Home> 歯内療法日記 > 再根管治療 長いファイル除去&除去
再根管治療 長いファイル除去&除去
- 2018年5月22日 09:18
- 歯内療法日記
以前参加したファイル除去道場
http://eedental.jp/ee_diary/2016/07/post-1443.html
あれから何となくこつがつかめつつあり、
今週は、
長いファイルでもたまたま15分で除去
除去ファイル
5mmほどの長めのファイル
*寺内先生基準によるとレントゲンで3mm以上のファイルは難度が1つ上がるとのこと
折れた金属が長いほど除去には時間と技術が必要になります。
最近は超音波チップの先を茶色シリコンでピンピンになるぐらい細く削り
それで破折ファイルの内側へ攻めるという寺内道場のお教え通りにやっています。
先週の次のケース
このケースは長いファイルでも10分
5mmほどのファイル除去
パーフォレーションもありレントゲンで術中のチェック
「?」
「根尖にもう1本ないか!?」
はい、また出てきました!
短いのは3分で除去終了!
2ケース目の歯は
・破折ファイル×2
・パーフォレーション(歯に穴)
・口蓋根と近心頬側根の根尖破壊(根尖は#80以上に拡大)
多量の肉芽組織が歯の中に入り込んでいました。
と再治療により起こってしまった医原性の問題の数々。。。
根管治療は特に知識と技術差が予後に大きくものいう治療の代表格です。
1人目の先生が起こしてしまったエラーを解決する為には、それ以上に上手な2人目の先生でなければなりません。
2人目の先生が起こしたエラーは更に上手な先生が治療しないと。。。
*自分なら根管治療は最初から歯内療法専門医に頼りますね(-ω-;)
歯科医院選択の重要な所は、その歯科医院がどの分野が得意なのかをまず知ることです。
・歯を残すのが得意なのか!?
・歯を抜いてインプラントなどで人工歯を作るのが得意なのか!?
・おしゃべりが得意なのか!?
・セラミックや詰め物が得意なのか!?
自分の歯を残したい患者さんが、闇雲に歯科医院を受診しても
インプラントが得意な先生なら抜歯→インプラントが第一選択の治療になることもあります。
*特に歯科では不思議なことではありません。難しい歯は抜いてインプラントというのが日本の歯科医療の一般的な流れかと思います。
ホント、根管治療は難しいだけあって、上手な先生の勘所を教わり
マネするのが上達への近道ですね!! (・∀・)ノ
- 購読
- Powerd By