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マニアックレジン: 2015年3月アーカイブ
患者さんは気付けない大きな虫歯 (根管治療からレジン充填)
近くの歯科医院で「奥歯に大きな虫歯があると」と指摘されたのですが、
自覚症状が無いと
「えっ、ホントに!?」
となってしまいます。
患者さんからしたら、歯の中で虫歯が爆発していても歯の輪郭が残っていると
「どこが大きな虫歯!?」
となってしまいます。
そんな時レントゲンを撮ってみると
小さい虫歯の入り口から中で「ドカ~ン」と大爆発!
私も、「あ~、これは神経取る処置になりますよ」
「えっ、こんな小さな虫歯から!?」
となる訳です(p・Д・;)
レントゲン上では歯の40%ぐらいが虫歯
このような場合は「神経取って⇒金属の土台⇒更に削って銀歯」という流れになる訳ですが、
次に私が考えるのが
『できるだけ健康な歯を残す』
銀歯のような被せ物の流れだと、健康な部分を60%ぐらい削る必要が出てきてしまいます。
患者さんには手間をかけてなるべく歯を削らないからと言って治療スタート
虫歯を全部取りきると「露髄(神経が出ること)」が2か所見られます。
この場合、私の基準では神経を取る処置を行います。
(何でもかんでも神経残す治療は私はしません)
その後隔壁を作り、根管治療スタート( ・ω・)ノ
3.5mmぐらいの穴から根管治療(今回は虫歯の位置的に近心よりからのアプローチ)
根管充填後
OK!(>ω・)ノ
S字湾曲根管が綺麗に充填されています!
(ボルテックスブルー、#15、#20、#25、プロテーパーF2 使用)
ここから根管治療をした部分のレジン充填をして、
レジンコア+レジン充填で治療を終わらせることができました。
全てのステップで綺麗な治療が出来たと思います(・∀・)v
今回、完全にマグレですけどね。。。(´-ω-`;)ゞポリポリ
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