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レジン治療の宿命と欠点

レジン治療の宿命

それは変色する

 

ただこれは患者さん毎に大きな差があり、着色しやすい人、着色しにくい人がおられます。

絶対変色、着色が嫌!という方はセラミッククラウンで被せ物にした方がいいでしょう!

(ただし歯の5割近くは削る必要があります( ノω<;))

 

 

EEdental Kam (3).jpg 

治療の選択肢としては、審美性を取るのか!?、大きく歯を削りたくないのか!?

 

どちらかを選択してもらう必要があります。

またレジンに着色が起こりやすい方は、その都度簡単な研摩や習性が必要になってしまいます。

 

 

私見ですが、この着色は詰めるテクニックにもより差が出るようにも感じています( ̄。 ̄;)

 

 

レジンには大きく分けると2つの種類があり、

1、固形のも

2、液体のもの

 

スタンダードとしては固形のペースト状のものを使用するのですが、

ペースト状のものは段差が微細な出来やすく、入りやすい人だと茶色の褐線が出てしまいます。

 

これを回避しようとすると、レジンの面積を増やす必要がありレジンのメリットが少し薄くなってしまいます(´-ω-`;)ゞ

 

という経験の元、

 

現在私は前歯に関してはフロアブルという液体のレジンで詰め物を作っています。

(中には特殊な歯の色で固形のレジンを部分的に使用することはありますが、ほぼ8割は液体のレジンで)

 

 

今回のケース

元々歯と歯の間に隙間が多くあった場所をレジンで埋めるように詰められており、

歯とレジンに大きな段差、またレジンの下には汚れ、歯石がびっちりでした。

 

 

審美性を得る為に、詰めたと思うのですが歯周病の発生装置にもなっていました(´ω`。)

 

 

そこで2回に分け5本の歯10か所を治療

EEdental kam.jpg

こんな感じに綺麗に治すことができました!(´・ω・)ノ

 

治療時間:2時間半×2回

 

治療個所が多かった(10か所)のと、透明感が非常に強い歯でその色の演出に時間がかかりました。

(久々にブルーティント(青色のレジン)を使用しました)

 

また固形のレジンを詰めるより液体のレジンを詰めるのは手間が非常にかかりますが、

今の所私はこちらの方が結果が出やすいのでこの方法を選択しています(^ω^ )/

daruma.jpg

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