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抜髄根管は難しい (人生初の6canal)

下の奥歯は神経管が3〜4本と考えられており、

保険治療においては奥歯は3本の神経管という治療設定になっています。

 

保険治療では、4本見つけても5本見つけても治療費は150円しか変りません(´_`。)

海外の先生の中には神経管の数で治療費を決めている先生もおられるそうで神経管1本につき3〜5万といったところでしょうか。 

 

国が変わると神経管1本の治療に300倍の治療費の差が・・・

 

そんなアホな((;・з・ ))

 

私自身、数年前にMM根の存在を知ってから、たまに4本、5本という数の神経管の治療はしていたのですが・・・

*MM根は探し方があります、やり方を聞けば誰でも探せます。

(1月20日のペントロンのスライド製作中 すみませんまた大分スライド増やしています)

 

 

長い前フリでしたが、

なんと今日、人生初の6根管を体験してしまいました。

AAEpathway of the pulp にたまに載っているのは見て知っていたのですが、まさか日本人の歯で遭遇するとは(p・Д・;)

 

術前

EEdental Si.jpg

以前私がMTA直接覆髄レジン充填をしたのですが、痛みが出てきてしまい神経を取ることとなりました。

ただ、レントゲンでは極々普通の難易度のちょっと高い神経管(3本)に見えるのですが、治療をしていくと・・・

 

途中で「えっ、これって・・・ 神経管多くないか?」(p・Д・;)

 

根充後

EEdental Si (1).jpg

おっ、側枝にも綺麗に薬が入ったね!(白い点状の部分)

 

でも実は、別角度でレントゲンを撮ると

EEdental Si (2).jpg

白い線が重なって6本あるの分りますかね!?ヾ(・_・;)

 

いやぁ〜、私自身歯医者13年やっていますが、6本の神経管を治療したのは今回が初ですね!

と言うかたぶん今まで何本かはあったはずなのですが、知識、技術がなくて治療出来ていなかっただけだと思います。。。

 

あっ、この歯も3〜4mmの穴から根管治療をしています。

 

 

次は7本の根管治療を!

 

って、治療したら世界的に自慢出来る症例になりますね!(ノ´∀`)ノ

(私も7canalは本でも見たことないですね・・・)

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