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8月2日 講演会のお知らせ 「なぜ難しい?感染根管治療」

追記:締め切りました http://eedental.jp/ee_diary/2015/02/post-1127.html 

 

自称:シルダー派の私が、(と言っても石井先生の影響でペン大のエッセンスが1/3ぐらい入っています)

30代で学んだ、経験した根管治療の総まとめをしたいと思います。 

 

http://www.j-pentron.com/infected2015/infected2015.pdf

 

  

f.JPG 

 

名古屋で4時間近くのスライド発表をさせて頂きます。

(感染根管の治療動画含を)

その後、会場でビアパティーするみたいです。

  

 

【抄録】

厚労省の統計では、H25年に行われた根管治療の数は約1500万本、その半数以上は感染根管治療という報告があります。

世界的には90%以上といわれる根管治療の成功率、日本の医療現場でもこれが当てはまるのであれば、ここまで多い感染根管治療数にはならないと思いませんか?

近代口腔科学研究会誌によると日本の根管治療の成功率は30%程度だとされています。

確かに、成功率30%という数字であれば、根管治療の半数以上が感染根管処置になることもうなずけます。

抜髄の失敗→感染根管

『なぜ抜髄治療が失敗に終わるのか?』 感染根管治療のスタートはここから考える必要があります。

抜髄歯と感染根管治療歯の違いの1つには【細菌の感染】があります。

抜髄時、歯髄に殆どいなかった細菌が感染根管では細菌まみれの状態になっています。

一度根管内に入り込んだ細菌はゼロにすることは出来ませんが、可能な限り細菌を減量し、増殖させない環境を根管治療で作ることで病変は治癒してくると考えられています。

また、感染根管歯では抜髄歯にはなかった「レッジ」、「パフォレーション」、「ファイル破折」、「根管のトランスポーテーション」などの【医原性疾患】も治療を難しくする要因です。いわば難しい感染根管歯の多くは医原性疾患なのです。

抜髄治療時に、こういった医原性疾患を生じないようにするにはどういうポイントに気を付ければいいのか?

そのポイントこそが感染根管治療をスムーズに進行させることになります。

他の治療と同様に、感染根管治療は術者の経験、技術や知識にもより差が出てしまいますので、本講演では、効率的な根管治療を達成するために「効果的な細菌の除去」、「感染根管治療のステップを動画での供覧」、「演者の思う便利な道具」などの話をさせていただきます。

 

EEデンタル 井野 泰伸

 

 

定員50名なのですが、

過去に研修会に参加して頂いた先生方の事前申し込みで既に30名近い先生から申し込みを頂いているようです^^;

 

ご興味がありましたら早目に申し込みをお願いしますm(_ _ )m

 

 

なお、

募集に関してはペントロンジャパンまでお願いします。

 http://www.j-pentron.com/infected2015/index.html

 

追記(23日):ブログを書いて6時間、藤崎さんから連絡があり40/50となり残り10席になりました。

ありがとうございます。

 

 

追記2(24日):藤崎さんより現在57名のご参加となっております。

定員を少し増やして、あと10名程度で募集締め切ります。

とのことです。

 

 

ありがとうございます、現段階でスライド6~7割できました。

eedental endo.jpg

以前セミナーに参加して頂いた先生方に頂いた感染根管の聞きたいポイントをモリモリに盛り込んでいます。

(聞きたい部分、困っている部分はだいたい同じだと分かりました)

 

根管治療が不得意な先生~得意な先生まで聞いて収穫のある話になれば幸いです。

 

 

まぁ、口うるさく「ラバーしてね」洗脳会でもあります(笑)

*なぜラバーが必要なのかは当日聞いてもらえば分かります。

 

来たる 混合診療新時代に向けて根管治療は今!勉強いておいた方がいいと思いますよ。 (; ̄Д ̄)なんじゃと?

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