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患者ニーズと歯科治療のズレ

現在日本の歯科保険治療費は先進国の中ではありえないぐらい安価なもので、

今や東南アジアの方が治療費が高くなっています。

 

面白いと思った記事があります⇒

http://news.livedoor.com/article/detail/13820310/ 

 

海外に行くと日本の物価の安さに気づかされます。

5年前バリのホテルの近くでパスタとピザを食べたら1人4000円でビックリしました。

アメリカ圏は安くすませるにはファーストフード(でも1000円前後) 

 

かなり住みやすい環境だと思いますね! 

  

 

話を医療に戻して、

 

一方、日本の歯科医院の設備などは、

世界でもトップクラスで良い環境で治療を受けられ、

・歯科用CTの所有率は日本が1位、

・顕微鏡の所有率も世界トップクラス

・清潔的な環境も世界トップクラス

・費用も世界でも断トツで格安!

 

これで歯科医院経営は成り立つのか!?

因みに歯科産業はパチンコ産業の1/10の市場規模です。
(パチンコ店1.1万店 歯科診療所6.8万件)

  

現行の制度で設備投資代などを回収するには患者さんの数を見なくてはなりません。

海外では1人1時間の治療も、日本では1時間で3~5人が普通です。

ですので、説明などは必要最低限での治療が一般的です。

  

50年前の患者さんニーズとは異なり、今は治療前にある程度説明を受けてから治療を受けたいという患者さんも多くなっていますが・・・

 

現状疑問を多く持っている患者さんには今の保険治療では満足できない状態となってしまっています。

 

 

 

今回の患者さんも、なんとなく痛いという主訴で歯科医院を受診した所

いきなり神経治療が2本始まり、C1程度の虫歯を削られ、仮詰め

 

不安に思い専門医であるEEデンタルに受診

2017 EEdental OM.jpg

根管治療途中の歯の中には「ペリオドン」(ホルマリン系)が入っていました。

*現在私はペリオドンは使用していませんし、否定派になりました。

 

全体的にきちんと治したいということで、

歯内療法:2本

ゴールドクラウン:2本

プラスチック治療:9本 

 

綺麗に治療を行うことができました!d(・ω・)

  

 
恵まれた保険制度自体の崩壊もささやかれてきていますので、

なるべく健康に気を使う、病気にならない時代がそこまで来ているのかもしれません。

(今回も消費税見送りは保険医療制度に大きな一撃になるかと・・・ 今が良ければそれでいいのか!?)

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