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中心結節の破折後 1年3か月経過
- Posted by: eedental
- 2014年7月31日 16:58
- 歯内療法日記
以前ブログにした「中心結節破損による根未完成歯」
http://eedental.jp/ee_diary/2013/12/post-883.html
歯の赤丸部分に本来は小さな突起があったと推測されます。
折れた突起の影響で神経が死んでしまい根の先に病変が見えます。
また、この歯は歯が作られている最中に神経が死んでしまっているので、
このまま置いておいても根の先は完成されません。
この歯には特に大きな虫歯もなく健康そのものの歯だったので、
咬む面に2.5mmぐらいの小さな穴を開けてそこから根管治療を行い、最後はその部位にレジン充填を!
こんな感じ
このケースは根尖にMTAを用いて根尖の閉鎖を行いました。
MTAを使用すると、歯が黒く変色することがあるのですが、
今回のケースは1年経過しましたが、今の所変色は起こっていません。
逆に言えばこのような根の先が完成していない歯に関してはMTAを使用しないと予後が悪いので
術前に患者さん、お母さんに、
「黒くなるリスクはあるが、今の年齢だと歯を残すことを考えた方がいい」と説明はしています。
また、「もし変色して20歳ぐらいに見た目が気になるようになればその時に大きく削ってセラミックを入れればある程度綺麗にできるから」
とも話しました。
(二十歳まで後8年近くありますが・・・)
うまく歯が残りそうな雰囲気はありますが、変色せずに経過するか見て行く必要がありそうです。
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