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食べカスの詰まりやすい斜めに生えた親知らず ⇒虫歯

現代人の多くの方の親知らずは窮屈な位置に生えており、

半数ぐらいの方は親知らずが斜めに生えてしまっています。

 

斜めに生えた親知らず、大きく分けて2パターン

1、歯ぐきの中に埋まっており親知らずが口の中に見えない

2、部分的に親知らずが口の中に出ており、毎回食べカスが詰まる

 

1のケースはケースbyケースで抜歯した方がいいのですが、

2のケースは殆どのケースで予防的に抜歯を勧めます。

  

その理由は・・・

食べカスが詰まることによって手前の第2大臼歯の大臼歯を虫歯にしてしまいます。

 

今回の患者さんも、親知らずの抜歯をしたら第2大臼歯に虫歯ができて

ネットでEENO Flatでの治療を見つけ来院された30代の男性患者さん

 

レントゲンを撮ると、

2019EEdental MY1.jpg 

大きな虫歯が出来てしまっています。。。

 

動画のような治療を行い

 

術前⇒術後

2019EEdental MY.jpg

電気メスで除去した歯肉はだいたい2カ月ぐらいで元の形近くに回復してくれます。

 

ここの部位の虫歯治療は非常に難易度が高く、

道具(回転切削器具)が届かない為、神経を取って被せ物をすることが一般的です。

 

今回のように顕微鏡下で音波で虫歯を削り、フロアブルレジンを用いることで、

神経の保存と歯質の保存が行えます!d (・ ε ・)

 

誰だって、神経取りたくないですし、歯も残したいですよね。

 

手間と時間をかければ、こんな治療法もあります。

(治療法というより削り方ですね^^;)

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