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レントゲンに入りきらない大きな病変の1年予後 感染根管治療

根管治療時にマストで必要なレントゲン

たまに病変(骨が溶けた所)が大きすぎて

小さなレントゲン(デンタル)には収まらない場合もあります。

  

デンタルからはみ出すほどの根尖病変

2018 EEdental YM (0).jpg

 

パノラマレントゲン(大きなレントゲン)で再診査

2018 EEdental YM (1).jpg

下歯槽神経に達するほどの大きな病変。。。

(親指の第一関節ぐらいありそうです)

http://eedental.jp/ee_diary/2017/10/post-1666.html 

   

患者さんは治療出来れば残したいとのことで治療スタート

被せ物・土台・ガッタパチャーを除去すると歯の中からドバドバ膿が出てきました。

  

1か月おきに洗浄すること4回目でようやく膿も止まり

5回目の治療時に根管充填+土台+仮歯

2018 EEdental YM (2).jpg

術後経過をみて行き、1年経過した今月のレントゲン検診では、

痛みや腫れもなく快適に食事が取れているとのこと!

 

病変はかなり大きかったですが、

何とか残ってくれそうな雰囲気がでてきました!ヽ(・∀・)

  

 

この歯も神経管の走行が複雑な樋状根であり、

樋状根の歯の再治療率は比較的高いような気がしています。

  

奥歯は特に抜髄時(1回目の根管治療)きちんとラバーダムなどして治療を受けることをお勧めします!(σ・Д・)σ

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