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根管治療後の10~14万のクラウンに対する6~7万円のレジン費用対効果
- 2014年4月11日 09:06
- 歯内療法日記 | EEデンタル こだわり
不幸にも、大きな虫歯が知らない間に出来てしまい、神経を取らなくなってはいけなくなった、、、(>。<)
詰め物をしたら痛いが出て神経を取らないといけなくなった、、、(>。<)
神経の治療 ⇒ http://www.eedental.jp/endo.html
では、今回
神経を綺麗に治療できた後のことを考えてみましょう。
神経の治療後には元のように咬めるようにする為の治療が必要となります。
このことを補綴処置(ほてつしょち)といいます。
この神経を取った後の補綴処置、知らないと、知っているでは大きな差が出てしまいます。
根管治療後の土台はレジンコアを入れた状態から考えてみましょう( ・∀・)/
患者さんには2択で選んでもらいます。
1、歯を大きく削ってもいい!? ⇒ セラミッククラウン http://www.eedental.jp/ceramics.html
2、歯はなるべく削りたくない! ⇒ レジン充填 http://www.eedental.jp/buildup.html
誰も自分の歯は大きく削りたいとは思わないですよね(´・ω・`;)
では、次に治療費を考えてみましょう
1、12~18万ぐらいならOK ⇒ クラウン
2、出来れば、5~8で安く済ませたい ⇒ レジン充填
まぁ、誰でも安く済んだ方がいいですよね(´・ω・`;)
では、健康は歯を多く残せ費用もセラミックほどかからない1例を、
術前、知らない間に奥歯に大きな虫歯を作ってしまったようです(>。<)
このケース、歯の中にはかなり大きな虫歯があるのですが、
輪郭はまだはっきりしている(エナメル質はしっかり残っている)ので、
音波などを用いて削り方を工夫しながら、エナメル質を最大限残すことをします。
削っていくと虫歯がかなり大きく、顕微鏡でピンポイントに切削をしても歯の1/3を失ってしまいました。
その後、弱くなってしまった歯にレジンでまず補強を行います( ・ω・)ノ
その後、私の専門分野の「3mm程度の穴から根管治療」
今現在、歯の治療は時間と手間さえかければこのような治療が可能な時代になっていますヾ(´c_,` )
綺麗に根の治療が出来た所で、この穴を塞ぐようにレジン充填
こんな感じで大きく削って被せなくても自然に見せることは可能ですL(´▽`L )♪
また、この方法の大きなメリットとしては咬み合わせが大きく変わらずにすむという点でしょうか。
私は咬み合わせの治療などはしていませんが、元々残っている歯を最大限残しているので、
本来の咬み合わせも残っています。
逆に大きく削ってしまうと一から歯医者、技工士が噛み合わせを作るので人工的な咬み合わせになってしまいますヾ(;´Д`)ノ
また一般的には被せ物を入れた歯のかみ合わせは下がるように崩れます。
こういった部分からも残っている体の組織を残すことで、次の治療のヒントをたくさん残せる訳です!(゜◆゜;)
一応レントゲン写真も
どちらの治療が良かったでしょうか!?(σ^ω^)σ
それでもまだ大きく削っちゃいますか!?
参考動画:
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