Home> EEデンタル こだわり: 2022年5月アーカイブ
EEデンタル こだわり: 2022年5月アーカイブ
同じ治療なら同じ「質」!?
- 2022年5月24日 09:08
- マニアックレジン | EEデンタル こだわり
患者さんの中には、治療法(材料)を選択すれば一律で同じ質で同じ治療に思われている方もおり
そういった患者さんは、今度は安い治療費の歯科医院を選ばれますが・・・
これは同じ工場で作られた工業製品であれば、10円でも安い商店で購入するものありでしょうが、
歯科は治療は歯科医院毎に提供されるものは様々です。
今回の患者さんのケースは、
下の歯の根管治療を行いクラウンを入れたいのですが、上のプラスチックの歯の形が・・・
(特にボリュームがありすぎて)ペアである下の歯の形態が作れない・・・
歯は上下対になっており、上の歯の形に対して下の歯を作るので上の歯の形が悪いとその悪い形態のトレースをすることになります。
基本的に治療した歯は人工物なので、多かれ少なかれ形態に問題はあるのですが、
今回の歯は虫歯はありませんでしたが、下の歯を作るのであればやり直した方がいいと説明させてもらい
やり直しの治療をさせてもらいました。
術前
どフラットな咬合面とボリューミーな詰め物(レジン)
これを治療した先生はこれでOKだと思われたのだと思いますが・・・(^^;)
実際大学の頃も、歯型彫刻と言って石膏から歯の形を掘り起こす授業があるのですが、
中には『これ歯というよりチューリップ(花)じゃないの!?』という同級生もいました。
今回のケースは、咬合面全部を作る必要がありましたが、
かみ合う下の歯で最後噛み合わせの帳尻を取ればよかったのでレジン充填で治療を行いました。
治療時間1時間15分
一応周りの歯のラインに合わせて咬合面を作成しました。
同じレジンというプラスチックを使用しましたが、私は咬合面というのは訳あって凹凸があると思っています。
最初のようなまな板上のフラットな状態だと咀嚼効率も低下してしまうと考えます。
歯って凄く「機能美」がある組織だと私は思っているのでなるべく模倣しようと考えています。
次回はこの詰めたレジンにかみ合うように下の歯のクラウンを作成します!
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
EENO スフィアを使用し切削量を抑えた虫歯治療
- 2022年5月13日 08:08
- EEデンタル こだわり
今週はお休みを頂いておりますが、
一応私は医院で事務仕事と企業からの仕事を一つづつ片付けています。
錦部製作所にお願いされた、「EENOスフィアを使用している所の動画を作って!」
比較的難易度の高かったケースを動画にしてYouTubeで見れるようにしました。
その他、合計5本を動画にして錦部さんにお送りしたので、
そのうちホームページの
DVD「EENOフラット 症例集」-お客様情報入力フォーム (nishikibe.co.jp)
に「EENO スフィア 症例集」が出ると思いますので、気になる先生は申し込んでください。
今日は今週末のスライド修正を行います!
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
- Newer: EEデンタル こだわり: 2022年6月
- Older: EEデンタル こだわり: 2022年3月
Home> EEデンタル こだわり: 2022年5月アーカイブ
- 購読
- Powerd By