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2014年6月アーカイブ

歯を残したければ「歯科口腔外科」ではなく「保存科」へ

患者さんの中にはどうしても歯を残したいと思われ、一般開業医で対応が不可能になると

市民病院、県病院などの総合病院になる『歯科口腔外科』を受診される方がおられますが、

口腔外科は親知らずや、難しい歯を抜く専門であり、歯を残す科ではありません(p・Д・;)

 

 

患者さん心理で言えば、大きな病院ならと思われているとは思いますが、

歯を残したければ「保存科」にかかるべきなのです(>ω・)ノ

  

ただ、この保存科は大学病院などにしかありません。

 

何故か!?

 

基本的に手間のかかる保存処置は保険治療では赤字になり、総合病院などではお荷物の科になるので

赤字の保存科などは総合病院では作りません(; ̄Д ̄)

 

(海外のように虫歯1本4~8万頂ければいいのですが・・・)

 

ではなぜ大学病院では経営が成り立つのか!?

 

いえ、成り立っていません。

毎年かなりの赤字です( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!

 

大学病院などは研究・教育機関として国からの補助金があるので、それで何とか経営している現状があります。

 

 

大学病院は先にも書いたように教育機関ですから、新人の先生や若い先生が経験を積む場でもあります。

すなわち大学病院にかかれば、最先端で高い技術のものが受けれる訳ではありません。。。

  

また、昔大学の先生と話していましたが、

開業医の先生で残せないという歯を大学病まで治療に受けに来られるが

「大学病院だからと言って、意地でも残すようなことはしない」

「治療の基準、やることは開業医の先生と同じこと」

と話されていました(´・д・)ノ

 

 

 

歯チャンネルなど見ていると、不安だから大学病院などにかかられている方がおられますが、

今後一般開業医の紹介状なしでは受診できないようになってくるそうです。

 

病院には病院の役割があり、一般的な虫歯治療などは町医者が担当すべきものなのです。

 

  

 

さて、今回のケースなのですが、

患者さんは自分の歯を保存したく、何件か歯医者に行ったそうなのですが・・・

  

問題がてんこ盛りで、

根の先端に根尖病変(膿) 歯には治療の際に穴(パフォレーション)が開けられており・・・

EEdental  oo(1).jpg

その他にも、親知らずの影響で骨が少なく歯周ポケット、また根の神経のうち1本が見過ごされている。

  

などなど、色々な問題を抱えています(;´ω`)

 

 

 

めぐりめぐってEEデンタルへ(一応「保存科」の仕事を得意としています)

 

残せませんか!?と聞かれれば

「残せる保証はありませんが、残す方向で治療はできますよ」

 

と言った所でしょうか(´-ω-`;)ゞ

 

ただ、多くの先生が抜歯した方がいいと話されるかもしれません。

 

この歯を『一生持たせたい!』と言われれば、150%無理と答えますよ(笑)

 

 

 

実際治療をしてみて、1つずつ問題を治療していくこと1カ月半(治療回数:3回)

 

実はこの歯、樋状根と普通の神経管の中間のような歯であり、

3本の独立した根管が根の先端で合流して最後は1つの出口になるという

かなり珍しいケースの歯でした。

 

 

根管充填後

EEdental  oo(2).jpg

*黄色の⇒部分が3本が1つに合流する場所

DSC00262.jpg

黒い穴が根管(神経管)×3

 

特殊な樋状根の中では、以前ブログにしたこのケースが近いですかね

http://eedental.jp/ee_diary/2012/09/post-607.html 

 

なぜ、こんな根の先端の所で合流することが分かったのか!?

 

 

 

このからくりは8月3日の講演で

http://eedental.jp/ee_diary/2014/03/83.html 

聞けばガッカリするぐらい、アナログな方法なんですけどね(笑)

 

ただ、裸眼の治療と違い顕微鏡で拡大視野で見ることでどういう状況か分かっているから、それに対してまぐれの治療ができるんです! 

(あまり偉そうなこというと怒られちゃいますけどね(・ω・。))

 

 

 

この歯は今後仮歯を入れて経過を診て行きます。

綺麗に治療できた1症例です。      

 

治ってくれ!(´・ω・)ノ

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全然波がない・・・

  • 2014年6月26日 18:28

DSC00257.jpg

サイズ:もも 風:オン  1時間半入水

 

海が近い幸せな時間! L( ̄ω ̄L)

 

歯の観察

仕事柄、天然歯の観察をよく行います。

 

すると、ちょくちょく変わった歯の形を見つけます。

6a.jpg

こういうのを参考にレジンを詰める際の自然観演出にします。

 

先日松本先生のレジンセミナーがありましたが、

「絵に書けなければ詰めることができない」(2次元で理解していないと3次元にはできない)

 

ということで、スラスラっと絵を書いてみました。

 

上顎

ue.jpg

下顎

sita.jpg

 

だいたい、こんな感じからその人の感じに合わせて私は形を崩しながら作っています。

 

歯の形状は上の写真にもあるように色々な形が存していますから、1パターンではなく

私は「あ~、こういう歯もあるよね」という歯の形を目指しています( `・з・)ノ

 

その為には、口腔内写真で珍しい歯の形を探すのがい非常に参考になります。

へぇ~、こういう溝があるのか!

へぇ~、これが天然の歯!?

など色々発見がありますヾ(・∀・ )

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レジン治療の宿命と欠点

レジン治療の宿命

それは変色する

 

ただこれは患者さん毎に大きな差があり、着色しやすい人、着色しにくい人がおられます。

絶対変色、着色が嫌!という方はセラミッククラウンで被せ物にした方がいいでしょう!

(ただし歯の5割近くは削る必要があります( ノω<;))

 

 

EEdental Kam (3).jpg 

治療の選択肢としては、審美性を取るのか!?、大きく歯を削りたくないのか!?

 

どちらかを選択してもらう必要があります。

またレジンに着色が起こりやすい方は、その都度簡単な研摩や習性が必要になってしまいます。

 

 

私見ですが、この着色は詰めるテクニックにもより差が出るようにも感じています( ̄。 ̄;)

 

 

レジンには大きく分けると2つの種類があり、

1、固形のも

2、液体のもの

 

スタンダードとしては固形のペースト状のものを使用するのですが、

ペースト状のものは段差が微細な出来やすく、入りやすい人だと茶色の褐線が出てしまいます。

 

これを回避しようとすると、レジンの面積を増やす必要がありレジンのメリットが少し薄くなってしまいます(´-ω-`;)ゞ

 

という経験の元、

 

現在私は前歯に関してはフロアブルという液体のレジンで詰め物を作っています。

(中には特殊な歯の色で固形のレジンを部分的に使用することはありますが、ほぼ8割は液体のレジンで)

 

 

今回のケース

元々歯と歯の間に隙間が多くあった場所をレジンで埋めるように詰められており、

歯とレジンに大きな段差、またレジンの下には汚れ、歯石がびっちりでした。

 

 

審美性を得る為に、詰めたと思うのですが歯周病の発生装置にもなっていました(´ω`。)

 

 

そこで2回に分け5本の歯10か所を治療

EEdental kam.jpg

こんな感じに綺麗に治すことができました!(´・ω・)ノ

 

治療時間:2時間半×2回

 

治療個所が多かった(10か所)のと、透明感が非常に強い歯でその色の演出に時間がかかりました。

(久々にブルーティント(青色のレジン)を使用しました)

 

また固形のレジンを詰めるより液体のレジンを詰めるのは手間が非常にかかりますが、

今の所私はこちらの方が結果が出やすいのでこの方法を選択しています(^ω^ )/

daruma.jpg

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何年ぶりかに

昨日は14時半に診療を終え、近所の海にε=ε=┌( ̄ー ̄)┘

 

 

向う途中のコンビニで『コーラー、シーチキン巻き、焼鳥』という

高校生みたいな昼飯を購入し、

619.jpg

海で波を見ながらどこのポイントに入るか検討L(・∀・ )

 

 

昼過ぎということもあり、風の影響をモロに受けておりあまり良くない状態

 

しょうがないかと割り切り、親日ポイントに入水

 

 

 

沖に10人ぐらいの人がいて、その中に1人上手い人がいて、ガンガン乗って行く・・・

 

この人上手いなぁ~と顔を見ると!

 

 

中学生の時の同級生に顔が似ている・・・

 

 

ただ25年も会っていないと本当に同級生なのか!?自信がない。。。

 

まぁ、何かの縁と思い話しかけてみると、

私:「タカシ!?」 ←間違っていたら・・・

 

タカシ:「えっ、井野!?」

と25年ぶりに友人に再会

 

そこから海の上で身の上話に花が咲き、セット来るとそれに乗り、波待ちの間にくだらない会話を1時間以上

 

 

 

で更に驚いたのが

タカシ:「井野、アツキ覚えている!?」

私:「あ~、アツキね、10年前ぐらい前に海で1回会ったね」

タカシ:「あいつカルホルニアでシェイプ(板を作る)の修行して、今自分のブランド作っているらしいよ」

私:「また、大胆なことしているねぇ(笑)」

 

  

昔から極端な奴でしたが、どっぷりサーフィン業界に浸かっているそうです(⌒_⌒;)

 

  

先日のサメの話もしましたが(http://eedental.jp/ee_diary/2014/06/post-974.html )

タカシはサメの出たポイント(成和)によく入っていたそうで、最近は怖くて避けているそうです(笑)

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サンキュー! 白水貿易

先日のZEISSの顕微鏡故障

http://eedental.jp/ee_diary/2014/03/post-931.html 

 

白水から顕微鏡の修理が上がったとのことで、代用の顕微鏡を引き取りにくるとの連絡が、

 

 

 

その時、白水がZEISSのノベルティー詰め合わせを持ってきてくれました。

DSC00244a.jpg

ZEISSはSONYのデジカメのレンズにも採用されており、好きな会社です。

  

車にも貼ろうかな(笑)

たぶんマニアな人なら共感してくれると思いますヾ( ゝд・)

中途半端な歯科治療は害になることもある・・・

前歯のクイック矯正(セラミッククラウンで見た目を治す)などが代表的なものですが、

治療をしていると、この治療しなかった方がよかったんじゃない!?

と思える治療にたまに遭遇します。

 

 

偉そうに言っていますが、私の治療はなるべくそうならないようにはしているつもり・・・

です(p・Д・;)

 

 

今回の患者さんのおっしゃる不快感

・フロスが引っ掛かる、

and

・物が詰まりやすい

and

・歯間ブラシを入れる度に血が出る、(抜いた歯間ブラシが臭い)

and

・たまに歯茎が腫れてくる、

and

・違和感がたえずある

のがコチラ↓

EEdental ta (4).jpg

2本の銀歯

 

上から見ているとさほど大きな問題はなさそうなのですが、

レントゲンで診てみると、

EEdental ta (1).jpg

それは、それは・・・

問題がてんこ盛り!(ノω< ) 

 

患者さんに説明したもの

EEdental ta (2).jpg

問題のスタートは歯と歯の間に虫歯を作ってしまいインレー(銀歯)による治療を行う。

1、銀歯が全然合っていない 

⇒ 銀歯の段差に汚れが毎食詰まる

そうなると ⇒ プラークが停滞する(菌によって臭くなる)

そうなると ⇒ 汚れが取りにくい形状なので、日に日に汚れが歯石に変化

そうなると ⇒ 歯茎が腫れてくる、炎症で血が出る

 

また、銀の下にプラークが長く停滞することで2次カリエス(2次虫歯)に・・・

 

 

全ての根源は合っていない銀歯を入れたことによりスタートしている不快症状なのですヽ(´Д`ヽ)

 

 

その不適合な銀歯を外し、歯茎の中の歯石を取り、レジンで治療を行い

EEdental ta (3).jpg

このように段差のない白い歯に戻しました(^ω^ )/

 

 

患者さんは治療すれば、元の状態に戻ったかのような錯覚に陥りがちですが、

治療はあくまでもリペアであり、どんな材料を持ってきても人工物で補っている程度のものです。

 

 

ただ、治療したことにより病的な状況を作っているケースもありますので、注意してくださいね!(*`・з・)ノ

 

今回のケースは2週間もしっかり歯磨きしてもらえれば、健康な状態に回復すると思います。

40代、50代の方へ、全顎治療の勧め

40代、50代の患者さんに多い一般的な口の中

k.jpg

治療の度に銀歯になっていく・・・(>ω<)

 

多くの患者さんの口というのは転院を何度か繰り返し、複数の先生が1つの口の中を触っています。

 

また治療の時期が違うと同じ先生でも術式・考えが微妙に異なります。

 

ですので、1つの口の中でも治療の質、適合などはバラバラの状況なのです(´ω`。)

 

 

歯科治療は技術差というものが存在し、どこの歯科医院でも同じ質の治療が受けれるという保険治療の建前はもはや誰にも通用しません。。。

 

 

 

師匠がよく言っていた「例え」を私もよく患者さんに説明します。

40代、50代の方の受けられてきた治療というのは、障子に穴が開いた部分だけ局部的に直している のに等しいのです。

 

 

つまり、

専門の人間から見れば、穴の空いた部分を白い紙ではなく、黄色い紙で穴を埋めたり、黒い紙で穴を埋めたり、新聞のチラシで・・・

 

口の中は全く統一感がなくなっています。

 

ただ、一般の方は痛みが出たり支障が出た部分だけを気にされます(⌒_⌒;

 

 

 

1つの指標として「保険治療の平均寿命は6年ぐらい」というデーターがありますので、

右上の治療が終わったと思ったら今度は左の下に問題が出てとい永遠と治療を繰り返す訳です。

これが歯医者通いから永遠に抜け出せないカラクリなのです!

 

 

http://eedental.jp/ee_diary/2014/06/post-973.html でも書きましたが、治療の度にその歯の価値というのは

どんどん減って行きます。

 

 

どうすればいいのか!?(´・ω・)

 

とりあえず空いた部分を補修し続けた障子は数年に1回大掃除の際に貼り替しますよね!?

 

口も同じです。

 

40代、50代になったら、痛みが無くても一度同じ先生に全体的に治療してもらい、10年問題が起こりにくい口の中を作ってもらう必要があります。

(*保険治療は虫歯がないと保険では治療ができませんので全体的な治療はルール上不可能です)

  

 

最初の写真の患者さんはちょうどこのケースで、全体的に治療を行いました。

2014.jpg

歯内療法:3本

レジン:12本

セラミッククラウン:4本

ゴールドクラウン:1本

 

現代の歯科治療は私のような普通の歯医者が行ってもここま綺麗に治せるようになってきています(。ゝ∀・)ゞ

 

 

保険治療という治療がこの国の一般的な治療なのですが、

残念ながら現代歯科治療とは大きな開きが存在し、保険治療は30年前とほぼ同じ治療を繰り返しています(TヘT;)

 

   

 

一生、自分の歯で美味しく食事がしたければ、

40代、50代の方は非常に大きなターニングポイントを迎えている ということは知っておかれた方がいいと思いますよ。

 

 

 

今回の患者さん

治療期間:1年(お疲れ様でした)

精度良く、綺麗な治療が出来たと思います!ヾ( ・∀・)ノ

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明日の朝は

DSC00243.jpg

多少サイズ残るか・・・

  

明日の朝1ラウンド行ってきます。

 

車に積んだこの板、 「サメカラー」なんですが・・・

 

逃げ切りますε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘

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もうすぐ締め切りらしいです。

8月3日の顕微鏡導入者向け講演のことでペントロンから連絡がありました。
http://www.j-pentron.com/kakudai2014/kakudai2014.pdf 
定員50名の所既に40名以上の先生の申し込みがあり、
もうすぐ締め切りらしいです。
 
内容を初心者向け+顕微鏡治療の際に私が使用している道具などでまとめるつもです。
 
顕微鏡をバンバン使用されている先生には物足りない内容なので、
是非とも顕微鏡導入前、開業前の30歳前後の若い先生に来てもらえればと思います。
http://eedental.jp/ee_diary/2014/05/83-1.html 
 
 
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若いうちから、きちんと歯を治す!

患者さんの中には、今は保険治療で将来自費治療を受けようと考えられている方がおられますが、実はこの考えある意味少し間違っています(p・Д・;)

 

歯科治療とは治療の度に歯は削られ、治療の度に人為的な問題が歯に隠れ込み治療の度に治療条件が悪くなった歯を治しています

(歯科の世界では当たり前のことが患者さんには理解されていません(・ω・;))

 

 

例えると、最初の歯を100点満点のテスト

1回目治療で小さな虫歯を治療後は90点満点のテスト(歯)になる

2回目の治療で歯を削ったは80点満点のテスト(歯)になる

つまり、

2回目の歯の治療をする先生はどれだけ上手に満点を取ってもその歯は90点なのです。

 

ここで2回目の先生の手元が狂い45点の治療をしたとしましょう( ̄Д ̄;)

 

すると3回目の満点治療は45点となり、どれだけ上手な先生が治療を行っても45点の価値の歯になるわけです。

(これが80点に変わることは残念ながらありません)

 

 

因みに、私が思う神経を取った歯は満点が50~60点 (つまり削っていない歯の半分程度の価値だと思います)

もしこの歯に細菌感染が起こった感染根管になると・・・

いいとこ30~40点ぐらいでしょうか・・・ヽ(´Д`ヽ)

 

 

分かりずらい持論を展開してしまいましたがヾ(・_・;)

  

悪くなった歯というのはその時にベストなことをしておかないと、次は更に悪い条件での治療になるので、次の治療でいくら費用をかけても保存できないことがあります。

 

個人的には歯を残す治療が保険治療で400円で行われ、歯が無くなったらインプラントで40万という治療費に非常に違和感を覚えますo( ̄Д ̄o)

(100倍の価格差のある治療って・・・)

もし、最初からきちんと質の高い治療を受けられていたら40万いらなかったかもしれませんw(゜o゜*)wマジ!?  

  

 

そういった意味では残りの人生が長い若い人のほど、上手く行った場合の費用対効果が高くなるのですヾ(´ ▽` )ノ

  

さて、今回の患者さんですが、この方も非常に若い方でした。

今まで受けられていた治療の殆どに問題がありやり直すこととなり、今日が最後の治療でした。

EEdental mo1.jpg

歯内療法:2本

レジン:7本

セラミックブリッジ 1ユニット

治療期間:月に2回で「7か月」

 

 

綺麗な治療ができたと思います( ・ω・)ノ

 

患者さんは非常に歯磨きが上手にできるので安心はしていますが、

後は治療した所が悪くならないように毎日歯ブラシだけ頑張ってくださいね!(>ω・)ノ

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へぇ~、怖いねぇ!

今日の最後の患者さんが帰り際に

「あっ、先生サーフィンする時はサメに気を付けてね!(〃^∇^)」

と言われ、何のことか理解できずに家に帰ると、

 

サメに腕かまれ30針=サーフィンの男性―愛知・豊橋

 6月10日(火)12時42分配信

 愛知県豊橋市西七根町の太平洋岸で9日、サーフィンをしていた同県蒲郡市消防本部の救急救命士、高橋剛さん(43)=同市=がサメに腕をかまれ、けがをしていたことが10日、分かった。30針を縫い、1週間の入院が必要という。現場は県外からも愛好家が集まるサーフィンの名所で、地元消防などが注意を呼び掛けている。
 蒲郡市消防本部によると、高橋さんは9日午後4時ごろ、沖合約30メートルで波を待っていたところ、サメにかみつかれた。サメが離れるのを待って自力で海岸まで戻り、仲間の車で病院に運ばれた。 

 

 

シャークアタック!

 

いやいや、マヂか!(p・Д・;)

 

しかも、読んでいて気になるのが

>サメが離れるのを待って自力で海岸まで戻り

す、凄すぎる!(p・Д・;)

 

 

サメで思いだしたのが、去年(表向き)AAEでハワイに行った時に、

http://eedental.jp/ee_diary/2013/04/aae-3.html

ガイドのダニエルに

私:「映画にもなっていたけど、ハワイってサメが本当に噛んでくるの!?」

*ディズニーのメチャつまらないサーフィン映画・・・ 途中から8倍速で最後まで見た覚えが( ̄ー ̄;

 

ダニエル:「それは数年に1回ぐらいですね、サーフィン中に雷に当たって死ぬ人の方が多いですよ」

  

私:「へぇ~、ダニエルってサメって見たことある!?」

 

ダニエル:「たまにいますよ」

      :「でもね海って彼らのフィールドで人間がお邪魔している側なんですよ」

      :「だから、サメを見たら騒がずに人間がそこからそーっといなくなるのが彼らへの礼儀なんですよ」

 

さすが、サーフィン発祥のハワイ、また全てのものを敬う心 素晴らしい!(^ω^ )ノ

 

 

 

という1年前のやり取りを思い出し、明後日も波乗りに向うのであった。

 

 

って、事故のあった東七根は私がいつも波乗りしている場所から4キロぐらいしか離れていないんですよ・・・( ̄Д ̄;)

 

 

 

少し遠くで入ります。 

怖いなぁ~(―_―;)

 

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新規患者さんへ

大変申し訳ありません、6月に入って早々に新規患者さん枠が一杯になってしまいました。

 

現在来院中の患者さんの治療を優先させたい為、新規初診患者さんの受け入れは7月とさせて頂きます。

 

 

なお、一度来院して頂いた再初診患者さんは6月でも引き受け可能ですので、

何かお困り事がありましたらご連絡ください。

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休日夜間診療

昨夜は19時半まで仕事をして、20時から

yakan (1).jpeg

保健所&歯科医師会の横に併設する夜間診療所の当番でした。

 

たまにブログにしていますが、

http://eedental.jp/ee_diary/2010/07/post-118.html 

 

 

基本的にこの診療所は応急処置がメインなのですが、1日数人の診察をします。

 

夜になって大きな痛みが出る方、昼間様子をみていたら急に夜になり大きく痛みが出た方、結婚式前で仮歯が外れた方など、色々な方が来院されます。

yakan (2).jpeg

20:00~23:00まで軟禁状態で、患者さんのいない平和な時間は、

  

診療所近くのコンビニで買った雑誌を読んだり、症例写真のトリミング、スライド作成などを行って時間をつぶします。

 

 

また、食事はコンビニもしくは弁当屋で弁当を購入して持って行きます。

施設の冷蔵庫の中は何もないので、飲み物も持参です( ̄ー ̄;)

  (施設開設の時は冷蔵庫内に無料の缶コーヒーがあったのに。。。)

 

 

またこの診療所医療ごみ以外ゴミ箱もないので、

 

 

yakan (3).jpeg

き、きびしい(´-ω-`;)ゞ

 

氷河期と言われる歯科界、冷蔵庫に冷えたお茶も出ない時代に突入か!o( ̄Д ̄o)

 

 

  

 

因みに温かいお茶は衛生士さんが入れてくれます!(祝)

 

 

 

ありがとうございます!m(_ _ )m

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原因に対しての治療

今日から通常診療を行っております。

 

さて、今回は『しみる原因が分からない』という患者さんのケース

 

口の中を見せてもらうと、

EEdental ooo (1).jpg

大きなセラミックアンレーが下から2番目の歯に入っているものの特に虫歯もなく

確かに他の歯科医院でも問題ないと言われても不思議ではない状態(ー_ー?)

  

レントゲンを撮っても、特に問題は見当たらず・・・(;@3@)

 

今度は顕微鏡で歯を1本ずつ観察

 

しても原因歯は見つからず・・・(;@3@)

 

冷水診を1本ずつ歯に行い、それでも分からず・・・(;@3@)

 

半分諦めていた時にたまたまチェアーの風がある方向からかかった瞬間

 

患者さん:「あっ、そこです!」

 

 

私:「ん、?」

 

もう一度、別角度でレントゲン撮ってみると!(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!

EEdentaloo1.jpg

なるほど! 歯と歯の間しかも歯茎の部分に穴がありそうなのが確認できました。

 

レントゲンは3次元立体構造物の歯を2次元の平面、しかも白黒画像で判断しなくてはならず、

ある角度でないと判断できないこともあります。

 

そこで、患者さんにここの歯が8割ぐらいの確率で怪しいと話し、治療することに

EEdentalooo (1).jpg

やはり、レントゲンと同じ部分の歯のかなり中の方から中程度の虫歯が出てきました(´Д`;)

 

 

歯科治療は診断が非常に大切です、関係ない部分を治療しても症状は改善してきませんし、

経過観察ばかりしても治療が後手になり、悪くなり過ぎることもあります。

 

 

今回のケースはたまたま虫歯が見つかりましたが、虫歯の発見は先生によって大きな差が出る部分になります。

 

大きな穴が開いていれば、一般の方でも判断できますが、このようなケースは診断に非常に時間がかかります( `・з・)ノ

 

 

 

治療法に関しても、 

下から2番目のセラミックインレーは、今回治した歯と同じ大きさの虫歯なのですが、便宜形態の為

ここまで大きく削られてしまっています。。。(ノω`*)ノ

 

セラミック治療は健康な部分を大きく削って治す方法であることは知っておかれた方がいいでしょう。 

 

 

外から見れば同じ歯医者でも、先生によって得意分野は様々です。

 

ただ、歯科医師法で自分の得意分野をアピールすることはできないことになっていますから、

病気に対して、患者さん側からマッチングさせるのは非常に難しいと思います。

 

 

時代に合わせた法律に変えてもらえればとは思いますが、

ネットは極々極稀に。。。ヾ(・ω・)ノ

 

 

http://eedental.jp/ee_diary/2014/05/post-959.html ←こんな感想文を作る歯科医院もありますのでご注意を!

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今年の6~9月の木曜午後はお休みを頂きます。

今日、6月1日から、6月4日までお休みを頂いております。

(電話とメールは5日以降に返信いたします)

 

 

年々、体の衰えを感じ始めている院長です(・ε・` )

 

 

健康維持の為、今年は6月~9月の

eed.jpg

木曜の午後をしばらく休診にさせて頂きます。

 

先週の波は小さいけど良かったなぁ~(・▽・)ノ

 

歯科関係者の患者さんが木曜日に多いので、午前中9時半~14時まで通常診療を行います。

   

 

 

写真でバレバレですが、近所の海に波乗りに行き、健康維持に努めます。

 

  

実は受付でも、既に

「えっ、木曜の午後休み!?先生が波乗り行くの!?」と

 

ブログにする前から鋭いご指摘を・・・ 

 

 

 

 

今年の日曜日は仕事ばかりでしていますから、その振り代えということでm(_ _;)m 

 

 

 

 

仕事ばかりしているとホント老化する(ーωー;)

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