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院長の趣味の世界: 2017年2月アーカイブ

上顎洞炎が治らずとうとう上顎洞の洗浄に・・・

親知らずの抜歯をして早20日

http://eedental.jp/ee_diary/2017/02/post-1543.html 

日々の診療は痛み止めを飲みながら集中力を維持させているという状況 

(痛み止めは人類の英知の結晶だと分かりました)

   

湯浅先生に診て頂きながら色々な系統の抗生剤を試してみたのですが、

(視診・CTでもそこまで悪くないように見え嫌なのが原因も分からない為)

 

 

ただ、膿は一向に止まらず・・・

umi1 (1).jpg 
左上の白色が膿 右側の白が一番の奥歯

顕微鏡画像(←湯浅先生に頂きました) 

http://eedental.jp/ee_diary/2017/02/post-1548.html 

 

 

先週の水曜・木曜日には膿が結構口の中から出てきてしまい、

痛み止めが1錠では効かないぐらい痛い。。。

  

昨日、症状をはなして湯浅先生に上顎洞の洗浄治療をしてもらいました。

  

*上顎洞の洗浄とは水鉄砲で抜いた歯の穴から水をいれ、鼻から水を出し上顎洞を洗うというもの

 

事前に友人の口腔外科医に痛いかどうか聞いたら

「そら痛いよ!」と(・ω・、)

 

当日覚悟はしていたのですが、

洗浄をスタートしてみると、

意外に波乗りで上顎洞に水が入っているので慣れているのか覚悟していたより痛くない!(-ω-;)ゞ

ただ、口からいれた水が目からも出るのか涙が少しは出ます。  

  

1回目の洗浄が終わり、膿や食べカスなどが鼻から出てきました。

  

で、湯浅先生にどのぐらいの頻度で行えばいいですか?と聞くと

 

「そら毎日が理想」

と予想通りの返答・・・

 

EEデンタルの予約の患者さんがいる手前

「毎日は無理です。。。」( ̄。 ̄;)

  

「じゃあ、自分で洗って!」

 

ということで

umi1 (2).JPG 

今日から3日間1人SMプレーが。。。 

  

先週丁度原因不明の上顎洞炎の患者さんが来院され、

お互い言っていたのは「健康がお金で買えるのであれば買いたい」

 

 

はやくこの問題治ってくれないかな・・・ 

 

 

 

と書いていると、

朝一の患者さんが予約を忘れていた為か無断キャンセル・・・

  

キャンセルが事前分かっていれば、上顎洞の洗浄に行きたかったわ。。。
  

なんか痛み止め飲んで自分の体削って仕事することに疑問を感じるハァ━(-д-;)━ァ...

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親知らずの抜歯⇒感染⇒上顎洞炎

1月30日に抜歯をして殆ど痛みもなく経過していたのですが・・・

 

抜歯後4日目 側頭部に及ぶ頭痛がしてきて友人に連絡

「縫った糸から感染しているかもしれないから糸取りしてみて」

ということで、

 

抜歯後5日目 4時間おきに痛み止めを飲み診療に集中し診療後

弟の歯科医院で抜糸+レーザー照射

 

 

抜歯後6日目、日曜の朝口の中にドバッと膿が出てきて・・・

「あ~、完全に感染している!」

  

すぐに医療センターの湯浅先生に連絡

*私の知る限り最も歯科知識を持った先生

http://eedental.jp/ee_diary/2016/04/post-1364.html  

  

抜歯後7日

湯浅先生に診て頂くと、

「そこまで重症ではないがCT撮ってみる!?」

「はい、記念に撮っておきます(私)」

 

CT

a2017 INO.jpg

上顎洞の粘膜の肥厚が見られる状態

  

「あ~、炎症多少上顎洞まで行っているね」

「今の状態で上顎洞洗浄すると治癒が遅れる可能性があるから今は抗生剤を飲んで様子をみましょう

 

ということで、痛み止めを飲みながらの診療をしています。。。

 

医療とは術者の手技は完璧でもこのように不幸な結果に出てしまうこともあります。

 
 

  

スタッフに上顎洞炎になって何が苦痛か?と聞かれ、

「波乗りにいけないこと」と言うと

「えっ、そこ!」と驚かれました(笑)

  

 

今日も痛み止めを飲みながらの診療です。

何とか早く治らないかな~ヽ(´□`)ノ 

 

体を治す為2月は波乗り自粛します。。。

どうせ寒いし!風邪引くし!((((・д・)

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右上8埋伏抜歯!

40歳になって私の右上の親知らずの頭が少し生えてきました。。。 

 

レントゲンを撮ってみると・・・

2017 OYA.jpg  

一番奥に埋まっている歯

 

この生え方は一生使わないといけない右上7に虫歯が出来てしまう

典型的なパターンなので、虫歯がないうちに抜いておくか!

参考:http://eedental.jp/ee_diary/2016/11/post-1503.html 

 

しかし・・・

この埋まった親知らず誰に抜いてもらうか!?

私的に言えば抜歯難度は「超難」。。。

私では抜歯の攻め方を間違えてドツボにハマり1時間ちかくかかりそう。

 

 

30歳の時に下の親知らずを抜いてくれた口腔外科出身の同級生が滋賀県で開業したので抜歯のお願いをしました。

  

 

で、関西ツアーを計画して、

日曜夜:師匠と食事をさせてもらい歯科関係の情報収集

*昔のように酔っぱらった2次会のバーでは永遠根管治療のディスカッション!←どんだけ仕事好きなんだよ!と

月曜午前:師匠の歯科医院で見学(色々最新の設備をマネようかと)

月曜午後:阿部先生に抜歯

というスケジュール

  

月曜日 

師匠から色々有益な情報を頂き、神戸から電車で1時間半草津駅まで

 

10年以上ぶりの抜歯

いざ治療台の上に乗ればまな板の鯉

阿部先生にすべてをお任せしていざスタート

 

30分後

2017 ha.JPG

抜歯は全く痛くもなく

やはり餅は餅屋だと痛感!

 

歯科治療は全て不可逆性(元には戻らない)の治療の為、

誰に治療してもらうかというのが非常に重要なポイントになります。

 

歯科医師をやっていてよかった点はその道のスペシャリストを少なからず知っていてお任せできるところです。

またこの先生でダメなら仕方がないという割り切りもキチンと出来ています。

*医療とは不確実なものです、上手な先生に治療をしてもらっても上手くいかないこともありますのでなるべくこの先生ならという選択をします。
  

   

さて、今日の診療後糸取をしてもらい、親知らずミッションも終了になります!

 
患者心理を味わえ、師匠とも色々話せたいい機会となりました(・ω・)ノ
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