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歯の長持ちさを考える歯内療法(根管治療:抜髄)

まずは術後

EEdental fu (1).jpg

奥歯に金属ブリッジ

 

患者さんは銀歯のブリッジを入れてから、ぬるめの物しか口に入れることができなくなってしまい

ちょっと冷たい物、ちょっと温かい物が一切食べれませんでした。

 

どうやら、右下6を抜歯後に健康な歯を大きく削ってブリッジを入れられてから起こった問題

極たまに、健康な歯を削ると起こってしまう症状なのです。 

 

これは偶発症で、誰が治療を行っても起こってしまうものなのですが・・・

どうやら今回は削った2本の両方に症状があるとのこと (´ヘ`;)とほほ・・・

 

 

今回の歯は虫歯の一切ない健康な歯を削ったとのことで、銀歯の中の虫歯の心配もなかったので、

銀歯の上から2mmと3.5mmの穴を開けてそこから根管治療行うことにしました。

ブリッジになっていても当然ラバーダムはします(と言うかマストアイテム!)

EEdental raba-.jpg

ここから銀歯に3~4mmの穴を開けて治療を行います。

 

 

術前⇒術後

EEdental fu1.jpg

右の白い部分が神経を取った所です。

(個人的にはバッチリ!だと(笑))

 

 

小さな穴から行う根管治療は被せものが入っている時にも使えるのですが、

金属のかぶせ物の場合、歯の長さが測りにくい為に、少し大変な治療になります。

 

 

 

そして、神経を取るために開けた銀歯の穴にレジンを詰めておしまい

EEdental fu (2).jpg

銀歯と同じような溝を作ってみました。(ステイニングなし)

適合の良い銀歯を生かした『歯を長持ちさせる治療』( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

 

 

 

「CR+ENDO」でクレドドンティストですから(笑)

 

 

 

 

注意)、全ての銀歯が適応症になる訳ではありませんのでねd(・ω・*)

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