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抜歯宣告を受けた歯の再根管治療
- Posted by: eedental
- 2017年11月29日 09:15
- 歯内療法日記
30代の男性患者さん
定期検診で根尖病変を指摘され歯ぐきから膿も出ていた為
治療を始めた所、途中で抜歯宣告をされ何とか残せないかとEEデンタルに
レントゲンを見ると
根尖病変とは別に黄色の部分にパーフォレーションがあります。
前回の治療で大きな金属の土台を入れる際に歯に穴を開けてしまい
そこにも感染がみられるようです。
根管治療は治療の度に大きく歯が削られます。
特に奥歯などの土台の除去は盲目的に手の感覚で行われますので、
より健康な歯の部分が犠牲になってしまいます。
そういう場合顕微鏡は非常に有効で、裸眼に比べ削除量を抑えることができます。
(*健康な部分を一切削らない訳ではありませんが・・・)
患者さんには非常に残すのは難しい状況であるがトライしてみましょうということで治療を開始して1年後
綺麗に治ってきてくれました!
根の治療は何度も治療ができません、今回のように2~3回目の治療で抜歯宣告となります。
なるべくなら1回で問題ないように済ませた方が患者利益は大きくなりますね(・з・)ノ
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