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3mmの穴からの根管治療

感染根管治療の1年予後で来院して頂きました。

  

当時患者さんは他院で1年前にセラミックインレーを入れたのだが

違和感が強くなってきたので見てほしいとのことで来院

 

診断を行うと、 

 セラミックインレーの為に歯を削った刺激の為か神経が死んできてしまっていました。

*セラミック系修復はがっつり削る系の治療なので、このように神経が後で死んでしまうリスクがあります。

  

総合的に判断して、

適合のいいセラミックアンレーだった為に、今回セラミックは外さずに治療を行うことにしました。

 

術前(赤丸が病変) ⇒ 1年後 

2015 EEdental  Asa  (1).jpg

綺麗に治ってきてくれています。  

 

今回のケースもたまたま治ってきてくれました\(^ω^\)( /^ω^)/

 

 

このケースは歯の上に約3mm程度の穴をあけそこから神経にアクセス

2015 EEdental  Asa  (2).jpg

歯の青い部分がアクセスホール(言わばマンホールのふた)

 

顕微鏡を駆使すればケースによっては、この穴から根管治療が可能です。

2015 EEdental  Asa  (3).jpg

 

こんなことすると、「しっかり治療できない」など意見を頂きますが、

たぶん裸眼で見るよりはきちんと治療出来ていると個人的には思っています。 

(ぶっちゃけ、十分見えています) 

  

例えば、今回のケースも

2015 EEdental  Asa  (4).jpg

MB2もこの穴からで治療は可能です! ヾ( ゚ д ゚ )

 

個人的には無理してこんなことしているのではなく、

【治療を継続している結果この形になっているだけ】

患者さんの歯の難易度から無理だと判断すれば3mmの穴からのアプローチはしません(笑)

 

 

 

技術の探究をしたいので、保険治療を止めた部分は大きいので、

色々考え方はありますが、今私が最善だと思える方法で治療をさせて頂きますm(_ _ )m

 

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