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大きな銀歯を直接法でレジンアンレーに修復

比較的大き目の金属修復でもレジンで詰めることがあります。

 

ただ、難しい。。。( ̄д ̄;)

2017 EEdental AH (1).jpg

銀に段差があり、そこから虫歯が疑われたので治療を行うことになりました。

 

最初の治療計画では

1番上の歯(7):レジン充填

上から2番目の歯(6):ゴールドアンレー(金属)

と計画しました。

 

当日、大きな金属の歯も可能であればレジンでいいか?

患者さんに聞いて、詰めれそうだったのでラバーをしてレジンで修復を行いました。

*下の奥歯はラバーをした方が詰めやすいので

2017 EEdental AH (2).jpg

治療時間2時間(2本)

レジンアンレー:7.5万

 

インレー(小さな金属)とは違い、アンレー(金属面積が大きい)は

歯の頂上から形を作る必要があり、インレーに比べると難度が格段に高いです(〇□〇;)

 

また現在の私の勘所では、

写真のように元の銀の形態が綺麗だといいのですが、

術前の銀の形状が悪い歯(銀の形状が不出来なもの)に関しては、

既に噛み合わせが狂っており、元の歯のような形態が出せないので

直接法では形を作ることができません。

 

歯の治療は治療の度に元の歯の形状から外れて行きますから、

なるべくなら、元の歯の形状に近いものを入れてもらった方が

後々トラブルのリスク軽減に繋がります。

 

ただ、レジンは形状よりどれだけきちんと隙間なく接着出来ているかの方が重要な面もありレジンはレジンで奥の深い治療ではあります。

2017 EEdental AH (3).jpg

段差もなく綺麗に詰めれたと思います!

 

レジンアンレーって術者の手間がかかるのでかなりマイナーな治療法です。

盛岡から先生がわざわざ治療を受けにくるぐらいですからね

http://eedental.jp/ee_diary/2017/01/4-5.html(・。・;)

 

健康な部分含め大きく「ガーーー」と削ってセラミッククラウンにした方が治療はラクですね!

間違えない!( -`ω-)

 

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