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2015年11月アーカイブ

車の中のヘビーローテの1曲

最近この曲にハマっています( ・ ω・)ノ

 

 

さて、今日は神戸の勉強会で発表の為医院の方は14時半までとさせて頂きます。

 

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レジンが割れる・・・ 

最近エンドのことばかりですが、実はこんなことがありました。

 

私が以前詰めた歯

普通にしている時は問題無いのだが、かむ時だけ痛い

 

口の中を見せてもらうと

2015 EEdental kuri (1).jpg

よく分からない・・・(´-ω-`;)ゞ

  

レントゲンを撮ってみると

2015 EEdental kuri(2).jpg

あれ? レジン割れていないか?( ̄ω ̄A)

  

案の定

2015 EEdental kuri (3).jpg

レジンを取った所

 

2015 EEdental kuri (4).jpg

取れたレジン

 

割れていました。。。(; ̄Д ̄)

  

直接法で詰めたレジンがこのように割れたのは私自身【初】でした。(嬉しくない初物ですが・・・)

年間1000本近くレジン詰めていますが、こんな割れ方するのか・・・

  

 

虫歯がないことより患者さんに説明をして、かけた部分だけレジン充填をしてリペアしました。

2015 EEdental kuri (5).jpg

次に同じように割れたら「ゴールドインレー」にさせてもらいます。

 

 

今回レントゲンで割れていると推測でき治療が行えましたが、

色々初体験ができ今後の参考になるケースでした( ・∀・)

 

 

充填後

2015 EEdental kuri (6).jpg

綺麗に段差なく充填できているのが分かります!

 

 

個人的にはですが、

何か問題が起こった際に必要最低限の修復で終ることができるというのもレジン治療の良い処だと思っていますし、

次の大きく削るというステップに移行せずに済む点もレジンのメリットの1つだと思います。

 

 

さて、この後この修復が何年持ってくれるか? ( ^ω ^ )ノ

 

因みに最近の文献によると

レジンの10年生存率は『92%』

かなり信頼のおける治療法になっています。

 

 

それでも昔ながらのインレーがこの国では第一選択肢なんですよね・・・

http://eedental.jp/ee_diary/2015/11/post-1278.html 

 

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歯に穴があいて出てくる膿(パフォレーションリペア後)

患者さんは歯茎がいつも腫れていて膿が出るとのことで来院

 

レントゲンを撮ってみると

2015 EEdental yok (1).jpg

根分岐部の骨がない・・・

 

たぶん金属の土台を作る際に削り過ぎてしまったのでしょう。。。

⇒ 削り過ぎて歯の側面に穴があき、そこから細菌が外に攻撃をして骨が無くなり膿が出ている 

 

まずは穴のあいた部分をMTAにて修復

2015 EEdental yok (2).jpg

そこから通常の根管治療を行い、1年仮歯で様子をみて、

その間歯茎から膿が出てきていないことを確認して、

 

今週ようやくクラウンを入れました。

2015 EEdental yoko.jpg

 

根管治療は非常に地味な治療ですが、

術者の知識量と腕がモロに出る治療の代表的な治療の1つです。

  

  

何とか歯の保存が行えました!ヽ( ̄▽ ̄)ノ

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3mmの穴からの根管治療

感染根管治療の1年予後で来院して頂きました。

  

当時患者さんは他院で1年前にセラミックインレーを入れたのだが

違和感が強くなってきたので見てほしいとのことで来院

 

診断を行うと、 

 セラミックインレーの為に歯を削った刺激の為か神経が死んできてしまっていました。

*セラミック系修復はがっつり削る系の治療なので、このように神経が後で死んでしまうリスクがあります。

  

総合的に判断して、

適合のいいセラミックアンレーだった為に、今回セラミックは外さずに治療を行うことにしました。

 

術前(赤丸が病変) ⇒ 1年後 

2015 EEdental  Asa  (1).jpg

綺麗に治ってきてくれています。  

 

今回のケースもたまたま治ってきてくれました\(^ω^\)( /^ω^)/

 

 

このケースは歯の上に約3mm程度の穴をあけそこから神経にアクセス

2015 EEdental  Asa  (2).jpg

歯の青い部分がアクセスホール(言わばマンホールのふた)

 

顕微鏡を駆使すればケースによっては、この穴から根管治療が可能です。

2015 EEdental  Asa  (3).jpg

 

こんなことすると、「しっかり治療できない」など意見を頂きますが、

たぶん裸眼で見るよりはきちんと治療出来ていると個人的には思っています。 

(ぶっちゃけ、十分見えています) 

  

例えば、今回のケースも

2015 EEdental  Asa  (4).jpg

MB2もこの穴からで治療は可能です! ヾ( ゚ д ゚ )

 

個人的には無理してこんなことしているのではなく、

【治療を継続している結果この形になっているだけ】

患者さんの歯の難易度から無理だと判断すれば3mmの穴からのアプローチはしません(笑)

 

 

 

技術の探究をしたいので、保険治療を止めた部分は大きいので、

色々考え方はありますが、今私が最善だと思える方法で治療をさせて頂きますm(_ _ )m

 

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長年歯茎から膿が出ていた歯の感染根管治療

1年前に根管治療を行ったが、また大きく腫れてきていまい。

今度は【抜歯】しかないとのこと

 

レントゲンで診査してみると

2015 EEdental Os.jpg

だいぶ大きく骨が減っています。(赤丸の部分が骨のない病変部分)

 

昔から膿は出ていたそうなので、相当長い間細菌感染があったと推測できます。

 

  

歯の揺れなどがないことより、一度再感染根管治療をして歯の保存を試みることに

 

術前 ⇒ 術後1年(セラミッククラウンSet)

2015 EEdental Os1.jpg

根尖がだいぶ大きく削られていたので、そのこ根だけMTA根充を選択

 

1年経過して、無くなった骨も回復し、

臨床症状も全く問題ないのでセラミッククラウンを入れさせてもらいました( ̄▽ ̄ ) 

(たまたま治ってくれました)

  

 

根管治療は非常に手間のかかる治療です、

もしかかりつけの先生に根管治療が原因で抜かなければならない

となったら、歯内療法専門医に一度診てもらうのもいいと思いますよ。

  

 

根管治療でうまく行けばふたたびかかるつけの先生の所で被せてもらうだけで十分ですからねヾ( ・ω・)ノ

  

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薔薇サブ

薔薇サブのくたびれ感良い感じです。

DSC00055.jpg

ちょっと前まで右側のデカ薔薇(80年代 たぶんリダン)をよくしていたのですが、

ここ最近全く使っていなかった左側の1960年代の時計を使用しています。

日に6秒程度くるいますが、あまり気にしません。 

  

冷静に考えると、携帯の時計の方がよっぽど正確なんですけどね(ー □ー;)

 

50年前に新品で購入した人も同じようにぜんまい巻いて使っていたと思うと興味深い!

  

今のデジタル商品って昔のアナログの道具に比べると長く使えないという消費一辺倒なご時世 

(テクノロジーの進化の分長く使える方向にはならないのか?)

   

 

 

 

 

そういったアナログ部分に魅力を感じる40代

 

 

まぁ、20代からこんなでしたけど(・∀・;)

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外科的歯内療法後の根管治療

再外科的歯内療法

http://eedental.jp/ee_diary/2015/11/post-1286.html 

で外科処置の次の処置は抜歯になると書いたのですが・・・

 

今回のケースは外科後数年経過して違和感が出た後腫れてきてしまった患者さん

このケースに関しては再外科より、再根管治療の方がベターだと判断して

クラウン除去後感染根管治療+MTA根充で治療をさせてもらいました。

2015 EEdental Ho.jpg

 

半年間症状も出ていないことより、次はセラミック治療を行います( ≖ิ‿≖ิ)

 

 

歯を長持ちされるには基礎の治療が非常に重要になります。

http://eedental.jp/ee_diary/2015/11/post-1280.html 

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知らないと損をする、なるべく削らない治療(レジン治療)

FDIが『MI』を提唱したのが2000年

 

あれから先進国はなるべく削らない方向になっているのですが、

 

こと日本は・・・

【虫歯の治療法は様々 削らない歯科医院と削る歯科医院】

http://eedental.jp/ee_diary/2015/11/post-1278.html 

↑ こんな感じ

 

 

21世紀に入っても100年近く前のブラック先生の治療基準(ガッツリ削る)を採用しています。

(ただし、日本の保険治療は世界的にみてもありえないぐらい激安で治療を受けられる恩恵はあります)

 

 

私は自分の受けたい治療をしたいので保険治療を止めてしまいましたが、

現在、歯と歯の間の虫歯なら顕微鏡を使用して、

2015 EEdental nakatake.jpg

なるべく健康な部分は削らない治療を行っています。

【治療時間:1時間  治療回数:1回 費用:おおよそ5万円】

   

今回のケース 全てフロアブル(液状)レジンのみで充填しました。

2015 nakatake  (1).jpg

マジェスティーLV OA3

マジェスティーLV 乳歯色

マジェスティーES XW

の3色でボックス窩洞を詰めるのが最近の私のトレンドです( ・ ω・ )ノ

 

固形のレジンを使用しないので、ある程度丸みのある詰め物が作れます。

 

私の今のレジンのコンセプトは『いかに直線化させない形態で終れるか』

本物っぽく見せる為には全て曲面で詰めないとリアルには見えないので・・・

 

と、どうでもいいことばかり考えレジンを詰めています(笑)

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再外科的歯内療法

再外科を依頼されて外科後6ヶ月後

2015 EEdental NI.jpg

*赤丸内の黒い部分が骨のない部分

 

症状もなくなり、骨も出来あがってきてくれています(・ω・)ノ

 

 

基本的には私は通常の根管治療で治そうとする派であり、外科的歯内療法で治す派ではありません。

http://www.eedental.jp/surgery.html 

HPの①の方法が通常の根管治療

②が外科的歯内療法

  

過去に一度外科がしてあると、次の治療は外科しか残されていませんので今回は再外科的歯内療法で治療を行いました。

 

患者さんに知っておいてもらいたいのは

悪くなった歯の治療の手札は2枚(①の通常の根管治療、②の外科的歯内療法)

1枚目のカードで②の外科を選択すると、次には①のカードはきれません。

 

ですので、外科は抜歯前の最後の手段だと考えてくださいね。

 

ただ、今回のようにロングスパンのブリッジなど入っていると、外科処置しか治療選択肢がない場合もあります。。。( - ω - )ノ

 

 

今回のケース術後1年を見て問題なければ終了です。

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口腔内の最多レジン数 レジンで全顎治療

今日は朝から歯科緊急当番

 

今年のBEST 全顎レジン症例になるでしょうか。

 

はい、ど~ん

2015 EEdental SK.jpg

レジンで何本治療したか分かりますか?

 

私史上過去最多!

30本!

 

嘘です、そんなに歯はありませんが(笑)

術後 上.jpg

術後 下.jpg 

口全体で21本治療させてもらいましたヽ(  ̄▽ ̄ )ノ

*下顎の前歯の被せ物は歯の寿命を考え今は治療しないことにしました。  

 見た目も大事ですが、歯の寿命も考えた治療計画にしました。

 

  

individual restoration (個性的な修復)

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治療のルールに従った根管治療

2015 EEdental  Og.jpg

今月6カ月予後でした。

 

骨が徐々に出来てきています(・∀・)ノ

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10年ひと昔

11月28日レジンの発表をしようと思い

診療後にレジンの本を読んでいますが、10年前の本と比べるとレジンの進化は目覚ましいですね!( ^ д ^)

DSC02637.jpg

 

今年で レジン修復は60年だそうで節目の年でもあるようです。

 

また日本のレジンの接着技術は現段階では世界一で、それこそ世界を牽引している立場です。

(メーカーの努力によるものです)

 

ただし、日本の臨床では銀歯がまだまだ主流であり、レジンは未だに予後が悪いというイメージが強いです。

色々読んで見ると、レジンとインレーの予後の差というものはあまりありません。

 

 

基本的に保険治療のレジンの治療費が安すぎるために、世界一の技術も使われないという悲しい現実。。。( ´ Д `;)

 

将来的にレジンの治療費がインレー(銀歯)と同等になれば治療も変わるでしょうね!

成功率が同じであれば治療費同じにしてしまえばいいのにヾ( ・ω・)ノ゚

 

日本にはいいものがたくさんあるのですが、制度とか規制で価値が下がってしまっています。

 

 

世界一の接着技術があるのであればそれをもっと生かそうよ!

日本人の手先の器用さであればレジン治療も世界一の国なれる気がします

 

 

と本を読みつつ

「薔薇チュー」を解体して遊んでいます(笑)

DSC02631.jpg

買ったリベットブレスのフラッシュフィットが微妙に合わない。。。( ´ ε `;)

 

自分で慎重に削って調整しています。

 

日本人の手先の器用さを生かして( ̄∀ ̄;)

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久々の意図的再植術

 『意図的再植術』の動画

 

術前時白い歯が入っていたのですが・・・

全て根尖病変があり近医の先生からの紹介で治療をさせてもらいました。

 

が!

 

一番奥の歯の治りだけ悪く、結局意図的再植術で歯の保存を試みました。

2015 EEdental wat.jpg

治ってくれるといいんですが! 

 

 

今後定期的にレントゲン撮影をしていきます(^ー^)ノ

 

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初めて見たスクリューピン

先日根管治療をしていると、

揺れているんだがなかなか取れないスクリューピンがあり、

除去してみると。。。

 

「なんじゃこら!」(  ̄Д ̄;)

pin.jpg

初めてみるピンで、三国無双の武器に出てくるような形状

 

患者さんが言うには10年以上前にアメリカで治療を受けた際のものだとか。

 

色々材料ありますが、年に1~2つぐらいまだ見たことない材料を見ます。

初見のものはやはり初めての体験をしますが、いい経験値にはなっています。

  

 

今回のピンも非常に取るのに時間がかかりましたが、次に出てきた際には今回の経験を元に!d(ゝ∀・)

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虫歯の治療法は様々 削らない歯科医院と削る歯科医院

先日こんなことがありました。

 

中学生のお子さんの歯、いつもかかっている歯科医院で

A先生:「歯と歯の間に小さな虫歯かもね? 治療しておきますか?」

 

Yさん:「小さい虫歯なんですね、じゃあ治療をお願いします」

治療が終わった後に先生から、 

A先生:「次回型を採りますから、銀歯にするか自費の白い歯にするか決めてきてください」

   

Yさん:「小さい虫歯なのに!?」

 

 

その後、治療痕を見て

「先生~、子供の歯が大きく削られてしまったので一度診てください」

と電話がありました。

 

 

今年の3月に萌出途中の第二大臼歯の難しい治療をしたことがあったので、

EEデンタルにあったレントゲンで術前時見ていると

2015 EEdental  Y A (1).jpg

「これ治療したんですか?」

  

レントゲン所見的には微妙にあるね程度なんですけどね。。。

(前回の顕微鏡診察では私はまだ削る必要ないと考えていました。 お母さんに疑いがあるとは伝えて) 

 

 

お母さんも小さな虫歯だと聞いてので

小さい虫歯=小さく治療する=簡単

と思われたのでしょう。

 

   

 

EEデンタル来院時

2015 EEdental  Y A (2).jpg

*青い部分が削ってあった場所

私:「あらら、ガッツリ削ってあるね」 

  

Yさん:『こんなに削るものですか!?』

私:「はい、歯と歯の間の虫歯を治療するんだったらこれは教科書的な方法ですね」

 :「虫歯1に対して、健康な所を10以上削るのが一般的な治療法ですね」

     

Yさん:『先生もこんなに削るんですか!?』

  

私:「100年近く前からの治療基準は私は採用していないですね」

  :「私は直接法でレジン詰めるから咬む面はそこまで削らないですね」

  :「でも健康な部分は削りますが、最小限にできます」

 

    

私:「レジンで歯と歯の間治すとこんな感じかな」

2015 K.jpg

*歯と歯の大きめの虫歯でこのぐらい削ります。

(1時間でレジンまで詰めれます)

 

追記:最近のケース

na.jpg

治療時間:1時間 

 

私:「と、言うか保険治療の歯科医院であれば極々一般的な治療法ですよ」

 :「逆に削らない特殊なお歯科医院の基準を持って来られても先生困りますよ」

  

私:「たぶん100件歯科医院があればEEデンタルみたいな基準で治療しているのなんて1~2件だと思います」

  

Yさん:「そうなんですね」

 

私:「日本の歯科治療は21世紀に入っても20世紀基準での治療ですからね・・・」

 

*個人的な意見ですが・・・

日本の歯科医院の設備は先進国でも最先端ですが、歯の治療に関しては最先端とは全く言えない治療基準です。

が、

世界的にみても非常に安い治療費で治療を受けれている大きなメリットもあります。

(日本の保険治療は世界一費用対効果が高いと思います) 

 

 

私:「削られてしまったものは仕方がないので治療しちゃいましょう」

 :「後ね、私は『間接法』はデメリットの面から嫌いだから直接法で今日治してしまいますね」

 

術後

2015 EEdental  Y A (3).jpg

 

プラスチック治療で来年の学校歯科検診で見つからないレベルに修復ヽ( ・д・ )

 

 

という、一般の人では摩訶不思議に思えてしまう治療基準の違いについてのやり取りがありました(-c_ - )

 

 

このブログを参考にされている患者さんもおられると思いますが、

歯科治療の基準は歯科医院ごとで結構マチマチです。

 

  

また治療は最初にその歯を治療してもらう先生で歯の削り方で寿命まで大きく左右されてしまいます。

 

 

まずは、虫歯を作らないように歯を磨いてください。

もし不幸にも小~中程度の虫歯が出来てしまった場合は顕微鏡下で行う直接法のレジン充填がお勧めです。

*顕微鏡レジンに慣れた歯科医院が前提です。

 

 

ネットで得た基準は今かかっている歯科医院の基準にはなりませんのでその点は知っておかれてくださいヾ( ̄∇ ̄)ノ

 

 

追記:後日談として娘さん

「こんな見える所に銀歯なんて入れたら、生きていけないよ」

と言っていたみたいです(笑)

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基礎からしっかり作るセラミック治療

EEデンタル 歯内療法専門だけでやって行きたかったのですが・・・

 
色々な事情があり今の診療スタイルになりました。

理由:http://eedental.jp/ee_diary/2011/02/post-243.html 

  

ただ、本当の意味での専門というなら「歯内療法」のみを行う先生のことだとは思います。

  

ですので私はプチ専門医となります(笑)

  

 

プチ専門医の強みは、歯内療法後の治療も考えた歯内療法が出来るところでしょうか。

  

以前のブログ

チマチマした根管治療が歯を残す:http://eedental.jp/ee_diary/2015/09/post-1254.html 

  

今週ようやく治療が終わりました。

根管治療後1年半

2015 EEdental KAT (2).jpg

レントゲン上だいぶ骨が出来てきてくれています。 

 

骨の治りを確認した後にセラミッククラウン

2015 EEdental KAT (1).jpg

右上3、右上2、左上1・2 計4本

セラミッククラウン(ジルコニア)

右上1:レジン充填

 *セラミックを入れた直後なので、後1週間もすればもう少し歯茎はととのうと思います。

 

  

セラミスとが作ったセラミックのホワイトステインがいい感じですヽ(・ω・ )

術前時のセラミッククラウンの透明感の表現とは明らかに違いがあります。

 

ホント歯科治療は作る【人】に大きく依存するものだと感じます。

  

 
今後2年後予後のレントゲン審査を行っていきますヽ(・ε・ )

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根管治療はゴム(薬)を詰める治療ではありません。

http://eedental.jp/ee_diary/2015/09/post-1255.html 

の続き

 

根管治療を続けても、膿と腫れが治まらないという患者さん

2015%20EEdental it.jpg

赤丸内の黒い部分が骨の溶けた部分

(小指の第一関節ぐらい骨が無くなっています)

 

よく、「根の先まで薬が詰まってないので、根管治療の再治療をしましょう」

など話がありますが、実は根管治療で最終的に詰める薬は薬ではなくただのゴムであって、

これが【綺麗に詰まっている=病気にならない】 にはなりません。

 

大切なのは根管内(歯の中)の細菌をいかに入らせない・減らすかになります。

 

今回私がやったことは1回目に時間をかけて根管内の清掃

2回目は1ヶ月後に1回目の清掃で歯の中が綺麗になり治癒傾向が出ているか確認

3回目もさらに1ヶ月後、腫れたり膿がでていないかの確認

  

治療1回目から2カ月後、根管内に詰め物をして見てみると

2015 EEdentaliti1 (2).jpg

歯の中に最終的な薬を入れていなくても、

黒い部分に骨が出来あがってきてくれ

ているのが分かります。

 

 

【根の先まで薬が入っていない】理論で行けば、このように治療中には治癒傾向は出てきません。

 

薬(ゴム)を入れてから初めて治癒傾向がはじめて出てくれば薬(ゴム)の効果とも思います。

 

最近の歯内療法の考え方ではゴムの詰め方はさほど重要視されていません。

 

 

ただ、この辺りの考え方は日本ではまだまだ浸透しておらず・・・

 

 

歯を残したければ知識量の多い歯内療法専門医の歯科医院で相談してもらった方が

歯を残せる確率が上がるかもしれません。

2015 EEdentaliti1 (1).jpg

治療期間2カ月 

 

 

今後定期的にレントゲン診断を行っていきます( ´ ▽ ` )ノ

 

追記:2カ月後

http://eedental.jp/ee_diary/2015/12/3-1.html 

 

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前歯が無くなった時に削らずに治す方法

下の前歯が1本無くなってしまった場合

2015 EEdental Ham (1).jpg

  

通常歯を入れる方法として、

1、ブリッジ ←一般的

2、部分入れ歯

3、インプラント

の3つがあります。

 

ただし、全てにデメリットがあり

1、ブリッジの場合:歯を大きく削る(歯の6割はなくなります)

2、部分入れ歯:咬めない・金具が来るため見た目が悪い 

3、インプラント:手術が必要、また今回の歯の幅では治療不可能

  

さて、どのデメリットを選ぶか?

 

 

そこで!

こんな方法「接着性ブリッジ(EEデンタル風)」

 

まず歯型を採って技工士にレジンで人工歯を作ってもらう

2015 EEdental Ham (2).jpg

「なるべく、色を合わせてね!」とオーダー

*今回の歯の色メチャ難しい歯の色なんです。

 

 

出来あがった歯を両隣の歯に接着剤で固定

2015 EEdental Ham (3).jpg

(写真:気泡入ってしまった)

 

こんな感じで意外と綺麗に自然な歯に

*歯茎の治癒をまって、ダミー部はオベイトタイプにして自然な立ち上げにしています。

 

 

個人的にはですが、下の前歯が無くなった時には今の所ベターな方法だと思っています。

特に下の前歯は非常に小さく、ブリッジを入れようとするとアッと言う間に歯は無くなってしまいます。

 

またブリッジを入れても、やり代えられる回数は非常に少なく結果として歯3本が無くなってしまう結果に・・・ 

 

 

今回の接着性ブリッジ(*下の前歯だけ)

治療費:6~7万円 保障なし

 

EEデンタルでセラミックブリッジを入れた場合

治療費:45万 5年保障

 

保障は付けていませんが、

接着性ブリッジに問題が起こっても再び接着性ブリッジで治療は可能です。

 

つまり7回やり直してセラミッククラウンと同じコストに

 

ただし、周りの歯は一切削りませんから、そこが最大のメリットだと思います。

 

 

昨日書いた

http://eedental.jp/ee_diary/2015/10/post-1276.html

 

削らない治療、削る治療

選択するのは患者さんです(σ・д・)σ

 

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