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自費歯内療法 『治療費の違い』と「見積もり」の勧め
- 2018年2月14日 09:14
- 歯内療法日記 | EEデンタル NEWS
ある専門医の先生のHPを見ていて気になったので
他の専門医のHPなども一通り見てみました。
EEデンタルはアドバイスをもらっている先生に
「患者さんからしたら歯科の治療費は分かりにくいから、
明朗会計で細かく治療費設定せずに根管治療は込み込みの治療費にしなさい」
と言われ、治療費を出しました。
http://www.eedental.jp/cost.html
自費治療費は各歯科医院で自由に決めてよいので、
1本5万円の歯科医院もあれば15万の歯科医院もあります。
(私の知る限り1本30万が最も高い根管治療費です)
ただHPをよく見ると、
CT代+15000円(術前時の3次元的なレントゲン)
クラウン・コア除去代+30000円(銀歯やセラミックを外す費用)
歯肉除去+5000円(歯の中の肉を切ること)
隔壁代+10000円(隙間から唾液/菌が入らないようにする処置)
貼薬代+5000円(歯の中にカルシュームなど入れて菌の増殖を防ぐ)
MTA根充+10000円(ゴムの代わりにカルシュームのセメントで詰めること)
奥歯で4根管目が見つかった場合+50000円(第一大臼歯はほぼ4本目があります)
ファイル除去+30000円(*)
パーフォレーションリペア+40000円(*)
投薬代+3000円など
(*)EEデンタルでもオプション治療設定をしています。
ざっくり書いたつもりでも、かなり細かく項目があり、
1本10万円と記載があってもフルコンボ治療になると
+20万円の合計金額30万円となることもあります。
これでは国内最高金額と同じ治療費です(・ω・;)
また多くの歯科医院でその後の土台もSet治療になるので
更に土台の費用(1~3万)もかかってきます。
保険治療のように1本1万円もあればお釣りがくる治療費とは異なります。
ですので、
まずHPであたりを付けた歯科医院でトータルの治療費を先に聞くことをお勧めします。
予算15万と思って受診しても実際は20万を越えることもありますし、
患者さんはHPだけで治療費を算出することはまず不可能です。
EEデンタルでも、ある程度込み込み価格にしていますが、
歯に穴が開いていたり、ファイル(金属のヤスリ)が折れていたりする場合には、先にたぶんこのオプションの治療費がかかると思いますとお話しています。
ですので、自費治療の根管治療を受けようと考えられている方は一度歯科医院でおおよその金額は算出してもらうことをお勧めします。
また保険治療の20倍近くの費用を支払っても失敗に終わることもありますので、
歯科医院、先生選びは慎重にされた方がいいでしょう。
ただ、迷い過ぎてもいけませんので、最後は直感と相性で選べばいいと思います。
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