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寺内先生の破折ファイル除去セミナーを聞きに神奈川へ

日本一、いや世界一破折ファイルファイル除去が上手な

寺内先生のセミナーを受講してきました。

 

お値段17万4000円+新幹線代16000円

(家族には焼き肉30回分と言われましたが・・・)

  

自分に足りない技術を補う為には仕方がありません(・∩・)

 

 

まず寺内先生がおっしゃられていたのが

【保険治療からの脱却】

まぁEEデンタルは自費専門歯科医院なので今更なんですが、

個人的にも保険治療は既に崩壊しており・・・

http://eedental.jp/ee_diary/2016/03/post-1352.html 

 

今回の破折ファイル除去

保険治療は、顕微鏡+ラバーダムをして1時間かかっても500円(3割負担で160円)

寺内先生のチャージは8万円

 

  

因みに今回セミナーで使用した器材の金属のループは1つ2万円

(操作を間違えれば1回で2万円がパーになる)

超音波チップ×3、トレフィンバー 16000円×4=64000円

 

何万もの道具を導入して、もし何かあれば数千万円もの訴訟のリスクがあり

得られる金額は500円

  

  

一般的な企業が500円の利益の為に数10万投資しますかね?

 

 

日本人の大好きな『赤ひげ先生』の登場でも期待するしかないのでは?  

  

制度のことはこのぐらいにして、  

 

昨日のセミナーは非常に勉強になりました。

まとめ

*破折器具の難易度判断は ⇒ ファイルの頭が顕微鏡で見えるか・みえないか?で判断

*超音波チップはいつまで使用するのか ⇒ ファイルが揺れるまで

*超音波使用時に注意すること ⇒ ファイルの頭を触らない、ファイル側面にも当てない、ファイルの内側を削る、間欠的にオーバーヒートに気を付ける

*破折ファイルが4.5mmを越えたらループ(2万)で取る

*超音波で取れない理由 ⇒ ファイルが長い、超音波チップが太い、ファイルの頭が外湾側の歯質に当たっている

*ファイルが根尖側に移動する理由 ⇒ ファイルの頭を触っている、ファイルの外湾側を削ったから

*その他:超音波チップはシリコンポイントで極細にする、チップをベンディングする、ファイルの周りを『コ』の字状に削る、トライして45分経過したらその日は諦める

  

Dr. Ino.jpg

ホント、世界トップレベルの技術に触れられ収穫は大きかったです!(^ω^)

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