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ドクッスベストで治療したが。。。 根管治療+レジン充填
ドクッスベストで治療を行ったが、その後違和感が出て
冷たいものがしみる、舌で触るとシクシクする、温かい食べ物が多少気になる
日によって症状が異なる。
という患者さん、
レントゲンで見てみると
神経付近まで削った形跡と虫歯の残存
*ドクッスベストは多少の虫歯を残存させ、金属イオンで菌を抑えつける治療法です。
顕微鏡で歯を見てみると
画像が見にくくてすみません^^;
この部分から沁みているのかもしれませんが・・・
とりあえず症状が大きくなったらまた来てください
で、経過観察
私見ですが、直接覆髄法の成功は
1、神経が健康な状態生きている歯 (←今の所正確に診断できるツールはない)
2、神経付近の歯の削り方(菌を入れないように)(←菌が入った入っていない分かる診断ツールはない)
3、削った部分を綺麗・緊密に詰めれているか(死腔や隙間がない)
次点、
第2第3象牙質(歯の中の保護層)に気を使えば、薬剤はMTA系
*菌がいなければ、薬剤なしでも歯の保存は可能です。
↑露髄面には直接レジンを充填
治療写真を動画から切り取り
私が虫歯を染出し液で染めながら削ると
神経が露出 この状態であれば私は神経の治療を行うと話し
健康な歯がまだまだ多いことより被せず根管治療後にレジンで治療することに
隔壁をかねた隣接面の隔壁
ラバーダムをして根管治療スタート
因みにこのピンク色のが神経
MB2も出てきました。
根管充填を行い
レジン充填
レントゲン
治療回数2回
根管治療+土台+レジン充填
歯内療法専門医とレジン専門医の合わせ技!!
神経は取る処置となってしまいましたが、歯は多く残せました(・∀・)v
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