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気になる銀歯、虫歯 をナチュラルに治す
- 2012年4月18日 19:17
- マニアックレジン
顕微鏡歯科学会で新潟に行った際の飲み会で、
歯科材料屋さんの女性から
Aさん:「先生、私のここの歯自費でレジン治療を受けたんですけど全然色が合っていないんです!」
私:「へぇ〜、いくらでした!?」
Aさん:「1万円」
私:「や、安いほうですね」
Aさん:「先生の所は!?」
私:「秘密!」
Aさん:「・・・」
Aさん:「行った先の先生が保険の材料より良いっていうから」
私:「それ、半分以上間違いなんですけどね」
私:「今は保険の材料も、自費の材料も殆ど変わらないですよ」
Aさん:「えっ!?」
私:「ウチのレジンの1/3は保険適応のレジンですし、私は保険・自費関係なく好みのレジンを選んでいますよ」
私:「これ↓どこがレジンか分りますか!?」
*周りの先生を巻き込んでのクイズに(笑)
どうやら、このブログを毎日読んで頂いている先生には私のレジン充填の癖が分っているようで半分当てられました!
Aさん:「私、今度下の歯も自費でレジンするんですけど・・・」
私:「たぶん上で受けた治療と大きく変わらないと思いますよ」
Aさん:「下の歯は色が合っていないと目立つから・・・」
私:「先生に言ってもう1回上の歯やり直してもらったら!?」
私:「自費で治療を受けている訳だし、それで色が合わなければ保険治療で治療を受けた方が安く済む訳だしね」
私:「後ね、レジンは材料云々の前に歯科医の腕が70%ぐらい占める治療だから、材料が良い=色・形が合うにはならないから」
一昔前は、セラミックやインプラントなど保険のきかない治療が自費治療として存在しましたが、今は保険の治療で出来る範囲のものまで自費治療となって来ています。
*詳しくは過去のものを
http://eedental.jp/eeblog/2011/07/post-319.html
保険のレジンと自費レジンで何が違うのか!?
大きく違うのは治療費です。
保険治療では治療費が大体3000円(窓口負担900円)ぐらいです。
一方、自費治療だと10000円ぐらいから80000円ぐらいと開きがあります。
でもね、世界中見ても先進国と同じ感染対策して数千円で虫歯治せる国って日本以外にないと思いますよ。
因みにオーストラリアの患者さんに聞いた話、取れた仮歯付けに行くだけで20000円近く治療費がかかるそうです。
日本では500円で治療ができますけど。。。(オーストラリアは治療費が高いです)
かなり医療従事者が無理をして制度を支えていると言うことをもう少し国民は知ってもらいたいですね!m(_ _ )m
(日本では世界の1/10の治療費で結果を出せという国の方針なんです。 私は保険辞めちゃいましたけど^^;)
海外から見たらレジンが1本1万円でもかなり安いと思いますよ (・o・ )
さて、上の写真の患者さん何本治療したか分りましたか!?(  ̄▽ ̄)ノ
飲み会の席で「普通」、「普通」と連呼していたら。
「お前(私)の普通は世間では普通じゃない!」と叱られてしました。。。
と言うか普通にしている治療なんですけど・・・ ( >д<)ノ
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