Home> EEデンタル こだわり > 40代、50代の方へ、全顎治療の勧め

40代、50代の方へ、全顎治療の勧め

40代、50代の患者さんに多い一般的な口の中

k.jpg

治療の度に銀歯になっていく・・・(>ω<)

 

多くの患者さんの口というのは転院を何度か繰り返し、複数の先生が1つの口の中を触っています。

 

また治療の時期が違うと同じ先生でも術式・考えが微妙に異なります。

 

ですので、1つの口の中でも治療の質、適合などはバラバラの状況なのです(´ω`。)

 

 

歯科治療は技術差というものが存在し、どこの歯科医院でも同じ質の治療が受けれるという保険治療の建前はもはや誰にも通用しません。。。

 

 

 

師匠がよく言っていた「例え」を私もよく患者さんに説明します。

40代、50代の方の受けられてきた治療というのは、障子に穴が開いた部分だけ局部的に直している のに等しいのです。

 

 

つまり、

専門の人間から見れば、穴の空いた部分を白い紙ではなく、黄色い紙で穴を埋めたり、黒い紙で穴を埋めたり、新聞のチラシで・・・

 

口の中は全く統一感がなくなっています。

 

ただ、一般の方は痛みが出たり支障が出た部分だけを気にされます(⌒_⌒;

 

 

 

1つの指標として「保険治療の平均寿命は6年ぐらい」というデーターがありますので、

右上の治療が終わったと思ったら今度は左の下に問題が出てとい永遠と治療を繰り返す訳です。

これが歯医者通いから永遠に抜け出せないカラクリなのです!

 

 

http://eedental.jp/ee_diary/2014/06/post-973.html でも書きましたが、治療の度にその歯の価値というのは

どんどん減って行きます。

 

 

どうすればいいのか!?(´・ω・)

 

とりあえず空いた部分を補修し続けた障子は数年に1回大掃除の際に貼り替しますよね!?

 

口も同じです。

 

40代、50代になったら、痛みが無くても一度同じ先生に全体的に治療してもらい、10年問題が起こりにくい口の中を作ってもらう必要があります。

(*保険治療は虫歯がないと保険では治療ができませんので全体的な治療はルール上不可能です)

  

 

最初の写真の患者さんはちょうどこのケースで、全体的に治療を行いました。

2014.jpg

歯内療法:3本

レジン:12本

セラミッククラウン:4本

ゴールドクラウン:1本

 

現代の歯科治療は私のような普通の歯医者が行ってもここま綺麗に治せるようになってきています(。ゝ∀・)ゞ

 

 

保険治療という治療がこの国の一般的な治療なのですが、

残念ながら現代歯科治療とは大きな開きが存在し、保険治療は30年前とほぼ同じ治療を繰り返しています(TヘT;)

 

   

 

一生、自分の歯で美味しく食事がしたければ、

40代、50代の方は非常に大きなターニングポイントを迎えている ということは知っておかれた方がいいと思いますよ。

 

 

 

今回の患者さん

治療期間:1年(お疲れ様でした)

精度良く、綺麗な治療が出来たと思います!ヾ( ・∀・)ノ

Index of all entries

Home> EEデンタル こだわり > 40代、50代の方へ、全顎治療の勧め

購読
Powerd By

Return to page top