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9月29日 名古屋講演「Cr-endodontistの勘所」(Review and proceed) 抄録

タイトル

「Cr-endodontistの勘所」(Review and proceed)


抄録

どこの歯科医院でも根管治療、レジン治療が無い日はないと思います。

2009年度に本邦で行われた根管治療の本数は約1500万本と言われています。

実際には数年後、このうち何万本かは歯科医源性の歯科疾患に陥り、抜歯に至ってしまいます。


このような歯科医自身による抜歯への進行を食い止める必要があります。

「レジン治療」より「抜髄治療」、「抜髄治療」より「感染根管治療」の方が難易度が高くなり、予知性も低い治療になります。抜髄治療へ移行しないレジン治療や感染根管治療に移行しない抜髄治療、または抜歯へ移行しない感染根管処置を施せれば、患者さんと歯科医にとってこの上ない喜びです。


レジン治療は、進化の目覚ましいフロアブルレジンを用いることで、非常にシンプルな術式にすることが可能であり、またそこに1種類の固形レジンを使用することで綺麗な審美修復を行うことも可能です。

演者はC2の多くはレジン修復で治療を行うことができると感じています。

また、勤務医時代に抜去歯400本で根管解剖のバリエーションの多さを学びましたが、根管治療についての講演ではあらゆる歯に共通して使える道具も紹介したいと思います。

根管治療は盲目的操作や感覚や経験に依存する部分が多く、苦手意識をお持ちの先生方も、今何をどうすればいいか分らずにおられることがあります。

また、大学で習った手法では治癒しない症例も多く、エビデンスのない闇雲な治療が行われている部分もあり、今改めて再考する必要がある時期かもしれません。

さらに根管治療の講演では米国での潮流を基本として、感覚や経験の部分を科学的な知識として提示し、先生方の臨床が前進する一歩となれば幸いです。

 

名古屋駅前の

愛知県産業労働センター ウインク愛知

たぶん12:30~ ぐらいから

詳しくはFBに載るそうです。(FBやっていないのでよく知りませんm(_ _;)m) 

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