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直接法によるレジンアンレー

ここ最近は時間をかければレジンアンレーが詰めれるようになってきました。

EEdental sa.jpg

レジン治療×3本 治療時間3時間

 

 

今私が思っていること、

リン酸亜鉛セメント、カルボキシレートセメント時代なら仕方がないと思いますが、

レジン系のセメントが確立してきた今、咬合面それに続く頬側面・口蓋側面の溝を全て削る必要があるのか!?

 

インレーやめてしまった歯科医師側からすると、

1895年に提唱されたブラックの窩洞からの脱却が言われ10年近く経ちますが、

未だに100年以上前の技術が支配的な医療

  

50年前の虫歯が多い時代で材料も限られたものしかない時代でしたら、

インレーという治療法が効率的でベターな方法だったと思います。

  

ただ、現代のように虫歯の本数が極端に減った、また患者さんもできるだけ自分の歯を長持ちさせたいという時代に

はたしてインレーという治療法が第一選択に持ってくる治療法なのか!?

 

個人的には凄く疑問です ( ・д・;)

 

小さな虫歯には小さな窩洞で段差なくレジンを詰めるのは現代の歯科医師には必要な技術だと思いますし、

現代の歯科医師だけが技術の追求から逃れていいということではないと思います。

 

 

経済的な話は抜きで書いてしまいましたが、

これも日本の歯科保険医療費がホント安過ぎる為に起こっている「負の問題」なんだと思います。

ある面、現代の歯科技術を停滞させているのは材料含め制約があり過ぎる保険治療なのかもしれません。。。( ´ д ` )=3

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