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抄録:「顕微鏡で見えるもの・できること」

2月25日 名古屋のスタディーグループで

13時~ 4時間程度の講演を行います。  

*オープン参加は30~40名だそうです。

 

一応、『抄録』を作ってみました。 

 

2007年に愛知県豊橋市で自費専門の歯科医院を開業しました。

今でこそよく耳にする顕微鏡ですが、開業当時はまだまだマニアックな道具でした。
業者さんからも「本当に顕微鏡を入れるのですか?」と再三確認されたことを思い出します。 

14年前の勤務医当時から長い期間、顕微鏡で治療を続けると、今では顕微鏡のない治療は考えられません。

顕微鏡を使うメリットの1つに、
今までは見えなかったものが見えるようになることだと思います。
診断と治療の基準が大きく変わり、私の歯科医師としてのパラダイムシフトでした。

 

例えば感染根管治療では、上顎第一大臼歯のMB2だけではなく、イスムス、フィンなどの未処置部分を発見できたり、

また、2級レジンの処置歯ではマージン部での段差を顕微鏡でクリアに見たりすることができます。

 

上記のような、今まで見えなかったような小さな対象物をどう治すかは、それに適した使いやすい道具が大切です。弘法も筆を選ぶ時代だと思います。


また、顕微鏡のもう1つのメリットは、録画した動画をすぐに患者さんに見てもらえるということです。

治療後におよそ3分程度、患者さんに動画を見てもらいながら、どこがどう悪かったのか、

どのように治したのか、という説明をしています。

従来のような手鏡で術後の歯を見てもらうのと違い、顕微鏡の動画で治療説明を行うと患者さんが感動されるのはよく経験することです。

撮影した動画はHD、DVDなどに保存でき、学会や勉強会の発表資料として、あるいは経過観察中に問題が起こってしまった時の確認用にも大変便利です。

 

講演では、
 ・顕微鏡で見えているもの(動画)と顕微鏡選びのコツ
 ・顕微鏡で変わった歯内療法とレジン修復治療

 

について、お話させていただきます。

*顕微鏡導入前・顕微鏡初診者、

*簡単にできる自費レジンに興味がある、

*エンドをもう少し何とかしたい

 

 

また募集が始まりましたらブログで告知させて頂きます。

 

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