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EEデンタル こだわり: 2014年7月アーカイブ
矯正後の虫歯治療
- 2014年7月30日 15:21
- EEデンタル こだわり
矯正期間中はブラケットなどの装置により、非常に歯磨きがしにくい状況が続きます。
また、銀歯などが入っているような場合は矯正終了後に白い詰め物被せ物にするのがセオリーです。
(矯正前に白く治しても矯正装置を外す際にボロボロになることが多いので・・・)
術前 ⇒ 術後
レジン治療 10本
セラミック治療 2本
治療期間 7カ月
綺麗に白く修復できたと思います!v( ・ω・)
歯ブラシも綺麗にできる患者さんなので、修復物は長持ちすると思います!
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週末の勉強会
- 2014年7月27日 10:59
- 院長の趣味の世界 | EEデンタル こだわり
週末、神戸で勉強会がありました。
幽霊部員の私は年に1回しか参加していないのですが、
何故か毎年発表させてもらっています(p・Д・;)
今回は来週発表する「顕微鏡について」を話させてもらいました。
少しスライドを改善した方がいいポイントなどご指摘頂き参考になりました。
私の後に師匠が来週、世界エンドフォーラムで発表するネタを先に話してくれました。
今回はCBCTについて発表するようなのですが、
いやぁ~、上手い!
私から見たら、国内のエンド症例の中でも根管形成、根管充填トップレベルです!
どうやったら、あんな根管充填ができるのか?
ん~、また見学に行って良い道具を教えてもらわなくては
また帰りに、ここ3年分ぐらいのエンドに関わる資料を阿部先生に頂いたので、
来週の講演会が終わったら貰った資料で勉強したいと思います。
12月のペントロンエンドセミナーのスライドに足しにしたいと思います!( ̄▽ ̄)
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ダイレクトクラウン
- 2014年7月15日 16:18
- EEデンタル こだわり
先週、取引先のササキで
「ダイレクトクラウン」のハンズオンセミナーがあったので参加してきました。
個人的には、感染根管治療後(膿の貯まった歯)の仮歯は軟らかいレジンで仮歯を作るので
長期的にみると咬み合わせが下がってしまったりして、もう少し強度のあるものはないものかと
セミナーに参加してきました。
結論から言えば、ブレブレのコンセプトで私的には完全になし!(´-ω-`;)ゞ
保険治療のHJK(硬質レジン冠)、CAD/CAMの方がよっぽどマシのような気が・・・
メーカーの講師は、
この商品は3M(アメリカの企業)でも日本3Mでの販売となっております。
と言っていましたが、
この商品アメリカで受け入れはしがたいと思うのですが・・・
疑問点ですが、
この写真の被せ物のような歯はレジンのペーストで作られており、
中途半端に圧接して、縁の部分を歯医者が調整して作るわけなんですが、
おいおい、そもそも「レジン充填にラバーダムしてくれ」というメーカーが、
何で縁下の浸出液ダラダラの場所にレジンを使ってもいいと言ってる訳!?
レジン歯肉に当たっているよ?(¬з¬)σ
縁下形成(歯茎の下まで削ること)すれば多少の出血が出ることが殆どです、
レジンにとって血液は接着力を落とす最大の因子
これもOKな訳?Σ( ゚Д゚;)
また、マージン付近のトリミング、扱いなんですが、どう考えても歯医者より技工士の方が上手でしょ!?(゚Д゚≡゚Д゚)
(毎日、その部分をこだわって顕微鏡下で作っている技工士と VS 時間に追われ週に何回か裸眼で行う歯医者)
被せ物の咬む面も、本物らしく溝を掘るとレジンの厚みが取れずダイレクトクラウンが割れる原因になるので、
極力咬合面はシンプルな形態にとのこと・・・
(EEデンタル、仮歯でももう少し咬合面しっかり作ってるけど・・・)
しかもダイレクトクラウン、支台歯とクラウンが殆どフィトしていません。
そのガバガバの空間はレジン系のセメントで埋めちゃえばOKとのこと・・・
(; ̄Д ̄)な、なんじゃと?
ガタガタのマージンを縁下に入れて、レジン系の接着剤でとりあえず付けておいても、
そのうち歯肉炎を起こし患者さんに何か言われると思うのですが・・・
メーカー側は今テレビでダイレクトクラウンの特集をよくされており、
「今からはこのダイレクトクラウンでプチ自費治療で収入を上げましょう!」
でしたが、
私には正直歯医者の利益面以外臨床的メリットが見つからず・・・
EEデンタルの治療基準には全く当てはまらないものでした。。。
自分の口の中に入れれないものは私は患者さんには使いません( ̄ヘ ̄;)
あ~~、私の貴重な日曜日が・・・( ノω< ;)
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残念ながら・・・ セラミッククラウン作り直しです。。。
- 2014年7月10日 14:09
- EEデンタル こだわり
前歯を治したいという患者さんの治療
歯に穴が開けられていたりと色々問題山積みで、
8か月近く問題を1つずつ解決しながら、(いずれブログにする予定です)
今日、出来上がってきたセラミッククラウン(ジルコニア)を合わせてみると!
顕微鏡で見ると0.3mm程度の段差が・・・
(理論上段差はゼロにはできませんが、個人的には0.07mm以下が合格ラインです)
患者さんには全く分からない単位でのものなのですが、被せ物と自分の歯に段差があると、
隙間にプラーク(細菌)が貯まりやすく、嫌な匂い、味などが起こり、やがて歯茎炎症を受けて・・・
歯肉炎⇒歯周病を起こす装置になってしまいます。
セラミストは、ここまでマニアックに歯の色を表現してくれましたが、適合面で問題があり、
一から作り治しとなりました。
審美の世界も色々です。
とりあえず白い歯が入ればOK
色・形があっていればOK
精度にこだわった、本物に近い歯を作るのか!
毎回書いていますが、私の審美とは精度ありきの審美治療です。
その時の見た目だけでは近い将来必ず問題が起こります。
(早く、安く、上手いは歯科ではあまり存在しませんし、私はそこを目指して治療はしていません)
歯科治療は積み木のようなもので、
1つづつ下の段から綺麗に並べて初めて頂上に小さな積み木が1つ置ける訳です。
患者さんには申し訳ないのですが、
こだわった治療をしたいので、最後の積み木の部分(セラミック)だけは一から作り直します。
どこでエラーが起こったかの原因究明からです。。。(´-ω-`;)ゞ
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