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マニアックレジン: 2015年4月アーカイブ

レジンのオーバーホール

すきっ歯(正中離開)の治療から5年

2015 EEdental na (1).jpg

プラスチックのステックを誤って咬んでしまいレジンがかけたとのこと・・・

 

よく見ると右側の歯茎よりの部分のレジンも剥がれてしまっているようです。

2015 EEdental na(3).jpg

 

このぐらいであれば即日に

2015 EEdental na (2).jpg

こんな感じに修復

 

転勤で九州に行かれたので、そうそう何度も来てもらえないので

その場で治せるレジンはその点メリットがあります!゜ヾ(・ω・ )

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前歯を大きく削らず治す

2015 EEdental ik (1).jpg

患者さんは前歯の色が気になるとのこと

 

調べてみるとどうやら神経が死んでしまいオレンジ色に歯が変色してしまっているようです。

神経が生きている歯でも大きな虫歯の治療をすると、

10~20本ぐらいに1本勝手に神経が死んできてしまうことがあります。

 

今回のケースはまさにその歯、治療をした先生は虫歯を取り残すことなくしっかり治療してくれたのですが、

運悪く神経が死んでしまっていました(- ω -、)

 

そこで、歯の中の死んだ神経を除去して、オレンジ色に変色した歯を2回ホワイトニング

 

レジンを詰めて術直後 歯の長さも微妙に左右で違ったので少しレジンを盛って補正

2015 EEdental ik (2).jpg

歯茎を押しながら詰めたので一時的に歯茎が下がっていますが、

1~2週で元の形に戻ると思います(一応ロングコンタクトにしておきました)

 

 

患者さんには

「10年ぐらいこれで行ければいいね」

「もし10年後色が気になったら表面のレジンを削って新しく綺麗にする方法もあるよ」

と説明させてもらいました。

  

神経を取り変色した歯でも、大きく削らず治す方法があります。 

ただ、最小限の侵襲で済ませられるこの『ホワイトニング+レジン』のデメリットは

患者さんの来院回数が増えてしまい、術者的には非常に手間がかります。

 

  

大きく削った方が歯科医院は

・結果が出しやすい

・歯科医師の手間がかからない

・儲かる

などから、大きく削る流れは今後も続くとは思いますが・・・ 

  

杓子定規に大きく削る効率重視の審美治療から、

削らない治療へのシフトが求められているのではないかと個人的には思いますφ(´ ε ` )

 

 

こんな所で一歯科医師が何を言っても始まりませんが、

知っている患者さんが得をすればいいと思います!(・∀・)ノ

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大きく削らない治療

前回の治療から2ヶ月後

奥から2本目の詰め物の下の虫歯治療の際に写真を

2015 EEdental ya2 .jpg

 

因みに前回治したのは一番下の歯で

3.5mmの穴から神経の治療をしていますヾ(^ω^ )

 

詳しくは : http://eedental.jp/ee_diary/2015/03/post-1132.html

 

今はこんな治療が可能な時代なんですよ!( ・ω・)ノ

「知っている人が得をする」(笑)

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お勧めレジン治療 レジンの色の話

普通歯科医院には代表的は歯の色4~5色ぐらいのレジンが置いてあり

そのなかで歯の色にあった1色を選択して詰め物をします。

 

ただ、歯の色を合わそうとすると・・・

 

色が合わないケースも出てきます。

*保険治療では色合わせまでは行えません。(してくれる先生もいますが完全なサービスで赤字の治療です)

  

だいたい歯の色を合わせようとすると2~3色の色をミックスする必要が出てきます。

個人的には前歯に関しては3~5色ぐらいヾ(・_・;)

 

 

また歯の色まで合わせようとすると間接法という型を採って技工士が作るインレーようなものは

かなり上手な技工士が作らないとまず色は合わせれないように思います。

(上手な技工士=技工料が高い *技術による対価と考えれば当然ですが)

 

ただ、個人的には、

ハイブリットインレーでドンピシャで色が合っているものを見たことがない・・・

  

先日の顕微鏡学会で

「先生のブログで最近出てくる乳歯色ってどこのですか!?」と(笑)

クラレのマジェステーLVです。

2015 EEdental rezin (1).jpg

で表層を詰めると

tu.jpg

こんな感じ(下の歯)に充填できます。

上の歯はセラミッククラウンです。

  

ここで、私の充填の流れを動画で、

最初:1層目 マジェスティーLV OA3 (クラレ)

*フロアブルレジンで象牙質全部に薄く充填します

固形のもの:2層目 プレミス クリアー (Keer)

*これで咬む面の形態(凹凸)を作ります

2015 EEdental rezin(6).jpg

そこにマニアにお勧め!

3層目 もしくはマジェスティーES A1

 

さらにアクセントでマジェステーLV 乳歯色を詰めると、

2015 EEdental T (2).jpg

 

 

固形レジンの後、第3層にフロアブルレジンを持ってくる理由

2層目の固形のレジンと歯質には必ず段差ができてしまいます。

レジン治療はマージンに対しオーバーするかショートするかの2択です。

 

フラッシュ(ドンピシャ!)は顕微鏡で見ていてもあまりありません。 

ですので、その境界部をA1(もしくは乳歯色)で補正をします。

DSC00121.jpg

*固形のレジンをタイトにマージンに全周ぴったり詰めるのは至難の業! 正にネ申技そんな技術が欲しい。。。

 

 

 

で、話を戻してこの『乳歯色』

 

実は、販売が終わっています(笑)

 

 

で代用品なのですが、クラレの人に聞くと

「マジェステーES のXW」をと言われ使ってみると、

 

全然色が違うんですけど・・・(´-ω-`;)ゞ

(ただ、良い色ではあり更にマニアックにいうと前歯のリバーステクニックの内層の色出しには使える)

 

そこで、医院に色々ある2軍レジンの中にいい色が!

2015 EEdental rezin (2).jpg

FLOW-IT のA0 (ペントロン)

*A0の存在を知っている先生が日本に何人いるか(笑)

   

これは比較的乳歯色に近い色(ただ、欲を言えば少し透明感が欲しい・・・)

このレジンは押し過ぎると多少液だれするのでそこは注意

 

今まで、色々フロアブル触りましたが、クラレのシリンジは一番優秀で扱いやすい(・∀・)ノ

 

その他、EEデンタルでよく使うレジン

2015 EEdental rezin (4).jpg

エンプレスダイレクトのフロアブル

Trans30はかなり優秀な色

Trans Opalはかなり透明なレジンステイニング後のトップコート代わりに極たまに使います。

(レジンはかなりいい色ですが、シリンジはダメ 液だれしてきます)

 

1本買うなら断然『Trans30』です(・∩・)

  

とEEデンタルにあるレジンの極一部の紹介でした。

 

 

たぶん、医院には70種類ぐらいレジンあるんじゃないかな?(σ・з・)σ

(これでもだいぶ期限が来て捨てたんですけどね たぶんピーク時には120本ぐらいレジンがありました)

 

顕微鏡学会で質問された先生にも

「先生よくブログでレジンのレシピ公開しちゃいますね」

と言われましたが、

 

他の先生が参考にして購入してくれれば、

売れ続ける限り廃盤になる可能性が低くなり同じレシピでレジンを使い続けれるので

私にもメリットがあるというしたたかな戦略(笑)

 

*以前廃盤になったエンドの道具、

1年間で2つしか売れておらず調べてもらうと日本で私しか購入していませんでした。 

 

まぁ、廃盤になった時ように次の臼歯部レシピは既に考えていますけどね(ノ・ω・)ノ 

 

以上、途中からマニアな先生向けの内容になりました。

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プラモデラーさんへ レジンの勧め

患者さんに

「よくレジンで本物の歯のように作れますね」ヾ(・д・;)

と言われるのですが、

 

 

私は細かい造形はどちらかと言えば好きな方で、思い起こせば

小学生時代のガンプラ作成が大きかったと思います。

 

後は、

鉛筆や木の棒をカッターナイフで彫り込んだり

(だから、筆箱にはまともな形の鉛筆がなく先生や親に怒られていました)

  

ただ、幼少期の遊びは今に生きていると感じています。

(近くの駄菓子屋でお小遣い貯めて300円の折りたたみナイフかったりしていましたからね)

 

一度、大学の時の授業でカッターナイフで新品の鉛筆の先を削りなさい(*えんぴつで書けるようにする為に)

小学生時代鉛筆にトーテンポール彫り込んでいた私からすると

「えっ、この授業ふざけてんの?」(  ・Д・)ノ

と思ったのですが、

 

さすが御坊ちゃま・御嬢ちゃま学校が多いとされる我が大学、鉛筆をナイフで削ったことがない生徒が。。。

  

正直ビックリでしたね(p・Д・;)

 

歯学部の入試は筆記試験、小論文、面接でしたから手先の試験はありません、

ただ、歯科医師になると手先の器用さは非常に重要になります。

 

個人的にはいかに幼少期に手先を動かして遊んでいたかは歯科医師にとっては重要だと思います。

 

 

大学の思い出と言えば、

 

大学1年生の時に実験に失敗して、最初からやり直しを行うと帰るのが19時過ぎコースになるのが嫌で・・・

 

友達から先週のデーター借りてグラフから勝手に方程式導き出して、

電卓叩きながらクラフに数字をプロットしているのを物理の先生に見つかって)((-。-;))

*データーを借りても同じ濃度の試薬でないので友達のデーターとは答えが違ってきます。

  

「おい井野、私は40年近く教師をやっているけどお前みたいなやつ初めてみたよ」

「いいよ、その公式とデーター・グラフがあっていれば帰っていいよ」

と先生に言われ、

  

それからパートナーに実験の後片付けをしてもらい、30分後

 

見事パス!ヽ(・∀・人・∀・)ノ

 

定時の5時半に実験が終わり帰りがけ先生に

「井野は小学生の頃に塾など行かず泥だらけになって外で遊んでいたタイプだろ?」

「塾の問題解くだけではあの発想はでない」

と見事に塾嫌いが当てられてしまいました(σ・Д・)σ

 

  

今思えば手先とか、自由な発想というのは幼少期の体験があるかなかなと思います。

 

ですから、

私世代のガンプラ世代、その前のプラモデル世代(戦車・戦艦)などは

時間をかければレジン治療というのはうまく治療できると私はもいます゜ヽ( ^ ω ^)ノ

 

ホントに粘土細工でポイントを抑えれば難易度はかなり下がります。

  

事実先週、1人ハンズオンの伊藤先生などは1本目からこのクオリティー

1_DSC07069.jpg

見える面全てレジンで作っています。

 

レジンの実習は高橋先生、宮崎先生、青島先生、大谷先生など一流のコンポジストの先生のセミナーなどがお勧めです。

 

 

因みに私はセミナーしていませんのでね(  ̄ ̄ ̄ ̄д ̄ ̄ ̄ ̄)ノ

 

注)、同級生の伊藤先生は日頃お世話になりっぱなしなのでお返しにハンズオンしました(・ω・;)

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レジンによる審美治療

まずは、術後の口腔内

2015 EEdental Tu (2).jpg

治療した場所をすぐに探し始めた人は歯科関係者ですね(笑)

 

因みに治療した歯は7本あります。

レジンの色は全て同じで、

レシピ:OA3+クリアー+乳歯色( ゝω・ )

 

  

 

 

 

 

 

回答

2015 EEdental Tu.jpg

治療回数4回

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レジン治療はプラスチックを盛るだけ でもこんなリアルな再建修復が可能!

レジンは粘土のようなもので、

術者(先生)が好きな形にコントロールできます。

またこのレジンは好きな色を付けたりすることもできます。

 

そんなあんなを色々してレジン治療すると・・・

 

質問:治療した場所わかりますか!?(・ω・m)

 今日の一症例(治療時間1時間半)

2015 EEdental T (2).jpg

最近、なんとなくつかめてきたテクニックが少し形になってきました(´・ω・)ノ

明日の午後は、

同級生の伊藤先生とマンツーマンレジンハンズオン

 

その後味噌煮込みうどんを食してきますヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

 

あっ、答えはまた後日=┌(; ・_・)┘

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詰めた本人も分からないレジン充填(笑)

2015 EEdental su.jpg

レジン充填 

実は咬合面・近心・頬側・遠心とレジン充填しています。

 

妙にリアルな形態になりました( ゚ ω ゚ ;)

 

*レシピ:OA3 クリアー と ドロップで乳歯色

表層にクリアー色と違う明度の異なる色を1色足すことでよりリアルな仕上げになります。

(最近よくやるテクニックの1つです)

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実は顕微鏡(マイクロスコープ)なしに奥歯の治療は見えていません

奥歯のフロスが引っかかる場所に違和感があるとの患者さん

 

銀歯が入っておりレントゲンを撮ってみると

2015EEdental  T (1).jpg

あらら、銀歯は全然あっていないどころか、歯茎の中に銀歯が差し込んである状態です( ̄ー ̄;)

 

一般の方は分かりにくいですが、

この銀歯歯茎の中まで歯を削っておりそこを覆うように作っています。

 

そもそも、こんな歯茎に中に虫歯があったのか!?

私の経験上は20代の方でこんな部分に虫歯ができることはまずありません。

 

では、なぜ!?(p・Д・;)

 

一番の推測に、

見えない場所を感覚だけで削ったからでしょうね。。。( ´ Д `;)

 

患者さんは歯科医師は虫歯の位置を確認して虫歯だけを削っているように思われますが、

実は奥歯特に第2大臼歯、第3大臼歯(親知らず)の虫歯は見えていません。

 

また、インレー修復などは9割近くのケースで隣の歯も削ってしまいます。

(これが銀歯を入れた歯の隣のが将来虫歯になる原因なのです)

  

残念ですが、これは私含め誰が行っても同じです

 *ネ申技をお持ちの先生は別ですが

  

歯のような小さな組織を必要最低限で治療することはホント難しいことなのです( ・ω・;)

 

  

唯一これを回避できる可能性があるのが顕微鏡(マイクロスコープ)

顕微鏡は真上から明るい光で1本の歯を照らすので、クリアーな視界が生まれます。

(暗闇の中をサーチライトでピンポイントで照らすようなものです)

 

ただし、明るく見えるだけです=( ̄。 ̄;)

 

顕微鏡治療は鏡で反射した歯の像を見ながらなので、治療をしようとすると左右反対に手を動かさないといけません。

これが顕微鏡治療の厄介な所(鏡に映った人のお化粧を後ろからするようなものです)

 

また上の歯より下の歯はさらに厄介で、左右反転の上に、上下反対になります。

(更にお化粧を逆立ちしながらするようなものです)

 

これが、顕微鏡治療の難しい所なのです。

 

私も顕微鏡を使用して10年経過しますが、

不思議なもので毎日やっているとこの鏡像の世界に脳ミソが慣れてしまい普通にできるようになります。

 

歯茎の中から慎重にレジンを詰め

2015EEdental  T (2).jpg

一番下の歯と一番手前の歯の2本をプラスチックで治療

 

レントゲンで段差のチェック

2015EEdental  T (3).jpg

綺麗に充填できましたヾ( ̄o ̄ )

 

これで違和感も減ってくれるといいのですが!

 

以上、顕微鏡がないと無理な治療の一例でした。

(ホントは、治療するなら誰も削っていない所から治療させてもらった方が削る量も1/3以下に抑えられるんですけどね。。。)

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