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佐藤先生の「超」シンプルエンドへのいざない を聞きに東京へ
- 2015年2月10日 19:03
- 歯内療法日記
8日 朝5:45分に起床して、
朝6時過ぎ、近くのコンビニで知り合いのサーファーに会い
「今から海行くの?」
と聞かれ、
「いや、一応仕事で東京に行って来る」(p・Д・;)
と言い残し
一路、東京へ、
佐藤先生と言えば、
古くから歯内療法の講師をしている先生で、シルダー派の流れをくむ先生です。
なので私のエンドの考えと非常に似ており、色々臨床のヒントが得られます。
会場で佐藤先生に会うと、開口一番
「何しに先生来たの?」
「いや、勉強に・・・」(p・Д・;)
歯内療法はホント奥が深く、経験ある先生の今の臨床エッセンスを聞くのは非常に為になります。
自分の考えに近いと思われる先生と今の自分が大きく違っていないか確認できるのは、
自分が大きくトレンドから外れていないことを認識できる機会です。
(歯科治療は個人競技に近いのでどうしても独りよがりの治療になりやすいので注意しています)
当日「レシプロック」というNi-Tiファイルの練習なのですが、
良からぬことを考える私は、「これどんな無理な動かし方したら折れるのか?」
と思い結構メチャしてみましたが、折れませんでした(笑)
後、私の感覚では他のファイルに比べスクリューイング現象(ファイルが根尖方向に吸い込まれる)
が強いので実践配備までには練習が必要でしょうね。
どちらかと言うと、押す時は何も考えず、ファイルを引く時にコツがいるファイルだと思います。
現在の佐藤先生の術式だと、#10穿通なしに、上部からレシプロックでクラウンダウン
3ピッキング(3回根尖方向に押す)、#10でスコーティング(詰まっていないか探る)
という流れで根尖方向に拡大を続けるようです。
私のボルテックスブルーの術式に非常に似ています。
後、木の本先生発信の『ダブルドライバーテクニック』のやり方を動画で見せてもらったんですが、
へぇ~、簡単そうですぐに出来そうだなと思い、今日さっそくやってみると
(1本50円のマイナスドライバー2本あればすぐに出来る方法)
感想 : ここまで簡単に取れるとは!
しかも歯質は無傷( ・ω・;)
燐酸亜鉛セメントやグラスアイオノマーあたりであればこのテクニックは使えそう!
たぶんきちんと接着処理をしたレジン系セメントは難しいような気はしますが・・・
ちょうど動画に収めたので、感染根管の講演の際にでも発表したいと思います( ・ ε ・ )))
実際セミナーを参加して、購入を決めたのが!
『ペーパーポイント』(笑)
メーカーからすると、
「ファイルじゃないんかい!」(。-`ω-)
と突っ込みを入れたくなる部分でしょうが
このペーパーポイント、和紙で作られており、吸水性が抜群!
他のペーパーポイント使っても上まで水が吸水することはないので、
根尖の水を取る為に何本ものペーパーポイントを使用しなくてはならないのですが、このペーパーポイントは凄い!
セミナーに参加するとこういう収穫もたくさんあるんですよね!
ただ、#25、#40、#50のものしかないので、他の番手は・・・
考える必要があります。
*ブリスター自体滅菌してあるそうなので滅菌ペーパーポイントになります。
ということで、ペーパーポイントを大量購入することにしました(*`・з・)ノ
また、佐藤先生に「今度飲みに行こうよ!」と誘っていただいたので、
また色々臨床エッセンスを聞いてきたいと思います。
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