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マニアックレジン: 2014年5月アーカイブ
最小限の侵襲が高い審美性をもたらす レジン治療
- 2014年5月29日 15:38
- マニアックレジン
術前、一見健康そうに見える歯?(・∀・)σ
実は虫歯が多く隠れています゛(´д`;)
大人の虫歯は歯と歯の間によくできるので、上から見ただけでは判断できません。
このコンタクトカリエスは私の場合レントゲンと顕微鏡で虫歯の判断をします(・ω・)ノ
実は今回の虫歯
こんな感じで右側の歯と歯の隙間に・・・
この歯と歯の間の虫歯、発見した後の治療法により見栄えが変わってきます。
短時間でなるべく歯科医師の労力少なく仕上げようとすると
銀ギラ銀にさりげなく♪ へ(´д`へ)
いやいや、さりげあるよ!( ゜Д゜)ノ
http://eedental.jp/ee_diary/2012/11/post-636.html
と、一人突っ込みをしたところで(笑)
この型取りをして、技工士が作ってくれたものを接着剤でくっ付ける方法を『間接法』と言います。
個人的には削った面が1~2週間「唾液」+「細菌」まみれになる間接法より、
削った面をその日のうちに隠してしまう『直接法』の方がいいと思っています(´・ω・)ノ
一方、今回私は、虫歯の部分だけをピンポイントに削除(健康な部分の削除は極力抑えた形です)
その後、6か所をレジン充填(2色のフロアブルのみ)
*8月の講演に時間があれば、この辺りのやり方を話しますね(ちょっとアドバンス編)
今回はマトリックスもウエッジも使用していません、でも出来ちゃう!(・∀・)
http://eedental.jp/ee_diary/2014/03/83.html
この治療は、診断と修復にかなり時間をかけています。
顕微鏡で歯を拡大しながら2色の液体状のレジンを流し込みます。
注意:EEデンタル保険医療機関ではないので、治療は全て自費治療になります。
2色で自然に見せるポイントは『乳歯色』レジン
乳歯色(クラレのフロアブルなんですが、今は呼び方が変わっているそうです)
http://eedental.jp/ee_diary/2014/02/post-905.html
以前一度ブログに書いたら、そこから購入したという先生に3人出会いました。
よくこんなマニアックな情報拾いますねぇ (´・ω・`;)
必要最小限の削除で行う治療と、銀やセラミックを入れる為に歯を犠牲にする治療
因みに、セラミックインレーは銀のインレーより歯を削ります。
(神経にダメージが及ぶ確率が微妙に高い治療法です)
どちらがお好みでしょうか!?ヾ(°∇° )
私なら なるべく削らず、白くて歯に優しい方法を選択しますね!!(^ω^ )/
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治療法による歯の見栄え
- 2014年5月24日 13:09
- マニアックレジン
左側の歯から
天然歯、セラミッククラウン、前装冠(保険の被せ物)
人工物に置き換えると本物のような自然観を表現するのは非常に難しく、被せ物はセラミスト(技工士)の腕次第になってしまいます(´-ω-`)ゞ
と、書いておいて、
上の写真たぶん、世界で数人は分かってしまったかもしれませんが、実は・・・
術前写真
最初の写真は一番の左の歯をレジン充填した術後2週間後の写真でした。
ですので、最初の写真の正解は、
レジン充填、セラミッククラウン、前装冠(保険の被せ物)
でした(;≧皿≦)
最初の写真でレジンと分かった方、素晴らしい!(^ω^ )/'''
一応、レシピ
マジェスティーLV(フロアブル) ・サービカル、・OA4、・OA3、
マジェステーES(フロアブル) ・A1
IPS エンプレスダイレクト フロー "Art" ・トランス30
その他、
カラープラス ・ホワイト、・オークル
最近前歯はフロアブル充填が殆どになりましたヾ(・ω・)ノ
(かなり上手く行った症例で、再現性はゼロですのであしからずm(_ _;)m)
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レジン・フル活用術
奥歯に銀歯が見られます。
私は今このぐらいの銀歯であればレジンで修復を行っています。
(強く咬む人などは適応症になりませんが、約9割近くの歯でこのレジン治療しています((・ω・)ノ)
レジン治療:http://www.eedental.jp/resin.html
白くセラミック治療で治したいとなると今回のケースは、「セラミックインレー」が 代表的な治療になってきます。
ただ、今現在、私はこの治療は行っていません(・д・;)
技工士とも何度も話し合いましたが、
やはりセラミックインレーの適合精度を上げるのは健康な歯を大きく削る必要がある。
適合を上げるのは、かなりシビアな形成(削り方)が求めれること。
(非常に滑らかに削る形成テクニックも必要になります)
被せ物(セラミッククラウン)よりかなりハードルの高い治療なんです┌(。Д。)┐
歯を大きく削る方法に疑問を感じつつ、
反面レジンの術式がある程度自分の中で確立できたこともあり、
セラミックインレー治療の選択肢を持たずに済むようになり止めたという経緯があります((((((((((/・ω・)ノ
レジンとセラミック違い『変色と着色』
http://eedental.jp/ee_diary/2013/02/post-716.html
今回のケースは奥から2番目の歯の神経の治療がしてあり、根尖病変(膿)も見られた為に根の再治療も行う必要がありました。
と言っても私は根の治療の方がどちらかと言えば専門なので( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)・∀・) ̄ー ̄)
戦略的な隔壁を作り根管治療を行い全体的に白く自然な感じに修復を行いましたヾ(´・ω・`)
術前 ⇒ 術後
左下の根管治療後は
どうやら根尖1/3に側枝があったようで、その部分まで綺麗に治療が終わりました。
この歯は削った歯の足りない部分だけレジンを詰めて補うビルドアップ治療で治療をおこないました。
http://www.eedental.jp/buildup.html
神経の治療+レジン治療は健康な歯の保存が可能です!
こんな流れで治療します『10分動画』
(長いので1分で理解したいせっかちさんは ⇒ 最初の30秒から~60秒まで、終わりの12:50~13:07秒まで )
治療前と治療後見分けがつきますか!?
今後は、根管治療した歯の骨の治りをみて行きます(^ω^ )/
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