非常に難しく技術差の出る部分でした。

私は、勤務医時代診療後に毎日1年半近くこの練習を22時過ぎまでしていました。

(やり過ぎて医院のストックしている歯が無くなり怒られたことも・・・)

 

私が今感じているのは、この穿通操作のステップが無くなれば、

歯医者の間の技術差というものは減ってくるのでは?と思います。

 

ただ、ラバーダム(ゴムマスク)、隔壁(歯の補強)、仮封(仮蓋)の方がよっぽど重要なので、これをしての話ですよ(・ω・ )

 

デメリットも確かにあります。

・機械で全てやってしまうので、根管の方向、軸が分らない。(この改善策を探しています)

なので最後の根尖形成のファイルを入れる時にやりずらい!

・大きなレッジがあるような感染根管は、そのレッジをハンドファイルで修正する必要があり、従来型のエンドと同じになる!

(ボルテックスファイルは他のNi-Tiとは違い、簡単にベンディングできるので、ストッパーを付けハンドファイルとして使用することは可能です) 

・細い根管でファイル破折を起こすとファイルの除去がしにくい! 

(04テーパーは細すぎるので危険) 

などが今感じているデメリット部分です(> <;)

 

 

 

先日、オヤジにも、

私:「ボルテックスいいよ! 数本あげるから使ってみたら!?」

その日診療終わりに二人で練習して、

 

数週間後

オヤジ:「もっとくれ!」(゚Д゚ )

 

私:「海外通販で買え! 」(゚Д゚;)

今日なぜか、通販会社のスマイルUSからウインナーの詰め合わせが送られてきました(笑) 

えっ、ブログに書くとお歳暮が貰えるシステムの会社なのかな!?(゚Д゚ ) 

 

 

と言うのが今の私のボルテックスブルーの感覚です。

 

後、トルクと回転数も気を付けてくださいね。

マルテンサイトで滅菌することによりニッケルチタン内に入った歪が少し回復するようなので、理論上は使った度に滅菌をかけた方がファイルは長持ちすると思います

 

GT-Xとは違い、結構削れるファイルなので、ファイルの先端を使わずにファイルのテーパーで根管の上部から形成するイメージの方がいいと思います。

ボルテックスが入らない根管は、通法通りのハンドファイル穿通から

(レントゲンで根管が見えるようなケースはほぼボルテックスだけで穿通可能です 上顎前歯はたぶん90%) 

 

私もいつも新しい道具は手探りなのでしょっちゅう考え方が変わりますので、参考程度にm(_ _;)m 

 http://eedental.jp/eeblog/2012/06/post-545.html

 

今現在のお勧めファイル

*穿通目的の場合は

・#15 テーパー6 長さは21mmと25mmがあればいいと思います。

 

*それとボルテックスで拡大までしたい先生は、

・アソートセット#15〜#40 テーパー6 21mm、25mm

でしょうか。

 

ボルテックスの#15 テーパー6の後にプロテーパーのF1で形成もお勧めですけどね!ヾ(`ゝд・)ゞ2本

 

ブキャナンセミナーで寺内先生に教えて貰ったツールなので、詳しくは寺内先生に聞いて下さい。(無許可)

来年、ボルテックスブルーの開発者のベンジョンソン先生も来年、寺内先生の企画する「日米Endoサミット」で来日されるようなので、詳しくは本人から直接聞いて頂いた方がいいかと思います。

 

 

こんな感じでいいですか磯崎先生!?d(ゝω・`o)

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直接法で行うレジンアンレー

なかなか上手く行きました!(>ω・)ノ 

EEdental anre-.jpg

レシピ:OA3(フロアブル) A1(フロアブル) クリアー(固形)

(バイトも1mm近く上げています)

 

治療時間:1本ほぼ2時間

予定では1時間半で詰める予定だったのですが・・・

 *咬み合わせは上の仮歯で調整を行いました。

 

先週のセミナー前夜祭に遅れてせみません( ノω< )

  508A9247.jpg

写真家:ミロ

 

 
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名古屋 EEデンタル風「レジンハンズオンセミナー」

今年最後の講演&セミナーが終わりました!

(と言っても1カ月後の来年の1月20日にはペントロンのエンドハンズオンセミナーがあるんですけど・・・)

508A9744.jpg

今回はレジンのセミナーでしたが、

ボルテックスブルーってどう!?」と全然レジンと関係ない質問まで(笑) 

 

1日レジンセミナーというのは私自身初めての経験で、まさに手探りでした。

 

欲をいうともう少しハンズオンの時間が欲しかったですね(´-ω-`;)ゞ

(それでも午後の3時間はみっちり練習したんですけど)

DSC05544.jpg

セミナーを受講して頂いた先生は、拡大鏡をルーティンに使用されている先生ばかりで(^ω^ )/

 

今や拡大鏡もレジン充填には必需品ですし、ないと質の高いレジン充填はまず不可能ですね。

微細な段差が存在した時点で着色・変色の元になるので、段差回避の為にも拡大して見るというのは非常に大切な部分になりますね。

 

今回お話させてもらった

『ドロップテクニック』で簡単に段差はほぼゼロにすること出来ますけど、

段差を見つけ埋めることはまずは拡大して見えることが大切になりますね( ^З^)ノ

 

とは書くものの

 

私は過去受けたレジンセミナーで拡大鏡使用したことないです(((゙◇゙)))

レジンを教えてもらった高橋先生のセミナーでも、

私:「先生、拡大鏡持ってきてないです」

高橋先生:「あぁ、井野先生は顕微鏡でレジン充填やってんでしょ!? じゃあなしでいいよ」

と受講生の中で唯一裸眼でセミナーを受けたりと(p・Д・;)

 

 

今回、1級レジン充填のセミナーをさせて頂きましたが、

どの先生も抜去歯であと3本ぐらいすれば直に口腔内で同じことは出来ると思います。

そのぐらい皆さん上手でしたm(_ _)m

 

特にびっくりしたのが、畑田先生

これまでレジン充填はあまり奥歯ではしなかったとのことですが、出来あがったものを見るとかなり上手でした。

やはり、歯の解剖(形)を熟知している先生はレジンを天然歯にマネるのは上手ですね!

是非とも今日の親知らずで、親知らずのレジン充填を出して頂きたいと(v^ー°)

 

 

今回色々レジンの私なりの勘所をお話させて頂きましたが、たぶん1年後には違う、勘所・テクニックの話をすると思いますm(_ _;)m

(今の所、次回のレジンハンズオンの予定はありません)  

 

それと、

http://news.kensankai.com/result/328.html

 

>第二弾・前歯編はどうなるかは、未定です。

 

前歯はやんないよ!o( ̄Д ̄o)

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初めてのインプラント除去手術

この度初めてインプラントの除去手術をしました(p・Д・;)

inpuranto (1).jpg

一番右のネジ様のもの

その昔は、インプラントと天然歯をつないでもOKということだったんですが、

これをすると天然歯が駄目になるので今はインプラントと天然歯はつなげないことになっています。

 

レントゲンのケースは15年前の基準で治療されており・・・

案の定、手前の歯はインプラントの影響を受けかなり揺れが出てしまっています(⌒_⌒;

 

歯科の基準、特に新しい技術の治療分野は、

1年前までよかったものが、翌年には否定されることもあります。 

 

 

壮絶な手術の元に取れたインプラント

inpuranto.jpg

 

 

嘘ですm(_ _;)m

 

反時計回りにクルクルしたら簡単に取れました。

 

今のインプラントはチタンの金属のネジなんですが、

これは何故か透明?

 

一時期あったサファイヤタイプのインプラントかな!?( ̄ω ̄A)

 

 

インプラントもいいんですが、まずは天然の歯の根管治療をきちんとやろうよ!

というのがレントゲンを見ての私の感想ですΣ(´Д`;)

CI44.jpg

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続:大きな膿の袋でも根管治療で治す!

以前ブログで書いた患者さん

http://eedental.jp/ee_diary/2011/12/post-418.html

神経管に達するほど大きな病変があったのですが・・・

 

今日が、1年予後の日でした。

EEdental has.jpg

かなり骨が出来てくれて、あれだけ大きかった病変も

 

「えっ、どこにあったの!?」(p・Д・;)

 

と言う所まで治ってくれました。

(クラウンは私は入れていません)

 

今現在痛み・腫れもなく順調に経過しています。

 

歯を残すのが「歯内療法専門医」の仕事ですから!ヽ(・∀・)ノ

 

 

 

でも、内心このケースは病変の大きさと位置に「マヂでか!」と思ってしまった1ケースでした(´-ω-`;)ゞ

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おつかれ山

EEdental a.jpg

スライド作成中!

 

残り4日

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根管治療の水酸化カルシュームの使い方

過去のブログから

根管貼薬 FC VS 水酸化カルシューム

http://eedental.jp/eeblog/2012/03/-vs.html

http://eedental.jp/eeblog/2012/08/post-572.html

 

根の治療中に行う根管内貼薬

世界的なトレンドとしては『水酸化カルシューム』になっていますヾ(´c_,`)

とは言え、日本ではまだまだ昔から使用されているホルマリン系の薬が使われる先生も多いそうです。

私の周りでは、ホルマリン系の薬から水酸化カルシュームに変えたという先生が多いのですが、

使い方で気になることが・・・

 

水酸化Caを歯の外に「これでもか!」と押し出す治療・・・

こんなやつ

EEdental Ca.jpg

赤丸の部分の白い部分が水酸化Ca それを取り囲むような黒い部分が病変

 

何を言っているのかと言うと、

根の先に出来た病変(膿袋)を治す為にわざと歯の外に水酸化Caを押し出し、病変(膿袋)に水酸化Caを入れる治療なんですが、前にも書いたようにこの方法全く科学的な治療法ではなくリスクばかりのある治療だと私は思っています⊂(゜Д゜⊂

http://eedental.jp/eeblog/assets_c/2012/08/Ca.html

 

 

水酸化Caは神経毒を有していると文献や大学の先生から聞いて知ってはいたのですが、とうとう今年私も経験してしまいました。

痛みが4年間取れないという患者さんが初診で来院されました。(上記のレントゲンの患者さんとは違います)

その患者さんのレントゲンを見てみると膿の袋などの病変はなく、特に問題ないように見えたのです。

 

何が原因で痛みが出ているのか分らなかったので、患者さんの許可をもらいCT撮影など行ってみたのですが、特に悪い所見はなく・・・

 

よく見ると歯の外の変な所に水酸化Ca様の所見が見られ・・・

まさか!?

 

水酸化Caが存在する場所がすでに上顎洞(目の下の空洞)に入り込んでしまい、私では除去不可能・・・

 

となり、大学病院を受診して頂いたのですが、そので出た結果は水酸化Caが原因になっており、入院をして歯3本の抜歯+上顎洞の手術となりました。(手術を受けたからと言って痛みが取れるかは別問題なのです)

また20代の患者さんでした。

 

歯医者の先生の中には水酸化Caは安全な薬のように扱われますが、薬ですから使い方を間違えると非常に危険だと思います(>。<)

 

以前のブログにでも書きましたが、難治性の歯(なかなか治らない歯)は少なからず存在します。

根管治療でできるのは歯の中の感染の除去です、歯の外に及んだ感染は除去できません。

 

歯の外の感染を歯の中から治療しようとする試みは分るのですが・・・、

 ただ、歯の外の感染の割合は非常に少ないですし、歯の外に感染が及んでいるのかは治療の際には分りません。

痛みが取れない歯、膿が出続ける歯なども、きちんとフィールドコントロールをして根管治療を行えば水酸化Caを押し出さなくても治る歯は治まります。

歯の外に薬を出さなくても治るかもしれないケースに憶測だけで水酸化Caを根の先からモリモリ押し出すのは・・・

 

私的には『完全になし』ですねヾ(・д・。)

 

根管治療をして治らなかった歯の先を外科的に治療(外科的歯内療法)すると本来存在しない歯の先に歯石様の物質が付着している時もあります。 この歯石を歯の中から除去する治療するのは不可能ですし、水酸化Caの弱い薬効で解決することも不可能です。)

 

 

最近、私は根の先からは薬(貼薬剤、水酸化Ca、ガッタパチャー、シーラー)は押し出さない方が良いと考えが変わってきています。

ホルマリン系の薬は特に出しては駄目だと ・・・


 

患者さんからしたら、どの先生にかかればいいのか分らない所だとは思いますが、根管治療には色々なリスクが付きまとう治療であることは知っておかれてくださいm(_ _ )m

 

 

 

一番最初に出した患者さんのレントゲン

治療後4ヶ月経過しましたが、何とか治癒傾向が出て来てくれています!

EEdental Ca (1).jpg

追記:上記の患者さん

http://eedental.jp/ee_diary/2013/07/post-806.html 

2本とも綺麗に治ってくれました!ヾ( ̄∇ ̄)ノ

 

 

今回の患者さん、外に出た水酸化Caで治ってきたとは私は考えていませんのでね( ・ Д ・;)

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セラミッククラウンではなくレジンで治す!

前歯の虫歯

EEdental Ha (1).jpg

①神経を取ってセラミックを被せるのか!?

それとも、

②神経を取って詰め物(レジン)をするのか!?

はたまた、

③神経を保護して虫歯の部分だけにレジンをつめるのか!?


術後

EEdental Ha.jpg

レジンを詰めてお終い!(´・ω・)ノ

*治療直後なのでしばらくするともう少し調和して来ると思います

次回もう少しテクスチャー(表面の微細な凸凹)を付けてみます


今回はOA4、OA3、デンチンA1、エナメルA2、A1、ホワイト(真っ白)、オークル(黄土色)、トランス30(透明+艶)の8色を使用しました。

治療時間:2時間 (費用2本で12万円 神経の保護代含む)

セラミッククラウン1本分の費用で、健康な歯の部分を最大限残し神経の保存まで行った治療です。

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2012年の新規患者さん&全国制覇進行状況 報告

今週で2012年の新規患者さんの受け入れが一段落しました。

 

スタッフにどこから来院されているか調べてもらいました=( ̄ー ̄)┘

2年前にも一度調べたのですが、

http://eedental.jp/eeblog/2010/06/post-105.html

 

2012年 計122人

愛知県 81人 (市内26人 市外55人)

静岡県 9人

三重県 8人

大阪府 5人

千葉県 3人

埼玉県 2人

神奈川県 2人

岐阜県 2人

群馬県 1人

東京都 1人

長野県 1人

滋賀県 1人

京都府 1人

広島県 1人

島根県 1人

佐賀県 1人

 

という集計でした。

わざわざ遠くからありがとうございますm(_ _;)m

開業当時に掲げた『EEデンタルの野望』

http://www.eedental.jp/blog/archives/2008_2_23_94.html

 

開業以来、来院があった患者さんの県を見てみると、 

北海道 宮城 群馬 埼玉 山梨 東京 千葉 神奈川 長野 石川 富山 静岡 愛知 岐阜 三重 滋賀 和歌山 京都 奈良 大阪 兵庫 鳥取 島根 愛媛 香川 岡山 広島 佐賀 熊本 鹿児島 沖縄 その他(海外)

現在31県

 

おぉ〜、後16県で全国制覇!≡(/゚Д゚)/

 

全国制覇出来たあかつきには『廃藩置県時の1道3府302県』を目指します。

 

でもリアルに考えると、秋田県とか山形県とかは無理だよなぁ〜


島根県の患者さん(歯科医師)も片道6時間近くかかると言っていたし・・・

 

 

矛盾するようなこと書きますが、

歯科治療は近所の歯科医院で受けるのが本当はいいんです!

 

 

でも、ウチは豊橋市の患者さんだけでは確実に潰れるね・・・(> <;)

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久々にインプラント講演に行ってきました。

開業して以来あまり歯周外科(歯周病治療の為の外科)+インプラント外科の勉強をしていなかったので、

今週の日曜日に愛知学院の講演に行ってきました。

DSC05535.jpg

(基本的に私は必要なことを必要な時にしか勉強する気はない人間なんです) 

 

今は歯周治療、インプラントはしていませんが、

一応、勤務医時代は歯周外科やインプラントなどの勉強もしていました(((((・ε・)

JIADS(勉強会)にも親にお金を借りて行っていました(12回 60万)

*歯科は勉強するにも非常にお金がかかります(まぁ、当然なんですが・・・) 

 

一応全顎治療患者さんでインプラントが必要になると

お願いしているインプラント石川先生が演者で、石川先生の症例も見れる良い機会でした。

 

 

歯周外科

石川先生のスライドの中で同級生の症例が出ていて、「凄っ!」という感じの綺麗な治療も見ることができました。

手先の器用な馬場ちゃん(先生)はこのブログにも何回か・・・

http://eedental.jp/eeblog/2010/10/post-170.html

http://eedental.jp/eeblog/2011/04/post-277.html

 

でも、歯周外科(歯周病でも初期の方は必要ありません)考え方が大きく2つ+1つに分れます。

・アメリカ系の歯周病治療の先生は積極的な外科手術を行い

・ヨーロッパ系の歯周治療の先生はプラークコントロール(歯磨き)重視で、必要最低限の外科であまり積極的には外科をしません。

 

またもう1つの勢力で

・何もしない ⇒ 使える所まで使ってもらう

 

というように、外(私自身歯周病治療やっていませんので)から見るとそう見えます=(゜―゜)

 

また歯周外科の中には保険適応のものもありますが、

アメリカ系の先生は人の骨や牛のミネラル、豚の・・・(安全性は確立されてはいますよ)

と色々な材料を使用する方法になると保険適応外になってきます。

 

先日の歯チャンネルでも20万かけて再生療法の相談がありましたが、

http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=208266

私的に言うと20万かけて7番1本の歯根膜の再生は・・・ 

費用対効果、侵襲の観点から、「?」といった感じです。

 

では、この2つで大きな差はあるかと言うと、ある先生曰く

アメリカ系の外科治療とヨーロッパ系のコントロール治療ではあまり大きな予後の差はないとおっしゃられていました(゚∀゚;)

 

面白いことに、再生療法で行う歯周外科、

アメリカ系の先生は良い結果が出たとの論文を出しますし、ヨーロッパ系の先生は期待するほど効果はない(殆ど元のような組織にはなっていない)との報告を出してきます。

 

全く勉強していない私は、「どっちやねん!」(。・д・)っ

となります(笑)

 

どちらかと言うと、日本ではヨーロッパ系の考え方の先生は少なくアメリカ系の考え方の先生が多いですね。

まぁ、これは勉強会の規模や収入(治療費)の面などの背景があるのは明白ですけどね。

 

なので、このブログ読んでヨーロッパ型の治療を希望するという方は・・・

かなり頑張って探して下さいm(_ _;)m

 

でも結局、歯周病で大切になるのは毎日の「歯磨き」なんだろうなと今は思っていますヾ( ̄∇ ̄)

 

 

石川先生の外科・インプラント症例は素晴らしかったです!

まさに「ネ申」レベルです!

 

常々思うのですが、日本のトップは世界でみてもトップクラスですね!ヽ( ゚ 3゚)ノ

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