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スプーンを噛んだら根管治療した前歯がかけた

患者さんは30代男性患者さん

20202 EEdental KT (4).jpg

スプーンを噛んでしまい前歯がかけたとのこと、神経のない歯だから痛みなどはないそう

 

神経を取った歯というのは、歯の周りの感覚受容器が鈍感になってしまい、

神経のある歯に比べ3倍ぐらい強い力をかけないと危ないという感覚が出ません。

つまり神経を取った歯というのは知らない間に強く咬んでしまっているということが分かっています。   

 

今回スプーンを強く咬んでしまいかけたのもその理由でしょう。

 

 

表面が3×3mmほどかけた所をレジンで1回で40分で治療を行いました。

20202 EEdental KT (5).jpg

すみません、顕微鏡画像で(汗)

 

実はこの歯以前膿んでしまった歯でしたが、 

根管治療を行い病変も綺麗に治ってきてくれています。

20202 EEdental KT (3).jpg

病変部分にびっしり骨ができ、病変は完全に消失しています。 

 

個人的には下顎の前歯は被せるよりレジンで行ける所まで行った方が歯の寿命を長くできるような気がしています。

かけてもレジンが得意な先生ならレジンでその場でリペアできますしね!

 

 

下顎の前歯って、被せると殆ど自分の歯無くなりますから注意してください(・Д・;)

再根管治療を行うと、残る歯の少なさを実感します。。。

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