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痛くなければ口の中は健康!?(感染根管治療+パーフォレーション)

50代女性患者さんは、

痛くないが悪い所を治したいとのこと

  

左下のレントゲンを撮ってみると・・・

  

2016 EEdental SK5 (1).jpg

問題だらけ。。。 

これだけ問題があっても症状はありません。

 

口の中の疾患の多くは慢性疾患で、

糖尿病や高血圧のような病気と同じで日に日に少しずつ悪くなり体が感知するのは、だいぶ酷くなった後

もしくは体の抵抗力が下がった時(風邪を引いたり、疲れが貯まった時、ストレスが限界の時) 

などです。

  

今回の歯の問題の多くは医原性であり、もうちょっときちんと治療をしていたら・・・・ヽ(´ω`;)

 

歯を残す為には1本ずつ1か所づつ問題を全て問題を解決しなければなりません。

かなり難易度の高いケースですが、

2016 EEdental SK5 (2).jpg

とりあえずできる限りのことをさせてもらいました。

後は、定期的にレントゲンを撮り経過観察を行います。

 

歯の治療は0.1mm以下の単位での治療の連続です。

この連続する細かい治療を1つずつ積み上げるようにして治療が成立します。

 

その為には顕微鏡というのは細かい物を見る・確認する為にはマストアイテムだとも私は思います。

 

 

裸眼の治療と顕微鏡下での治療

どちらが問題の起こりにくい予知性高い治療になるでしょうか!?

  

医療全体で見ても今まで見えなかったものまで顕微鏡の登場で見ることができ医療が発展しています。

いわば顕微鏡の発展の恩恵というものを医療は多大に受けています。

 

歯科だけ顕微鏡なしの裸眼で十分なんてことはないと思うのですが。。。

kokuritu (2).jpg   

国立科学博物館に行けば昔の顕微鏡が見れます。

kokuritu (3).jpg

        ↓

kokuritu (4).jpg

日本では江戸時代に既に拡大の世界はスタートしています。 

   

なぜ、今あるテクノロジーを使わないのか!?

(江戸 VS 平成)  

  

患者さんとしては自分の体ですから

なるべく丁寧に治療してもらいたいものですよね(・∀・)ノ
 

ただ、拡大視野で治療しても成功率が100%にならないことも事実。。。

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