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2015年2月アーカイブ

親知らずの影響による第2大臼歯の虫歯

EEデンタル親知らずの抜歯、虫歯治療は一切していないのですが、

eeデンタル 親知らず 抜歯

と検索されているようで、

 

なぜ!? (?。?)

 

とも思っていたのですが。。。

 

来院された患者さんに聞いて分かりました。

 

 

どうやら親知らずを抜いた後に、第2大臼歯の深い所に虫歯が出来てしまったようで

それをどう治すかで検索に引っかかるようです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=9XZG8zrQsDI 

 

こんなことしているのウチだけでしょうか・・・(´-ω-`;)ゞ

 

 

 

で、また遠方からわざわざ患者さんが

2015 EEdental e (1).jpg

親知らずの影響で赤丸の部分にかなり大きな虫歯が。。。

 

 

まずは、赤丸の部分の親知らずの治療をスタート

2015 EEdental e (2).jpg

虫歯を取り終わった時点で露髄(神経が出てきた)してしまったので、

神経を取る治療が必要になってしまいました。

*患者さんには最初から神経を取る確率が95%ぐらいと話しておきました。

 

私はあまり無茶をして神経を残す治療は現在していません。

理由:http://eedental.jp/ee_diary/2010/10/post-166.html 

 

 

 

そこで、3mmの穴を歯の上に開け根管治療

2015 EEdental e (3).jpg

ばっちり、側枝まで入りました(笑)

歯にもよりますが、現在私はだいたい3~4mmの穴から神経の治療が出来るようになりました!(・∀・)ノ

  

その後、根管治療した穴にレジン充填をして穴を埋め 

2015 EEdental e (4).jpg

治療が終了!

(真ん中の写真の赤丸が神経の治療をしている穴)

 

 

治療期間2カ月

治療回数:4回

費用:歯内療法10万、レジンコア2万、レジン充填7万 +Tax

 

もし抜いた場合、インプラント ⇒ 30~45万 手術回数2~3回

 

 

非常に難しい治療でしたが、綺麗な治療が行えました!(^ω^ )/'''

2015 EEdental e (5).jpg

確かに、客観的にみて手間がムチャクチャかかるので一般的な治療にはなれませんね。。。

 

正直大変な治療の1つです(笑)

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8月2日 講演会のお知らせ 「なぜ難しい?感染根管治療」  締め切り

ありがとうございます。

 

8月2日 講演会のお知らせ 「なぜ難しい?感染根管治療」

 

募集予定50名に対して70名の先生から申し込みがあったそうで募集を締め切ったそうです。

 

 

藤崎さんによると

『東日本25 中日本25 西日本20と今回も全国各地から、遠方では北海道2名九州5名四国2名のご参加をいただいております。』

 

出た北海道! (⌒_⌒;

 

全国からわざわざ名古屋という立地が悪い所へすみません。

(*基本的に歯科のセミナーは東京・大阪がメイン 名古屋はほぼ空白地)

 

 

当日セミナー後の懇親会に20〜30名の申し込みがあったそうで『ビール会』ですね!

 

 

 

後、主催メーカーのペントロンに悪いことをしたのが、

印刷したチラシもデンタルショーで10部程度配布しただけで数百枚残りました。」 

 

す、すみませんm(_ _;)m

 

 

ということで、講演会の募集の締め切りとさせて頂きます。

 

 

わずか3日間の募集となってしまいました。。。(p・Д・;)

2015 EEdental  I.jpg 

 

 

後、毎回後からメーカー側へ圧力申し込みで、枠空けろと依頼がありますが、

今回は部屋の定員ギリギリなので圧力申し込みは全てお断りさせて頂きます。

 

期間内に申し込みをしてくれた先生ににも失礼ですしねぇ~ ( ̄Д ̄ )

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2年前の根管治療(抜髄)

神経を取った歯がかけたとのことで、患者さんが来院されました。

 

 

レントゲンを撮ってみるとレジンのかけた所は簡単なリペアで済みそうなのですが・・・

 

2015 EEdental T.jpg

えっ、こんな難しそうな彎曲根管治療したっけか?(;・ω・)

 

 

自分で行った抜髄根管でしたが、綺麗に根管拡大できています。

 

Vortex Blue Rotary Files

Proteper NEXT

を使用したのですが、湾曲根管は第4世代以降のニッケルチタンファイルがいいですね!

 

  

 

ただ、2年経過した今の理想を言えば、

もう少し根管中央部のトランスポーテーションが抑えられればなお綺麗な治療に見えたでしょね。

 

歯の湾曲度が結構強いのでファイルを折らないように拡大するには安全な布石なのかも・・・( ̄ー ̄)

 

 

 

見えない部分の理想を追い求めるのが根管治療

 

一生「治療 ⇒反省 ⇒改善」の繰り返しなんでしょうね(´ーωー`;)ゞ

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8月2日 講演会のお知らせ 「なぜ難しい?感染根管治療」

追記:締め切りました http://eedental.jp/ee_diary/2015/02/post-1127.html 

 

自称:シルダー派の私が、(と言っても石井先生の影響でペン大のエッセンスが1/3ぐらい入っています)

30代で学んだ、経験した根管治療の総まとめをしたいと思います。 

 

http://www.j-pentron.com/infected2015/infected2015.pdf

 

  

f.JPG 

 

名古屋で4時間近くのスライド発表をさせて頂きます。

(感染根管の治療動画含を)

その後、会場でビアパティーするみたいです。

  

 

【抄録】

厚労省の統計では、H25年に行われた根管治療の数は約1500万本、その半数以上は感染根管治療という報告があります。

世界的には90%以上といわれる根管治療の成功率、日本の医療現場でもこれが当てはまるのであれば、ここまで多い感染根管治療数にはならないと思いませんか?

近代口腔科学研究会誌によると日本の根管治療の成功率は30%程度だとされています。

確かに、成功率30%という数字であれば、根管治療の半数以上が感染根管処置になることもうなずけます。

抜髄の失敗→感染根管

『なぜ抜髄治療が失敗に終わるのか?』 感染根管治療のスタートはここから考える必要があります。

抜髄歯と感染根管治療歯の違いの1つには【細菌の感染】があります。

抜髄時、歯髄に殆どいなかった細菌が感染根管では細菌まみれの状態になっています。

一度根管内に入り込んだ細菌はゼロにすることは出来ませんが、可能な限り細菌を減量し、増殖させない環境を根管治療で作ることで病変は治癒してくると考えられています。

また、感染根管歯では抜髄歯にはなかった「レッジ」、「パフォレーション」、「ファイル破折」、「根管のトランスポーテーション」などの【医原性疾患】も治療を難しくする要因です。いわば難しい感染根管歯の多くは医原性疾患なのです。

抜髄治療時に、こういった医原性疾患を生じないようにするにはどういうポイントに気を付ければいいのか?

そのポイントこそが感染根管治療をスムーズに進行させることになります。

他の治療と同様に、感染根管治療は術者の経験、技術や知識にもより差が出てしまいますので、本講演では、効率的な根管治療を達成するために「効果的な細菌の除去」、「感染根管治療のステップを動画での供覧」、「演者の思う便利な道具」などの話をさせていただきます。

 

EEデンタル 井野 泰伸

 

 

定員50名なのですが、

過去に研修会に参加して頂いた先生方の事前申し込みで既に30名近い先生から申し込みを頂いているようです^^;

 

ご興味がありましたら早目に申し込みをお願いしますm(_ _ )m

 

 

なお、

募集に関してはペントロンジャパンまでお願いします。

 http://www.j-pentron.com/infected2015/index.html

 

追記(23日):ブログを書いて6時間、藤崎さんから連絡があり40/50となり残り10席になりました。

ありがとうございます。

 

 

追記2(24日):藤崎さんより現在57名のご参加となっております。

定員を少し増やして、あと10名程度で募集締め切ります。

とのことです。

 

 

ありがとうございます、現段階でスライド6~7割できました。

eedental endo.jpg

以前セミナーに参加して頂いた先生方に頂いた感染根管の聞きたいポイントをモリモリに盛り込んでいます。

(聞きたい部分、困っている部分はだいたい同じだと分かりました)

 

根管治療が不得意な先生~得意な先生まで聞いて収穫のある話になれば幸いです。

 

 

まぁ、口うるさく「ラバーしてね」洗脳会でもあります(笑)

*なぜラバーが必要なのかは当日聞いてもらえば分かります。

 

来たる 混合診療新時代に向けて根管治療は今!勉強いておいた方がいいと思いますよ。 (; ̄Д ̄)なんじゃと?

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名古屋へ

日曜日、特に目的もなかったのですが、5年ぶりぐらいに「中部デンタルショー」に行ってみようかと

豊橋から車を出したのですが、

 

  

会場の吹上ホール周辺 

どこも満車。。。

 

会場の周りを2周りしたのですが、空がない・・・

(10分ぐらい放浪しましたが) 

 

「はい、デンタルショー終~了!」ヾ( ̄∇ ̄;)

 

 

よく考えると昔も同じような経験をして、

近くのコメダでコーヒー飲んで帰った記憶が・・・

 

私にとっては敷居が高い名古屋デンタルショー

 

今まで2回ぐらいしか会場に入ったことないな(笑) 

(去年も横浜のデンタルショーに行ったしねぇ~)  

 

 

 

さて、次の目的地の伊藤君の 家に遊びにいくか!

 

伊藤ファミリーと昼食を一緒にして、

一路、パタゴニアのセールへ

 

スムーズに車を駐車させ店内を物色

店の友達としゃべって、

 

 

 

そういえば、ヤドカリのヒーターを買わなければ行けなかった!

(最近オカヤドカリを拾ってきました)

yado .JPG

 いい買い物ができました! 

 

 

また5年後ぐらいに中部デンタルショーにトライしてみたいと思います!ヾ(・ω・)ノ

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水酸化カルシューム 貼薬剤 まとめ (根管治療・歯内療法)押し出し禁止派

先日、鳥取から根管治療していても治らないと患者さんが来院されました。  

 

 

レントゲンを診てみるとまた、

 

水酸化カルシュームが上顎洞付近に押し出されています・・・ヽ(´Д`ヽ)

水酸化カルシュームについて:http://eedental.jp/ee_diary/2013/09/post-832.html 

 

 

世界的な根管治療の貼薬剤のトレンドとしては『水酸化カルシューム』になっており

一時代に全盛を極めたホルマリン系の薬は過去のものへとなっています。

 

  

ただ、日本では一部の先生が、水酸化Caでも特殊な使い方をしており、

歯の外にまで「これでもか!」と押し出す(p・Д・;)

 

歯の外に薬を押し出せば、当然その歯は痛みますし、

薬剤の害により治癒も遅れる可能性もあります。

 C.jpg

この薬の【過剰な押し出し】リスクが結構大きい!

・上顎洞炎

・歯肉の壊死

・神経のマヒ(特に下顎)

・フレアーアップ(治療したことによる大きな痛み・腫れ)

 

体を治しているのだか、壊しているのだか・・・^^; 

 

去年の年末も、根管治療をして前歯の痛みが取れないと来院がありましたが、

2015 EEdental ca.jpg

 

こちらも、水酸化カルシュームがわんさか・・・

(おまけにガッタパチャー付き)(・Д・;))

 

  

普通の抜髄(初めて神経を取る)で行うべき、貼薬方法なのでしょうか?

(おかさなくていい領域では!?)

細菌は歯の外にいないのに「薬」!?

 

  

  

 

基本的に私は無貼薬派と言って歯の中には積極的に薬を使いません。

 

水酸化Caなどの薬剤もあまり入れません( ̄ω ̄)

 

なぜか!? 

 

 

 

入れなくても治る可能性があることを知って、経験しているからです( ̄∇ ̄ )

わざわざ愛媛県から1本の根管治療に http://eedental.jp/ee_diary/2012/12/post-663.html   

貼薬剤に頼り過ぎない根管治療 http://eedental.jp/ee_diary/2013/07/post-806.html  

 

 

無理に水酸化押し出さなくても、感染根管(ネクローシスパルプ)も治ります。

2015 EEdental ca2.jpg

根管充填後1年

 

 

論文でも

『貼薬した場合と無貼薬の予後に差がない』との報告も多数あります。

Sathorn C ら 2007(システマチックレビュー)など

 

 

一方、歯の中に薬を用いた方がいいという考え方の学派は

歯の中の細菌の数を効果的に減らす為には貼薬が必要といいます。

 

貼薬は菌の減少には有効ですが、

結果の予後に差が無ければ【貼薬なし】というのも1つの治療選択肢だとは思えませんでしょうか? w(゜o゜*)wマジ!?

 

 

ただ、1つ条件が

 前提は正しい作法で行うことが前提です。

(ラバーダムをして、唾液が入らないような隔壁(壁)、仮蓋)

 

 

治療中や治療後に唾液・細菌が入る環境であればこの話は聞かなかったことにしてくださいm(_ _;)m

*根の治療の原則から外れてしまいますので、専門医の論文・データーはあてはめることができません。。。(>。<)

 

 

 

確かに歯の外にも細菌が住みつくことがあります。

  

歯の外にまで感染が及んでいている歯難治性のものからは検出はされていますが、

そんなに頻度は多くはないそうです。

  

 

残念ながら、水酸化Ca程度の薬ではバイオフィルム内の細菌は殺せませんΣ(゚ Д゚; )

 

 

  

そういった歯は外科をするしかありません。

 

私の今の考えは

【なるべくリスクの低い方法で結果が得られる方法】

が良い治療法だと思っています。( ・3・ )~♪

 

 

 

 

というようなことをふまえた、

「感染根管治療」講演スライド製作中

 

 

 

全然終わりが見えない。。。ヾ( ̄o ̄;)

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レジン治療9本

30代の方の全顎治療

2015 EEdental to.jpg

レジン治療:9本

 

医者の先生で何とか時間を作ってもらい遠くから通院して頂きました。

 

遠い所お疲れ様でしたヽ(´∀`)ノ

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お知らせ

2月15日(日曜)~17日(火曜)までお休みさせて頂きます。

 

よろしくお願いします。

 

DSC00091.jpg

ありがとうございますm(_ _ )m

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レジン中心の全顎治療

2015 EEdental F.jpg

レジン充填 8本

治療期間2カ月

 

白く自然な感じの修復ができました!ヾ(・∀・ )ノ

http://eedental.jp/ee_diary/2014/12/post-1091.html 

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40~60代の歯のオーバーホールの勧め

歯科治療 年に何度歯科医院で治療していますか?

 

残念ながら歯の治療は全てリペアであり、詰めた物には寿命があります。

 

40代、50代、60代で多いのが右下の治療が終わったと思ったら、今度は左の歯の詰め物が取れてきた。。。ヾ(゜ω゜;)

 

 

多くの場合、問題の歯だけ治療することが多いと思うのですが、

例えると、これは障子に穴が開いた部分をただ埋めるだけのことをしているのです。

 

 

最初綺麗な白い紙で張られた障子が、『黄色い紙』、『オレンジ色の紙』、『黒い色い紙』、『金色の紙』などで

個々の歯科医院のカラーでリペアしているようなものです。

 

ですので、多くの方の口の中がアバンギャルドな前衛芸術のような状況になってしまいます(-ω-、)

 

 

当然、治療した時期はマチマチで、治療した先生の腕も様々です。

すると、問題が複雑に絡み合い、ある一定の期間を過ぎれば詰め物の寿命で次々と問題が出てきます。

  

これが40代、50代、60代の歯科医院通院から抜けだせないカラクリなのです。

(歯科医院の安定経営にはいいのですが、患者さんからしたら嫌なものです^^;)

 

どうしたらこの「負のループ」から抜けだけるか!?

 

障子でもそうですよね、穴が開いた部分だけとりあえずリペアしていても、

2~3年経つと大掃除の際に破れてなくてもすべの障子の張り替えをしますよね(´・ω・)ノ

 

 

それと同じで、この年代になられた方で歯を長持ちさせたい方は、

一度治療した歯を全てオーバーホールした方がいい時期だと思って貰った方がいいかもしれません。

 (注意:全ての方ではありません、問題の歯が多い患者さんの全顎治療の勧めです)

 

 

 

ただし、条件があります。

1、同じ先生に治療してもらうこと

2、治療はなるべく同じ時期に終わらせる(1年以内)

 

歯科治療は同じ先生でも時期によっ考え方、術式がことなります。

ですので口の中を統一した色で治療する為にもこの2つの条件は必須ですヽ( ̄▽ ̄)ノ

 

 

そんなことを話させてもらって治療させてもらった患者さんの1ケース

2015 EEdental o.jpg

レジン6本

ゴールドクラウン1本

歯内療法1本

 

これで複雑に絡み合う、歯の問題はクリアーに出来たと思います=(・∀・)ノ

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感染根管治療後ジルコニアクラウン

術前 ⇒ 術後

2015EEdental oo.jpg

2枚の白黒画像 赤丸の部分が病変(膿で骨の溶けた所)

 

 

患者さんには伝わりにくいですが、

悪くなってしまった歯を長く持たせるように治療するには非常に大変゜ヽ( ′ω`)ノ

  

治療期間1年半

無事綺麗にセラミッククラウンを入れることができました!d(´∀`)

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佐藤先生の「超」シンプルエンドへのいざない を聞きに東京へ 

8日 朝5:45分に起床して、 

朝6時過ぎ、近くのコンビニで知り合いのサーファーに会い

「今から海行くの?」

と聞かれ、

 

「いや、一応仕事で東京に行って来る」(p・Д・;)

と言い残し

 

一路、東京へ、

 

 

佐藤先生と言えば、

古くから歯内療法の講師をしている先生で、シルダー派の流れをくむ先生です。

DSC00002.jpg 

なので私のエンドの考えと非常に似ており、色々臨床のヒントが得られます。

 

 

会場で佐藤先生に会うと、開口一番

「何しに先生来たの?」

「いや、勉強に・・・」(p・Д・;)

  

歯内療法はホント奥が深く、経験ある先生の今の臨床エッセンスを聞くのは非常に為になります。

 

 

自分の考えに近いと思われる先生と今の自分が大きく違っていないか確認できるのは、

自分が大きくトレンドから外れていないことを認識できる機会です。

(歯科治療は個人競技に近いのでどうしても独りよがりの治療になりやすいので注意しています)

 

 

 

当日「レシプロック」というNi-Tiファイルの練習なのですが、

良からぬことを考える私は、「これどんな無理な動かし方したら折れるのか?」

と思い結構メチャしてみましたが、折れませんでした(笑)

 

後、私の感覚では他のファイルに比べスクリューイング現象(ファイルが根尖方向に吸い込まれる)

が強いので実践配備までには練習が必要でしょうね。

どちらかと言うと、押す時は何も考えず、ファイルを引く時にコツがいるファイルだと思います。

 

 

 

現在の佐藤先生の術式だと、#10穿通なしに、上部からレシプロックでクラウンダウン

3ピッキング(3回根尖方向に押す)、#10でスコーティング(詰まっていないか探る)

という流れで根尖方向に拡大を続けるようです。

 

私のボルテックスブルーの術式に非常に似ています。 

 

 

後、木の本先生発信の『ダブルドライバーテクニック』のやり方を動画で見せてもらったんですが、

 

へぇ~、簡単そうですぐに出来そうだなと思い、今日さっそくやってみると

 (1本50円のマイナスドライバー2本あればすぐに出来る方法)

 

IMG_0003.jpg

感想 : ここまで簡単に取れるとは!

しかも歯質は無傷( ・ω・;)

 

燐酸亜鉛セメントやグラスアイオノマーあたりであればこのテクニックは使えそう!

たぶんきちんと接着処理をしたレジン系セメントは難しいような気はしますが・・・

 

 

ちょうど動画に収めたので、感染根管の講演の際にでも発表したいと思います( ・ ε ・ ))) 

 

  

 

実際セミナーを参加して、購入を決めたのが!

DSC00026.jpg

『ペーパーポイント』(笑)

 

メーカーからすると、

「ファイルじゃないんかい!」(。-`ω-)

と突っ込みを入れたくなる部分でしょうが

 

 

このペーパーポイント、和紙で作られており、吸水性が抜群!

他のペーパーポイント使っても上まで水が吸水することはないので、

根尖の水を取る為に何本ものペーパーポイントを使用しなくてはならないのですが、このペーパーポイントは凄い!

 

セミナーに参加するとこういう収穫もたくさんあるんですよね!

 

ただ、#25、#40、#50のものしかないので、他の番手は・・・

考える必要があります。

*ブリスター自体滅菌してあるそうなので滅菌ペーパーポイントになります。

 

 

ということで、ペーパーポイントを大量購入することにしました(*`・з・)ノ

 

 

また、佐藤先生に「今度飲みに行こうよ!」と誘っていただいたので、

また色々臨床エッセンスを聞いてきたいと思います。

 

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交通事故で折れた前歯の修復

スライド動画の編集中に作ってみました。

  

治療録画時間が40分ぐらいあったので8倍速に短縮しました。

 

動画の歯は5色のレジンで歯の色を表現してみましたヾ( ・∀・)/

 

ここ4年ぐらい前歯は殆どフロアブル(液体のレジン)で詰め物しています。

(*フロアブルは収縮量が大きいのでその補正で少し詰めて固めるを繰り返しています)

 

コンポジストの大谷先生もよく言われていますが、

歯科医師は彩度、明度など細かな色ばかり気にしますが、色よりまずは『歯の形』

アウトラインが悪ければ色がドンピシャに合っていても天然の歯のようには見えません。

 

 

と言いつつ、色出しにも色々ポイントがあるのですが、

より本物らしく見せるにはオークル(黄土色)とホワイトの色を微妙なアクセントに使う点ですかねヾ( ̄∇ ̄=)

2015EEdental sa (2).jpg 

 

動画、暇な時にでも見てくださいねぇ! (^∀^ )

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スライドなかなか進まず。

今年は、顕微鏡学会で発表しようかと思いましたが、

 

現在土曜日は患者さんも多く仕事を休めないので、止めました(笑)

 

ただでさえ、休みの多い歯科医院なので働かないと(´-ω-`;)ゞ

 

 

その代わり、

『顕微鏡導入検討者~中級者向けセミナー」の講演

『感染根管治療』についての講演

その他、勉強会が3本(クローズ)

 

の場で発表させていただきますm(_ _ )m

  

好き勝手、自由に発表させて頂きありがとうございます(笑)

 

まず3月の勉強会に合わせてスライド作り真っ最中です。

zb.jpg

 

 

さて、今から動画編集します。

 

 

ついでにYou tubeの動画編集もしようか!ヽ( ´¬`)ノ

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外傷歯 なるべく削らずに治すと

交通事故などや、前歯にボールが当たってしまうことで歯がかかてしまうことがあります(>。<)

 

2015 EEdental S  (1).jpg

大きく歯が無くなる場合もあるのですが、

今回の患者さんは前歯のエナメル質(歯の表層のガラスコーティング層)だけかけて無くなってしまっています。

  

*大きく歯がかけた場合

http://eedental.jp/ee_diary/2012/07/post-568.html 

 

 

患者さんと相談をして、

今後のことを考え必要最低限の治療で、かけた部分にレジンを詰めることにしました( ^д^;)

 

大きく削って被せても、将来的に神経が死んでしまい問題が起こった際のリカバリーが難しくなるので、

この状態であれば、将来の治療選択肢を多く残しておいた方が患者さんのメリットが大きく出ると思います。

 

 

 

治療後1週間

2015 EEdental S  (3).jpg

内部の強い黄色の象牙質の色を殺さず、強く出し過ぎずというのが

色々考えるポイントになりましたヾ(・∀・)/

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怖すぎ!磯釣りデビュー

週末、三重県の紀伊長島の方へ磯釣りに行ってきました。

iso (1).JPG

 

 

結論から言えば私は釣果ゼロ!(笑)

isoT.jpg

北海道沖の低気圧の影響で、もの凄い強い風

  

平面な足場はわずか50cm×50cm

そこから先は結構急勾配のな岩場

 

自分の横に鉄柱を立てて、風が来たらしがみ付く(笑)

  

北西風の風下方向に竿を出していたのですが・・・

背後から来る急な突風に

「怖ぇ~~!」

の連呼(;ε ;)

 

 

竿を振った瞬間に風がこようものなら・・・

(1回このスチュエーションになりマヂビビり)

 

 

朝6時から昼1時までこの足場で、この環境

(磯に乗っているので迎えの船が来ないと帰れない)

 

もはや初心者の私には釣りじゃなく【苦行】(>。<)

 

 

大潮なのに全く潮も動かず魚の活性は最悪(笑)

 

 

風の凄さに、お父さんが「磯変える?」

即答で「いいですねぇ~!」

 

ですずめという磯に変えて竿を出したのですが、潮は動かず・・・

 

釣果ゼロとなりました( ̄ω ̄;)

 

 

一緒の船に乗ってかなり沖の磯で釣りをしていた常連さんは

見事に

iso (2).jpg

50cmのかなり立派なグレをGetしていました。

 

沖の磯は私が乗った磯よりかなり過酷な環境だとか・・・ 

 

いやぁ~、無理っす!(T.T)

 

iso .jpeg

いい気分転換になりました( ・ω・)ノ

 

しかし、鬼寒かった!

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お知らせ

2月に入ってすぐなのですが、

今月は通院中の患者さんが多く

治療枠も2月後半まで埋まってしまっております。

 

 

大変申し訳ありませんが、

新規の患者さんは3月以降のご予約とさせて頂きます。

 

一方的なお願いとなりますが、

ご理解のほどよろしくお願いしますm(_ _;)m

 

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