Home> 歯内療法日記 > MTA根管充填をするのであれば!

MTA根管充填をするのであれば!

AAE(アメリカ歯内療法学会)後毎日

師匠、阿部先生、三橋先生、末永先生、田中先生と一緒に飲みに行っていました。

(エンドマニアな先生ばかりの集い)

  

そこでするのは仕事の話、特に歯内療法の話(笑)

 

色々な話をするなかで1つのトピックスに

「MTA根管充填」がありました。

   

1つのいい材料が登場すると乱用され、

次第に原則に従わず治療を行い材料の評価が落ち、ダメな材料みたいに扱われることがあります( ̄ω ̄;).。

 

MTAも一般的な材料になってきました。

 

また再治療の際根の先が大きく開いているようなケースには良い結果が出ています。

2017 EEdental KF.jpg

 

ただ、一度固まったMTAはセメントなので、簡単に除去することができません。

MTA根管充填をした歯に関しては次は外科的歯内療法が治療の選択肢になります。

 

ですので、

MTA根管充填をした際には、入れた先生が外科処置まで担当すべきかと思います。 

   

患者さん的に言えば、MTA根管充填をしてもらう際には

もしうまく行かなかった場合その先生が【外科的歯内療法】が出来るか?

などは確認しておかれた方がいいと思います。

外科的歯内療法:http://www.eedental.jp/surgery.html

 

EEデンタルでも今年に入りMTA根管充填をしてからの転院の患者さんがおられ、凄く大変な思いをしました。

(取れないことはないが凄く大変・・・)

 

MTAセメント(バイオセラミック)は非常にいい材料です。

ただし、材料より誰に治療してもらうか?の方が大きなファクターになると思います(・∀・)ノ゙ 

Index of all entries

Home> 歯内療法日記 > MTA根管充填をするのであれば!

購読
Powerd By

Return to page top