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歯科医師の先生の根管治療(歯内療法)
- Posted by: eedental
- 2020年4月 8日 09:06
- 歯内療法日記
30代の歯科医師の先生
歯を保存できるか!?診てもらいたい とのことで来院
症状はたまに浮いたような感じがするだけで、腫れや痛みはないとのことで2018年に来院
レントゲンとCBCTで診察
歯根破折にも思えるような所見があり・・・
第1・第2大臼歯の間にも病変が広がるような結構厄介な病変の広がり方
歯茎には根尖側にフィステルあり。
私は根の病変(骨の溶け方)の形、膿の出口の位置も診断の材料としています。
先生には折れている可能性があることを話、破折線が出てきたら抜歯した方がいいと説明
第2大臼歯はオリジナルの根管孔とは違った所にパフォっている恐れもあり・・・
結構、難しいケース
2本の歯、 第1大臼歯を3回、第2大臼歯を2回で治療
で、仮歯を入れ1年経過し、腫れや症状がないことを確認して、
クラウンSet
根の病変も無くなり、クラウンも綺麗に段差なくフィットしています。
術前はクラウンに段差があり、もしかしたらこういった段差から細菌感染していたのかもしれません。
歯の寿命は、治療の短期予後は【根管治療の質】、治療の長期予後は【クラウンの質】に依存します。
つまり長く持つ歯を作るにはクラウンの質も重要になります!
歯内療法専門医でもクラウンもやってしまっていますから邪道と言われれば邪道ですが、
クラウンの質まで私がコントロールできるので、その辺は安心感があります(笑)
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