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コロナ緊急事態宣言の歯科受診

歯科医師会からFaxが来て、

歯科受診について中日新聞に意見広告を出すようです。

 

 テレビの歯科医院受診は危険との報道に対するものらしいですが、

 

  

このネタで一個人の意見を言わせて頂ければ、

 

基本的に歯科治療の多くは緊急性はありません

 

多くの患者さんが心配する待っている間に「虫歯が進行する・・・」

ですが、これも個人の意見ですが、虫歯ができて歯髄に達するまでには5年以上はかかると思います。

つまり3か月程度なら殆ど進行していないと思います。

  

3カ月程度であれば、今治療しても後でも同じ治療をすると思います。

*虫歯の進行が非常に速ケースもありますが、かなり稀です。 

 

 

緊急処置が必要となるのは、「凄く痛い!」「腫れる!」です。

  

 

緊急事態宣言後の歯科医院の診療状況ですが、

  

私の回りでも歯科医院の対応はマチマチで、

・普通に診療を行っている歯科医院

・スタッフを半分にして規模を縮小している歯科医院

・急患以外は治療をしていない歯科医院

・院長が一人で急患対応をしている歯科医院

       

経営者(歯科医師)毎に対応は分かれていますが、都市部ほど急患だけの歯科医院は多いと思います。 

   

特に都市部では感染率が高いので、緊急度の低いような治療は緊急事態宣言中は避けてもらってもいいと思います。

  

個人的に考える通院した方がいい緊急度

1、必ず行くべき

・痛い、腫れた、膿が出る

 

2、地域の感染度合いをみて通院した方がいい場合

・インレーやクラウン、入れ歯の型取りをした(治療に着手した)

・虫歯で穴が開いた

・銀歯、仮歯が取れた

・根管治療中

・入れ歯が痛い

  

3、今はやらなくていい

・定期検診(歯石取りなど)

・外科処置(緊急性の高いケースを除く)

・待合室での患者さん同士のおしゃべり  

  

 

医療機関でも感染事例が増えてきています。

特に歯科は医科と違い、コロナに感染した人が来ることは少ないとは思いますが、

症状がたまたま出ない感染者が来院され複数の患者さんが待合室で同席するような状況もあります。

*今現在行われているニューヨークの抗体検査で驚く結果が出そうですね。  

追記:米ニューヨーク州のクオモ知事は23日の会見で、州内で無作為に選んだ3000人に新型コロナウイルス抗体検査を行った結果、14%近くの人が抗体を持っていることがわかったと発表した。

つまり政府が出している感染者数は地域の感染の勢いをみるにはいいですが、数字に出ない感染者が大勢おられるということです。

 

 

医療従事者は感染には気をつけながら生活していますが、

先日あったような歯科医師自身が感染している場合、歯科医院でのクラスターとなることもあります。

追記:滋賀県で歯科医院でクラスターになってしまったとのこと・・・

 

いつ解除になるか分かりませんが、3~6カ月程度であれば緊急事態宣言が解除になった後に処置を行っても問題ない方が大多数だと思います。

 

以上、一歯科医師の意見でした。

 

 

たぶん、意見広告は「患者判断による治療中断はやめてね!」かと思います。←新聞は見ていない

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