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2013年10月アーカイブ

それでは、11月5日までお休みします!!

明日からバリに波乗りに行ってきます。

(セントレアからデンパサールまでの飛行機がないので、4時起きで関空まで車で移動でデンパサールへ)

 

 

しかし!

http://homepage3.nifty.com/balisurf/baliwave.html

 

現地に住む友人いわく、波ないんですと。。。

 

 

ただ、「水曜から波上がるよ」と(っ・∀・)

 

 

 

ん~、板のチョイスが困る!

 

波が大きくなった時ように6"8のシングルフィンは持って行くとして、

DSC01566.jpg

前回のハワイ(AAE メイン!?)ではこの板で5フィートまで行きました。

 

腹~頭サイズ用の5"8のシングルフィンで行こうか、

 

 

6"4のシングルフィンでもいいんですけど、

波が1週間小さいことも考えて短いボードがいいかな・・・!?

 

 

出発半日を切って板のチョイスに迷う(>ω・)ゞ

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気になる神経を取った前歯の変色(インターナルブリーチ)

神経を取った歯に宿命付けらているもの(´Д`。)

歯の変色

歯根破折(歯が折れる)

 

 

経験則で言うと、

前歯に起こりやすい問題が「歯の変色」

奥歯に起こりやすい問題が「歯根破折」

前歯は他人から見える部分になるので、周りの歯と色が変わるだけでも気になる方はおられます。

EEdental isi (3).jpg

真ん中の歯が黒く見えてしまっています ( ノω-、)

 

レントゲンを撮って確認してみると・・・

EEdental isi (1).jpg

神経を取ってるんだか・・・(◎ n`◎)

 

 

中途半端な治療でしたのでもう一度根の治療からやり直すことに

EEdental isi (2).jpg

歯の見た目も治しますが、基本的に一時的な見た目では意味がありませんので

必要であれば基礎からきちんと治療を行います。

*根の治療は「家」でいう『基礎工事』です。

 

その後、ホワイトニングを2回行い

EEdental i22.jpg

大きく削らず、被せずに治療を行いました。

 

 

この方法は、手間と時間はかかりますが、最小限の侵襲で綺麗に治すことが可能です(`・∀・)ノ

また今回のケースはレジンが見える部分に詰めていなかったのでシンプルに治療が終わりました。

 

1度目の前歯の虫歯治療で将来が決まる!⇒ http://eedental.jp/ee_diary/2013/10/post-855.html

 

安易に前歯は大きく削っちゃ駄目ですよぉ~(`・з・)ノ

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色合わせの難しい「C色のレジン治療」

患者さんはあまりよく知らないと思いますが、歯の色は色々な色が存在します。

 

 

言いかえれば、肌の色のように「白」、「黄色」、「黒」とあるようなものです。

またこの肌の色でも、黄色人種でも日焼けした肌の色、美白を頑張り白い方、

微妙に色々な色が存在しますヾ( ̄∇ ̄)

 

歯の色も同様に色々な色があるのですが、中でも色合わせが難しいのが『グレー系』の歯の色C色

以前のブログ

なぜ難しのか?

http://eedental.jp/ee_diary/2011/08/post-350.html

たまたま合ってくれたC色症例

http://eedental.jp/ee_diary/2011/09/post-368.html

 

基本的に私、このC色の歯の患者さんは術前に

「虫歯を治して、段差がないように詰めますけど色はまず合いませんよ」

とお話します。

 

レジンメーカーもC色は殆ど対応出来ていないのが現状です。 

C色の歯の色の患者さんの数が少ないので、商品が売れずにあまり積極的な開発がされていません。

EEデンタルでも年に数人なので、1/10ぐらい使った所で使用期限が来てしまい廃棄となります(TωT)

 

 

また色々なメーカーの出している色が合っても、色の表現が難しいのがグレー系のC色なのです。

今回、のケースはたまたま合ってくれたケースですが、

真ん中の歯を削った所 ⇒ 詰めた所

EEdental sa (1).jpg

このケース、メーカーのC色のレジンは使わずに、自分で何色か色を調合して色だしをしてみました。

絵具のようなレジンを混ぜ合わせて、その歯の色に近いレジンを作りだす。

 

グレー系クリアー色をベースにに「紫」+「茶色」+隠し味に「ピンク」を調合

もう歯医者とは思えないような、行動に・・・( ^З^;)

 

たまたまですが、色がバッチリマッチしてくれました。

 

 

ただ、奇跡の1ケースで同じことはほぼ不可能だと思いますが、

綺麗にできたので記念にブログにしてみました!(笑)

 

 

たぶん、次に調子に乗ってC色治療したら・・・

sipaidaaman.gif

こんな感じになりそう(p・Д・;)

 

 

なんとなく、C色の調合レシピが決まりつつあります。

また12月の『レジンハンズオンセミナー』で時間があればレシピを話しますね( ・ω・)ノ

(歯科研鑽会へ来年はハンズオンしませんので、あしからずm(_ _;)m)

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1度目の前歯の虫歯治療で将来が決まる!

前歯の虫歯の多くは、歯と歯の間に出来てしまいます。

EEdental ha16 (2).jpg

前歯の歯と歯の間の治療は、1回目に治療する先生がもの凄く大切になる気がしていますヾ(*ΦωΦ)ノ

レジンという変色する材料を用いて治療する訳ですが、削る方向としては2つ

見えている歯の表側から削る
メリット:歯科医師が治療しやすい⇒虫歯の取り残しが少ない
デメリット:レジンが唇側に見えることで、将来的にレジンの変色による審美問題が起こる

見えない歯の裏側から削る
メリット:唇側のエナメル質を1層残せれば、色合わせがしやすく審美問題も起こりにくい
デメリット:歯科医師が見づらく治療しにくい為に虫歯の取り残しが多い、レジンに段差が出来やすい
 

 
それぞれにメリット・デメリットがあります。
 

 
個人的には歯の裏側から顕微鏡などを活用し、ミラーであらゆる角度から観察したり、

う蝕検知液などを併用することで、裏側からアプローチしても虫歯の取り残しがなく、

長期的に審美面にも問題が起こらない修復が可能だと思っていますヾ(・∀・)/

 

例えば、最初の上の写真の前歯のケース 

EEデンタルでは当然裏側から削ります。

EEdental ha2 (1).jpg

中はガッツリ虫歯になっています。

*隣の歯を傷つけないように金属の板を入れて隣の歯をガードしています。←これ非常にポイント

 

また、このように後ろから削ると死角になる部分も多いので、虫歯の染出し液で色で確認します。

EEdental ha2 (2).jpg

虫歯を取りきったと思ってもこのように、削った縁の部分が染まることもあります。

 

 

何度か染出し液で染めだして、

EEdental ha2 (3).jpg

完全に虫歯が取りきれました。

(隣の歯も虫歯になっていたので同時に治します。 *健康な部分の削除を最小限で済ませたい為)

 

この状態で表から見てみると、

EEdental ha16 (3).jpg

表面のエナメル質は何とか残ってくれています。

*ここが審美面で大きく予後を分けるポイントなんです!(>□<;)

 

 

その後、裏側からレジンをはみ出さないように詰めていきます。

EEdental ha2 (4).jpg

裏側から鏡で見ながらレジンを詰めるのは難易度が上がります。

 

 

治療後

EEdental ha16 (4).jpg

詰め物の縁は唇側には一切でていないので、綺麗に見えます。

(治療が1時間近くかかったので、歯が多少白く見えますが、24時間後には元の色に戻ります)

 

 

過去に唇側から削ってしまい、前側のエナメル質が無くなっていると、レジンの変色が目立ってしまい

定期的にレジンのやり代えが必要になってくると思います(p・Д・;)
(審美面だけの問題だけですよ)

 
治療のポイントは変色が宿命付けられているレジンをいかに見せないように治すかという点です。

ですので、前歯の治療は最初にどのように削る先生かで大きく差が出ます。


難しい部分なのですが、
保険治療は虫歯の除去という点に重きをおきますので、唇側から削ることが多いと思います。
ただし、最初に大きな手間をかけることにより長期間問題が起こりにくい修復というものも現代は可能になっています。

 

 *レジンの変色によるやり代えの治療は保険適応外なので自費治療でのレジンの詰め替えとなります。

 

術前⇒術中⇒術後
EEdental maeba.jpg

治療時間1時間:治療費1本42000円~

 

 

 

 

私自身、前側から詰めるレジン治療の限界も感じ初めてしまっていますので、今回このようなブログにしてみました。

 

削る方向で予後が大きく変わることを、多くの人が知って頂ければと思います!ヾ(ゝω・ )

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歯科医院見学終了のお知らせ

今回のお知らせは患者さんではなく、歯科医師の先生方へのお知らせになります。

 

 

セミナー、講演などで歯科医院の見学をさせてもらえるかという、質問があり、

今まで見学希望の先生全てに「OK」と話してきましたが、

最近になり、見学を止めてもらいたいとの患者さんの希望が多くあり、

考えた末に、今週で見学の引き受けを終了させて頂きます。

 

 

私としては、開業前や開業後にも色々な歯科医院を見学させてもらい、

色々なものを吸収させて頂いたので私も微力ながら、何か他の先生へ提供出来ればと思い

今まで見学の引き受けを行ってきましたが、

やはり費用を払って来院して頂いている患者さんのプライバシーを確保する為にこのような決定をさせて頂きました。

 

 

今まで多くの先生方に来院して頂き、私も色々な刺激を頂きました。

年配の先生から年下の先生、また同級生の先生、ありがとうございました。

 

 

なお、歯科医師の先生で実際治療を受けて、体験してみたいという患者さん希望の方は今まで通り

予約を取って頂ければ大丈夫です。

その際、お友達の先生と一緒に来て先生の治療を見学して頂くことは可能ですので、一度ご相談ください。

 

 

 

 

以上、歯科医師向けのお知らせでした。

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手筒花火

いきなり先週の土曜は冷えましたね( ̄ω ̄A)

 

先週の土曜は、地元のお祭りで、

近所の小学校で手筒花火があったので見てきました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%8B%E7%AD%92%E8%8A%B1%E7%81%AB

DSC03512.jpg

結構迫力ありますね!

 

地元の小学校に行って思いましたが、やっぱり子供って減っているんですね。

私の時代は第2次ベビーブームで、1000人以上の子供がいるマンモス小学校だったのですが・・・

 

 

それと今の子はあまり花火ってしないんですね ( ̄。 ̄;)

私が子供の頃は、お祭りであれば、神社や広場で爆竹やロケット花火とか楽しみで仕方がなかったですけどね。

学校が終わった瞬間に家まで走って帰って、駄菓子屋に花火を買いに行って小学校で友達と再び合流して、

みんなで暗くなるまで永遠に花火をしていましたね。

 

 

特に、爆竹やロケット花火、煙幕などで戦争ごっことか楽しかった思い出がありますけどね。

友達の爆竹から逃げる為に田んぼのあぜ道走って、転んで田んぼに突っ込む子供とか、

服に火が付いて、鯉のいる池に10月に飛び込む子供とか(笑)

怪我して当然の遊びがこのお祭りの土日だけ解禁みたいなノリでしたね。

(当然、次の月曜日に先生に怒られるんですけど(´-ω-`;)ゞ)

 

ん~、そういった面では、今の子はおとなしいですねヾ(・_・ )

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9月の講演の写真

検索していたら見つけました(笑)

 

第六回プラチナデンタルスタデイクラブ

https://www.facebook.com/media/set/?set=a.434315880021417.1073741826.280635582056115&type=1

1239098_434315893354749_913755109_o.jpg

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審美と清掃性の為の小矯正(稀にしかしませんが)

基本的に、私あまり治療範囲を広げたくないのですが、
(歯内療法とレジンに特化したいので)

極たまにこんなこともしています。

 

 

術前のレントゲン

EEdental yam (3).jpg

歯茎から膿が出てくるとのことで、

真ん中の歯の保存治療を希望されたのですが・・・

 

歯質もなく、さすがにこの状態では保存不可能( ̄ロ ̄lll)

前の先生も相当頑張って保存を行ったみたいなのですが、

やはり健康な部分がなさすぎる。。。(=ω=;)

 

 

で、問題はこの状態

この状態で普通に抜歯をすると、

EEdental yam (4).jpg

黒く塗った部分まで骨が下がってしまい、ブリッジを作る際に1本だけ

もの凄く歯が長いダミーの歯を作らなくてはいけないことに・・・

 

シュミレーションすると、

e.jpg

こんな感じで見た目が悪くなってしまいます。

 

1本だけ歯が長いとその歯の周りには食べカスが引っ掛かってしまい掃除も大変(-ω-、)

 

 

一度減った骨を何とかする為には、

「矯正してみます?」ヾ(´∀`)

 

 

EEdental yam (5).jpg

ただ、歯抜けの状態ではかっこ悪いので

唇側から見ると、

EEdental yam (6).jpg

一応歯はある感じに

 

そして、この矯正装置で歯を引っ張り上げると、同時に骨と歯茎も上に上がるという

体の法則を使い、月に1回矯正用のゴム交換を行います。

どのぐらい動いたかは定期的にレントゲンで判断します。

EEdental yam (7).jpg

黄色い部分がひっぱりあげた部分、ここの部分には徐々に待っていれば、骨が出来てきてくれます。

毎月、毎月ゴムの交換を行い半年もすると、

EEdental yam (8).jpg

ここまで骨が出来上がってくれました。

 

そして、矯正で引っ張り出した歯を抜くとこんな感じ

EEdental yam (9).jpg

EEdental yam (10).jpg

 何もせずに抜歯していたら、この高さに歯茎はありません。

 

このように小矯正をして、骨、歯茎を理想的な位置に持ってきた後に

セラミックブリッジを入れると、

EEdental yam (11).jpg

どこに歯を入れたか分からない状態に!

 

 

 

レントゲンで見てみると

EEdental yam (12).jpg

最初この黒い部分の骨がなくなると予測していたのですが、

この部分を見事にリカバリーできました。

 

 

ホント審美治療は地味な土台の上に綺麗な花を咲かせるようなものです。

EEdental yam (13).jpg

 

セラミックブリッジを入れて、7ヶ月後

EEdental ya1.jpg

 技工士が上手なのが一番の手柄なんですが(笑)

 

手間をかけた分、こんな感じを回避できました。

e.jpg

 

削って、被せるだけが審美治療ではないんですよ( ・ω・)ノ

治療期間:1年

たまたま綺麗に治せた1症例です(>ω・)ノ

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岐阜のおちょぼ稲荷へ

講演が終わりすっかり日曜は遊びモードの院長です。

(12月にはまたレジン・エンドのハンズオンセミナーがありますが、当面無視)

 

今週は波も悪くやることがなかったので、

岐阜のおちょぼ稲荷に行ってきました。

 

噂には聞いていた串カツ(味噌カツ)

DSC03450.jpg

凄い勢いでガンガン揚げていきます。

上がりたてをその場で立ち食いできます(>ω・)ノ

(ソースは二度付けは禁止とのこと)

手前のキャベツは自由に食べれます。

 

また、横にはどて煮の串があり

otyobo (1).jpg

こちらにも一度付けられ、味噌カツにすることが可能!(味噌が凄い状態に!!)

今回食べたのは、「京や」

http://tabelog.com/gifu/A2101/A210104/21008565/

 

 

味噌カツ食べた後に、口直しで味噌を付けたキャベツを食べたら

味噌の味が強く全く口直しになりませんでした(´-ω-`;)ゞ

 

 

この日は車で行ったので、ビールは飲めませんでしたが、

揚げたものを目の前にして、串カツ&ビールなんか最高じゃないかなと(笑)

 

 

おちょぼ稲荷、独特の雰囲気があり、凄く面白い所でしたヾ(´∀`)ノ

 

 

次回行く時には運転手ではない状態で、ビール飲みながら串カツを食べようと思いました(^ω^ )/'''

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2013年 初診患者さんの動向

以前の講演の時に調べた2013年の初診患者さんの状況です。

EE.jpg

かなり遠方から来院して頂いております。

豊橋の患者さんも23人と増えつつあります!

 

 

遠方の患者さんはあまり無理をしないようにしてくださいm(_ _ )m

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世界的にも珍しい『根管治療』と『レジン』専門の歯科医院が治療をすると

たぶん世界的に見ても例のないスタイルの歯科医院だと言われたEEデンタルです(笑)

 

http://www.youtube.com/watch?v=H1H9-siYp2g&feature=c4-overview&list=UUQBUKK7Hk605dpm3D9yUYdg

の動画でやった、『小さな穴からの根管治療後にレジン充填』

 

これを実際の臨床でもするケースがあったので、その一例を

EEdental tak (3).jpg

一番奥歯に大きな虫歯が・・・

レントゲンを撮ってみると、ぎりぎりレジンでいけるかな!?という所

EEdental tak (2).jpg

 

で、実際削ってみると、

EEdental tak (4).jpg

虫歯を取っている最中に見事に神経が出てきてしまいましたヾ(・_・;)

歯の中のピンク色に見える所が神経部分です。

 

『歯の神経を残されたい方へ注意事項』

http://eedental.jp/ee_diary/2010/10/post-166.html

でも書きましたが、虫歯が神経に達しているケースは神経の保存を行ってもまず失敗するので

私は神経を取る処置へとスムーズに移行します。

 

 

 

EEdental tak (5).jpg

神経を触るなら必ずラバーダムを!( `・з・)ノ

約3.5mmの穴から根管治療

 

根管充填後

EEdental tak (1).jpg

 

その後、3.5mmの穴にレジン充填を行うと、

EEdental tak (6).jpg

 元の形に近い修復に!\(>∀<)/

 

一般的には神経を取った歯には被せ物でという流れなんですが、

私は健康な歯を削るのに抵抗があるので、あえて手間をかけてチマチマこのような治し方をします。

 

you tubeの動画の最後に出てきますが、

EEdental endo2.jpg

こんな感じで神経を取った後にレジン充填(^ω^ )/'''

 

 

治し方というのは色々な方法があります。

セラミッククラウンのように大きく削って、費用がかかる方法を取られるのか

レジン充填のように小さく削って、費用を抑えた方法にするのかは患者さんが決めればいいと思います。

(個人的には大きく削らずきちんと治療する所に技術があるのに、そちらの方が治療費が安いって・・・)

  

歯科は大きく削るほど費用をたくさん頂くという悪しき文化が(´・ω・`;) 

 

先日の講演後にもある先生に
「先生の歯科医院は2つ専門があるので独自性が出せるね」

と言われましたが・・・、

 

 

「両方とも三流なんですけどねぇ~」(笑)

白い自費治療(ハイブリットインレー)

現状、保険治療では審美治療ができない為、白い詰め物、白い被せ物は自費での治療となっています。

 

 

ただ、患者さんと歯科医院側では大きな違いがあり、

患者さん:「保険治療より高いので良い治療が受けられるだろう」

歯科医院側:「保険材料を使用しないので自費治療です」

 

そうなんです、治療受ける側と治療する側、自費治療の考え方が違うのです(。-`ω-)ンー

 

患者さんからしたら良い材料を使用しているからなどと思われますが、

実際、材料の差で予後が大きく変わることはありませんし、使用されている材料費も殆ど差はありません(。-ω-。)ノ

 

*注意)、技工士が作る技工代は自費と保険で大きく変わります。

 

  

では、なんで保険治療と自費治療、治療費にここまで差が生まれるのでしょうか? 

 

 

 

自費治療したが調子の悪いハイブリットインレー(レジン)

EEdental B (1).jpg

全く歯に合っていません。

適合が悪いので、セメントが取りきれず歯と歯の隙間はセメントで埋められ、糸楊枝(フロス)も入りません・・・

 

これでも先生は良しとされ、患者さんも数万円の費用を支払っている訳です(TヘTo)

 

自費治療って保険治療より優れた治療なのでしょうか?

 

また白い詰め物を外してみると、

EEdental B (2).jpg

更に虫歯の取り残し・・・

(費用は保険治療の20倍以上支払っているのに・・・)

 

 

 

虫歯をきちんと取っての術直後

EEdental B (3).jpg

レジン治療:治療時間1時間45分

自費治療というのは、難しい所で歯科医院によって「考え」・「質」というのはバラバラです。

 

歯の治療は今の所1つ1つ丁寧に治療をする他ありません。

 

自費で数万もの費用を支払うのであれば、先生を1時間は独占させてもらわないと・・・

私の考えは5~6人治療する所を1人の患者さんに集中するので、その分の費用を負担してください。

というものが、保険治療と自費治療の差だと思っています〆(・∀・ )

(歯科医院を選んでの話ですが・・・)

  

治療費が安い自費治療も魅力的ではありますが、多くの場合で「安物買いの銭失い」になっていますので注意してください(TωT;)

 

 

 

特に歯科治療は治療の度に歯は少しずつ無くなりますので、

質の高い1回の治療を受けられ、それを歯ブラシで長持ちさせた方が将来的に歯は残っている可能性は高くなりますよ。

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お休みのお知らせ

10月27日(日曜)〜11月4日(月曜)まで

毎年恒例の「秋休み」で

お休みさせて頂きます。

 

 

申し訳ありません

メールの返信は次回の診療日の11月5日以降とさせて頂きます

よろしくお願いしますm(_ _)m

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