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根管治療(根・神経の治療)

根管治療の成功率は色々なもので上げて行くのですが、私的に言わせてもらうと、

1、治療コンセプト・知識

2、経験・技術

3、道具(マイクロスコープ、ラバーダム、CT)

4、「勘」

5、「運」

だと思いますっています。

 

若造が生意気に!

と突っ込まれそうですが。。。  

しかも、「勘」とか「運」って( 'ノω')

 

何が言いたいかと言うと、根管治療において道具というのは順番的に後の方になります。

 

 

先日違和感が取れないと来院された患者さん

マイクロスコープを使用した根管治療を受けられてのですが・・・

1.jpg

一向に違和感が収まらないということ(><;)

 

「?」

パフォレーション(歯の変な場所に穴が開いている)がある以外非常に綺麗な治療がしてあります。

2.jpgの部分がパフォレーション 

 

 『Hファイル』などを使われたのでしょうか!?

 Hファイルはキリみたいな道具ですから、ネジっていけばどんどん直線的に根管形成してしまい、最後は歯に穴が・・・

でも、この部分のパフォレーションはそれほど大きな問題を起こしませんので、ここが原因ではないと推測。

 

 

で仮蓋を取り顕微鏡で覗いてみると、

3.jpg

赤丸の部分が。。。

怪しい!(¬з¬)σ  

 

 

見た瞬間この部分の歯の色が白かったので、石灰化している部分で削る必要があるな!

 

と、

4.jpg

はい、もう1本出てきました( ̄∀ ̄)

 

1、治療コンセプト・知識

2、経験・技術

で治療をしました。

 

この4本目(MB2)の神経管は過去の文献でも多く存在することが分っています。

http://eedental.jp/eeblog/2011/02/ee.html

 

でも裸眼では殆ど見えないんです。

また顕微鏡で見ていても分らないものなんです(>Ц<)

ホント、根の治療って難しいんですよ! 

 

'

 

探すにも多少のテクニックと言うか技術が必要になります。

今回のケースは発泡を頼りにMB2を探しました(超マニアックな方法)

 

 

でも4本目を探し終わった後、

 

 

「?」

 

まだ何か気になる!(´-ω-`;)ゞ

 

で、

5.jpg

6.jpg 

はい、もうもう1本出てきました !

 

 

これは・・・

 

 

4、「勘」

で治療を行いました。

第一大臼歯の5本目の神経管は非常に稀です。

 

 

「?」

 

http://eedental.jp/eeblog/2011/01/post-230.html

今年2本目ですね(^―^) 

 

今年はMM根と結構隠れた神経管見つけていますね! 

 (専門でしているので当たり前と言えば当たり前ですが・・・)

 

同じ顕微鏡・道具を使用していても専門性で差が多少出てしまいます。 

 

 

また、5本神経管を治療出来ても治らないことがあります。

 

神経管を探し出す=100%治るにはならず・・・

根の治療って予知性も低く難しいんですよ。。。(。・Д・。)

 

 

ですから、マイクロやラバーダムもそうですが、

設備はあったに越したことありませんが、ある道具を使用すれば

飛躍的に成功率が上がるものはありませんので・・・

 

 

 

あまりホームページの

道具、設備に振り回されない方がいいですよ(;・∀・) 

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