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コンポジストが作る隔壁

歯内療法の他レジンもちょっと得意でして、

根管治療でもレジンを使用するパートはちょっとだけ拘っております。

 

チップの異なるフロアブルレジンOA3を使用しております。

 

以前セミナーを受けて頂いた先生に、

「井野先生は自在にフロアブルレジン扱えるフロアブルマスターですね!」

と言われましたが、

ポイントはフローの扱いやすいものを使用し、形態・太さの異なるチップで少しずつ積層することです。

 

  

隔壁のポイント

歯の中に【菌が入らない】為にする大切な下処置です。

虫歯除去、上部GP除去、近心圧排後にフロアブルレジンOA3を用いて行います。

 

ポイント

:縁下であれば圧排or電メスで縁上にする(浸出液コントロール)     

:フロアブルは絶対歯肉に触れさせない     

:レジンは可能な限り髄床底付近から立ち上げ接着面積を大きく取る     

:なるべく中側にアンダーカットを作らない(仮封材が残りやすい)     

:1壁欠損でも、必ず全壁にレジンを入れ全周レジンのコアにする      

*1壁だけにレジンを盛ると、仮封中に咬合で隔壁が取れやすい     

:外側はクランプが引っ掛かりやすいアンダーカット形状にする(後で削る)     

:根管充填後、隔壁を崩さず中にレジン(SDR)を詰めレジンコアにする  

 

歯肉にレジンがくっ付くとバリが出来、支台歯形成が非常にやりにくくなります。

次の形成のステップの為にも支台歯形態を考えた精度の高い隔壁を作ることが大切です。  

 

隔壁所要時間:20分

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